ハヤシくんち。

久しぶり~、元気?それとも、初めまして・・・かな?この出会いを大切に、ここで楽しく過ごして頂けると幸いです。

D.C.旅行記⑦: 12月27日PM

2006年01月17日 | 旅行: PHL-D.C.
午後はミュージアム・エリアで過ごす。

まずPhiladelphia Museum of Art(フィラデルフィア美術館)へバスで行く。全米3位のこの美術館は200以上の展示室に40万点以上の作品があり巨大である。てっきりタダだと思っていた私はフラフラっと見ればいいやと思ったのだが、時間もそれほどないしどちらかと言えば後で行く博物館に時間を費やしたかったので入場は断念。しかし、映画「ロッキー」で階段を駆け上がりガッツポーズを取るのがこの美術館前、しかもロッキーの足跡が階段にあるというので、2人で探してしまった・・・。 



その後、Rodin Museum(ロダン美術館)で「考える人」「カレーの市民」「地獄の門」などの作品を見て、The Franklin Institute Science of Museum(フランクリン科学博物館)へ。ここは、子供が喜ぶ(オトナも楽しい)体験型の展示が多く、いろんなことを学ぶことが出来る(英語がちとツライが)。心臓をジャングルジムのように立体化したもの(自由の女神サイズの心臓)の中を心音を聞きながら歩いて体感したり、フランクリンの実験を再現したものを見たりすることが出来るなど、なかなかよく出来ていた。しかしその分、すっごい混雑していて、子供に付き合い切れなくなったオトナが、その辺のイスにぐったり座っていたのも可笑しかった。

夜は、ホテル近くのGENJIという和食屋さんへ。お寿司も頼んだがなかなか美味しかった。 ホテルに戻る前に、市庁舎近くのデパートLord&Taylorに寄る。デパートの中央では日に何度か、音楽とイルミネーションのショーをやっていて、たまたまみることができた。クリスマスの間だけかな?


D.C.旅行記⑥: 12月27日AM

2006年01月14日 | 旅行: PHL-D.C.
ご存知の方も多いだろうが、今、アメリカでは、State Quarterといって、50州それぞれのデザインが施されたクオーター(25セント)コインが、99年から08年にかけて1年に5州分ずつ、流通している。このコイン用のコレクターズ・フォルダーもあって、我が家にあるものはPとDと2種類のコインを挟めるようになっている。PはPhiladelphia、DはDenver(コロラド州)の造幣局で作られたという印で、コインの表に小さく刻印されている。

フィラデルフィアのU.S. Mint(造幣局)は、世界最大と言われ、鋳造過程を見学することが出来る。今日は朝ご飯を近くの喫茶店で済ませ、メトロの1日パスを買って、まずはこの造幣局へ行った。 セキュリティは厳重で、カメラやビデオの持込が出来ず預けることも出来ないとあったので、ホテルに置いていく。中に入るとまずはコインの鋳型の作成過程があり、その後、板状の材料をコイン型に抜く→コインを洗う→型を付ける→検査する→パッキングする、の過程を上から見ることができた。この日は年末年始の特別工程?なのか、限られた量しか製作していなかったので、動いていない工程もあったが、ベルトコンベアに乗った真新しいコインがキラキラしてまぶしいこと!これらの工程の間には色んな展示がしてあって、50州のコインは数人のデザイナーが担当していて、必ずそれぞれのサインが小さくどこかにしてあるとか、様々な情報を目にすることが出来る。


(写真は別の日に撮ったもの)

U.S. Mintのあとは、ちかくのElfreth's Alley(エルフレス小径)へ。ここは1782~1836年に建設されたというアメリカ最古の住宅地で、30軒近くが今でも可愛らしい静かな佇まいを見せてくれる。残念ながらカメラをホテルに置いてきていたのでこの場所の写真はないが、これ↓は、昨日Jim's Steakに向かう途中の街並み。ちょっとどでかい車が停まっていていい写真じゃないけど・・・。エルフレス小径はこれをもっと古く、こじんまりした雰囲気。



ここからいったんホテルに戻り、カメラをビデオをピックアップして次の地へ。

D.C.旅行記⑤: 12月26日PM

2006年01月13日 | 旅行: PHL-D.C.

フランクリンコート周辺を歩いている頃から既に足が疲れていたのだが、どんどん歩く・・・。

U.S. Mint(合衆国造幣局)が開いているのかどうかよく分からなかったので、とりあえず確認してみようと行ってみる。が、開いてない。Federal Holidayが休みと出入り口に貼ってあったので、明日なら開いているかも?ここへ行く途中の墓地にはベンジャミン・フランクリンとその妻のお墓があり、外から見ることができる。

この時点ですっかりお昼の時間も過ぎていたのだが、フィラデルフィアといえばチーズステーキ!ということで、更に徒歩で南下して、有名なJim's Steaksヘ。ここでいうチーズステーキとは、薄切りの牛肉と玉葱を炒めたものとチーズ(Whiz/American Cheese/Provoloneから選ぶ)をバゲットに挟んだもの。お店は1939年創業で、有名人もたくさん来ていて店内に写真やサインが飾ってあった。しかーし、だから、というか、すごい人!外にまで並んでいて、疲れていて諦めかけたが、せっかくなので、頑張って並んで食べたのがこれ(右下)↓



