リクガメというスペイン語に由来するガラパゴスは、南米大陸エクアドルの海岸から約1000キロ離れた太平洋に位置し、赤道直下であるにもかかわらず、フンボルト海流の影響で水温が低く、朝晩は涼しく感じるほどの気温である。ガラパゴスの島々を巡るには、クルーズ船に乗るのがもっとも一般的な方法で、通常、3泊4日、4泊5日、7泊8日(3泊4日と4泊5日を続けてこなす)のツアーがあり、船の大きさ、日程によって立ち寄る島も変わってくる。100人乗りの大型船には、サンタ・クルス号、エクスプローラ号、レジェンド号などがあり、20人乗りの小型船やダイビング船などもある。大型船と小型船の大きな違いは、大型船は、高値だが施設・食事・安全性の面で優れ、船酔いが少なく、遠くの島までクルーズが可能で、小型船は、少人数なため融通がきき、大型船の寄れない小さな島に寄ることができる、といった点である。船にはクルーの他ナチュラリストと呼ばれるスタッフが同乗し、島々へは10人ほどのゲストと1人のナチュラリストのグループで上陸、決められたルートをナチュラリストの説明を受けながら歩くことになる。船内での使用言語は、英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語、時に日本語に渡り、ゲストの母国語に合わせてグループもアレンジされるようである。ゲートウェイは、エクアドルの首都キトかグアヤキル、ガラパゴスの空港は、バルトラ島とサン・クリストバル島、航空会社はタメ航空(Tame)かエアロガル航空(Aerogal)。運航は曜日によって違うので確認する必要がある。
【旅程】
11/20 ダラスからマイアミ経由でキトへ。Hilton Colon泊。
11/21 キト旧市街観光
11/22 キトからグアヤキル経由でガラパゴス(サン・クリストバル島)へ。
午後からサンタ・クルス号にて3泊4日のクルーズ開始。
11/25 クルーズ終了。サンタ・クルス島、Finch Bay Hotel泊。
11/26 サンタ・クルス島のタートル・ベイへ。
11/27 ガラパゴスからグアヤキル経由でキトへ。Hilton Colon泊。
11/28 キトからマイアミ経由でダラスへ。
【手配】
ダラス⇔キトの航空券: アメリカン航空のサイト
キトのホテル:
http://www.lodging.com
キト旧市街のツアー: メトロポリタン・ツーリング(*1)
キト⇔ガラパゴスの航空券: メトロポリタン・ツーリング
クルーズ: メトロポリタン・ツーリング
ガラパゴスのホテル: メトロポリタン・ツーリング
(*1) メトロポリタン・ツーリング
URL:
http://www.galapagosvoyage.com/home.asp
エクアドルでの大手旅行会社。Webの照会画面からコンタクト開始、すぐに担当者から折り返し連絡があり、以降最後までメールでのやり取りで申し込みをした。丁寧で対応も迅速、感じのいい担当者であったが、日本人も社員にいるようなので、紹介してもらえば日本語でのコンタクトも可能であろう。
【持ち物】
バックパック(できればウォータープルーフのもの)、履きなれた靴(底厚のもの)、サンダル(ウェット・ランディング用、底厚のものがベター)、短パン、ズボン、Tシャツ、長袖シャツ、ウィンドブレーカー、水着(2着あったほうがベター)、ウェットスーツもしくはサーファー用保温(?)シャツ(水温が案外低いため)、帽子、日焼け止め、サングラス、双眼鏡、水中カメラ、カメラ、ビデオ・・・、他、着替え、洗面具など。また、ディナー時には、ジャケット着用は義務付けられてはいないが、Tシャツ・短パンは避けたほうがベター。