☆原 題: Eega
☆製作年: 2012年
☆製作国: インド
☆日本公開: 2013年10月26日
☆上映時間: 125分
☆監督・脚本: S・S・ラージャウリ
☆キャスト: ナーニ、サマンサ・ブラブー、スディーブ
「ハエに生まれ変わった男が、愛する彼女を守るため、自分を殺したマフィアに戦いを挑む!」という単純なストーリーです。
ジャニは向かいに住んでるビンドゥに2年間も片思い。彼女に気に入られようと一生懸命ですが、無視され続けてます。
それでもジャニはビンドゥが自分に気があるからだとめちゃくちゃポジティブシンキングです。
ウザイくらい彼女の前をウロウロしてます。ちょっとイタイ奴。
ビンドゥも知らん顔しながらもジャニのことが気になる様子。ツンデレ?
寄付を求めてやってきたビンドゥに一目惚れした建設会社の社長スディーブ。
女好きで、世の中に自分が落とせない女はいないと豪語してます。
目的のためには手段を選ばず、思い通りにならなかった奥さんも財産目当てで殺してしまうような非情な奴。
ビンドゥのことも簡単に落とせると思ってたのに、ビンドゥはジャニのことばかり気になり・・・。
怒りに燃えたスディーブはジャニ殺害計画を立てます。
ある日やっとの思いでジャニはビンドゥの心を掴み、2年越しの恋が実ろうとした時、彼は拉致され殺害されてしまいます。
ところが何故かジャニの魂がハエの卵に乗り移り、ジャニはマッキー(ハエ)として生まれ変わり、ビンドゥを狙うスディーブに復讐をします。
「ハエの姿になって復讐する」って聞いた時、「フライ」のようなホラーを想像したんですが、めちゃくちゃ面白い映画でしたよ。
最初はハエだし復讐ってそういう事なの~と軽く笑ってたんですが、マッキーは徐々にパワーアップ。
ビンドゥに自分の存在を分かってもらい復讐を協力してもらってからは、武装し筋トレまでしてますますパワー全開!
まるで小さな仮面ライダーです。ビンドゥの趣味がここで生きてるよね。
ハエ1匹でとんでもない大騒動になります。
「お前を殺す」と宣戦布告するマッキー恰好いぞ。
ハエに翻弄されるスディーブが笑えるね。
でもイライラ程度な反撃からエスカレートする復讐は結構怖くて本格的です。
マンガ+ハードボイルドみたいな。
サウナの場面はホラーみたくなるのかと焦ったよ。でもその後のオチにウケまくってしまいました。
コクあり過ぎ顔のスディーブさんがわりと好みで、痛めつけられる姿に途中から気の毒になりながらも笑いが止まりませんでした。
マッキーの部分は可愛くてお子ちゃまにも楽しめると思うけど、ハードな部分はキツイかも?
あ、マッキーは可愛い声で鳴くんですよ。マッキーが愛らしく思えちゃいました。
2人は会話まで出来るようになるんですよ。ここも彼女の仕事が効いてますね。上手く出来てます。
笑いだけでなく泣き所も押さえてますね~。
最後のマッキーがビンドゥを守るための選択に、不覚にも涙してしまいました。
なのであの後日談はちょっと余分だったかな。
とにかく楽しい映画でした。大好き!最高
思わず見入っちゃうハエダンスシーン
「ザ・フライ」のようなハエ人間ではなく、
完全にハエになるという設定が面白かったですね。
ハエの“あるある”を良く描いていたと思います。
ちゃんと細かいところまでリキが入ってって面白かったです!
もう、、跳ぶ、這う虫という虫が大の苦手なんですが、
これは可愛らしくてダイジョウブでした
本気で殺虫剤!のスディーブさん(笑)彼に主演男優賞をあげたくなりました♪
小さなハエっていうのが、愛らしくて思わず応援したい気持ちになりますね。
フライのハエ人間だと恐ろしすぎる~。ビンドゥも吃驚ですよね。
マイクロアートで武装する姿も可愛かったです。
私も虫苦手なんですが、マッキーが可愛く見えてくるから不思議ですよね。
ハエのようにウザいジャニ・・・だからハエに生まれ変わった?(笑)
そうですね、あんな本気の殺虫剤は見たことないですよね。
何もないところで一人であれだけの演技、素晴らしとしか言いようがありませんね。
私も不覚にも涙を流してしまいました。
単純だけど面白い映画でしたねー
ちっちゃなハエなのにしっかり復讐して、途中から私も気の毒になってきました。
復讐は半端ないところが凄いですね。
笑って泣けて楽しい映画でした。
もう1回観たい気分です