はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

真珠庵へ・・・

2007-01-30 | 京都でお散歩
御金神社をあとに堀川通に出てバスに乗り大徳寺へと向かいました
冬の非公開文化財特別公開が行われてるんで、この機会に是非行ってみたかったんです
何ヶ所かでやってるんですが、今回選んだのは大徳寺
大徳寺の特別公開は真珠庵と聚光院の2ヵ所だったんですが、この日聚光院は休館日となっていました



こちらが大徳寺塔頭の真珠庵
堺の豪商尾和宗臨が一休さんの塔所として建立されたんだそうです。
方丈の廊下にどっかの画伯が書かれた一休さんの絵がありました。
あのアニメで見る可愛い一休さんではありませんよ



庫裏



真珠庵はすべて撮影禁止なんです
写真撮影はここまででした。
重要文化財が多いので、荷物もこちらで預かるようになっていました。
仕方なく解説の書いてあるチケットだけ持って進んで行ったんですが、観光ガイドの方がおられて、ひとつひとつ詳しく説明して下さったんです。
とてもわかりやすくて嬉しかったです~

まずは枯山水庭園に7・5・3と石が配置されている「七五三の庭」
これはわび茶を生んだ村田珠光の作庭と言われてるそうです。
その前の方丈には長谷川等伯筆「商山市皓」「蜆子猪頭」の水墨画がありました
長谷川等伯が一番ノってはった頃の作品なんだそうですね

方丈から書院「通僊院」へと移動するんですが、やわらかい雰囲気で趣が変わりますね~
この建物は正親町天皇の女御が化粧をするために使われてた屋敷なんだそうです。
正親町天皇がご病気になられた時、看病された医者 なからい○○(名前がわからない!)がこの屋敷を貰いはったそうですが、医者の身分でそのような屋敷に住むなんて恐れ多いと真珠庵に寄進されたんだそうです。
私やったら住むわ~

こちらには庭玉軒という二畳台目の茶室があり、建物内にも内坪と呼ばれる露路があるのが特徴なんだそうです
そして通常は外に置かれてるつくばいが内坪に置かれていました。
この茶室は雪国で暮らした金森宗和好みで、つくばいを外に置いておくと凍ってしまうんで中に入れたんだそうです
貴重な茶室を見れて良かったです

せっかくの特別公開のものなのに写真が撮れないのが残念だな~と思いましたが、しっかり目に焼き付けて来た・・つもり

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