ま、美味しかったけど、あんなに並ばないと食べれないんだったら一度でいいかな。

お昼の後は、またてくてく歩いてメトロに乗り、AMTRAKの駅へ下見に。この30th Street Stationは、アメリカ国内で2番目に乗降客数が多いだけあって、立派な造り。アメリカで初めての列車での移動(メトロ以外)になるので、楽しみだ。

夜はチャイナタウンへ。チャイナタウンって、それまでどんなにアメリカでも、いったんそこへ足を踏み入れると途端に「アジア」になるんだよね。人はアジア系ばっかりだし看板には漢字が書いてあるし。でもちょっとホットしたりして。晩御飯は、適当に入ったお店で。野菜炒めと麺と焼き餃子を頼んだが、あっさりした味付けで美味しい。お値段も安上がりでますます好印象である。

1日歩いただけで、ホントに疲れた。このあと続く日程、大丈夫だろうか。


D.C.旅行記④: 12月26日AM

2006年01月11日 | 旅行: PHL-D.C.

フィラデルフィアはペンシルバニア州(Commonwealth of Pennsylvania; ケンタッキー・マサチューセッツ・バージニアと共に州としてcommonwealthが使用されている)にある、全米で第5の都市。その歴史は1682年にイギリスのクエーカー教徒であるウィリアム・ペンがここに辿り着いたことから始まる。アメリカ独立宣言の起草、憲法制定会議、アメリカ合衆国憲法の成立、が行なわれ、まさにアメリカ生誕の地である。1790年から、1800年にワシントンD.C.へ遷都されるまで、フィラデルフィアはアメリカの首都であった。

朝起きてみると天気はなんとか持ちそうな感じ。この日はIndependence National Historical Park(インディペンデンス国立歴史公園)へ。ホテル(Radisson Plaza)からはちょっと距離があったのだがメトロは使わず歩いて行く。明るい中で見るフィラデルフィアの街並みは・・・、アメリカ第5の都市だけあって都会だー。ただ大きいだけじゃなくてCity Hallなんかも味があるし。まあ、並んでるお店はCVSとかROSSとか、アメリカ中どこでもあるようなお店ばっかりだけど・・・。

最初に、公園内のビジターセンターへ。予約してあったIndependence Hall(独立記念館)のツアーの整理券のピックアップ。11時半という予約時間が遅いとおじさんが変更したらと言ってくれたがとりあえずそのままで、センター内のカフェでベーグルとコーヒーの朝食。その後、センターを出て、セキュリティを通って、Liberty Bell Pavilion(リバティ・ベル・パビリオン)を見る(「地球の歩き方」には整理券が必要とあったがオフシーズンだからか必要なかった)。



Liberty Bell。独立宣言をしたときには打ち鳴らされたとあるが、その後、1817~46年のいつか(謎らしい)に大きなヒビが入り、以来その音色を聞くことができない。ツアーがあれば色々と話が聞けたのだろうが、なくなってしまったのだろうか。

鐘に刻まれた言葉。

  Proclaim liberty throughout all the land unto all the inhabitants thereof—Lev. XXV, v. x.
  「地上と住む者すべてに自由を宣言する(レビ記25:10)」
  By order of the Assembly of the Province of Pensylvania for the State House in Philada.
  「ペンシルバニア州議会の命によりフィラデルフィア市議事堂へ」
  Pass and Stow Philada. MDCCLIII
  「パス並びにストウ、フィラデルフィア・1753年」

このパビリオンを抜けると、Congress Hall(国会議事堂)、Independence Hall(独立記念館)、Old City Hall(旧市庁舎)などの建物が続く。この辺をプラプラした後、Congress Hallで暇そうにしていたレンジャーのおじさんに中を案内してもらった。



Congress Hallはその名の通り、フィラデルフィアが首都だった間に国会が開かれたところ。その辺をあれこれ説明してくれたんだけど、ふんふん頷いていたわりに忘れてしまった・・・。印象的だったのは、2階にあった13の州の代表が集まる場所に敷いてあったカーペットにあった「鷲」の話。アメリカの象徴であるこの「鷲」だが、右足に矢を左足にオリーブの葉を、掴んでいる。矢は戦いを、オリーブの葉は平和を意味し、鷲の顔は左(右左では左のほうがいいとされる)、つまり平和を向いている、と。鷲の下に掛かっている赤白青の旗は、赤・白で当時の13の州を表し、青の1本はUnity(結束)を表しているのだそうだ。鷲の話はアメリカ人なら皆知っているのかと聞いたところ、そうでもない、アメリカ人も、未来ばかりを見つめるのではなく歴史をもっと学ばなくてはならないね、と言っていた。ちなみにこの絨毯の上のほうへ目をやると、天井近くの壁にも同じ鷲の絵が。ただしこの鷲は、右足にオリーブの葉を、左足に矢を、掴んでいる。おじさんによると、これは間違い、だそうだ。



初代大統領、ジョージ・ワシントンの像とIndependence Hall。1776年にアメリカ独立宣言書が採択され、87年にはアメリカ合衆国憲法が制定された場所でもある。この建物の中にはツアーでないと入れない。中ではレンジャーが、元々イギリス政府の最高裁判所だったこの場所がどのように変わっていったか、また、独立宣言が採択された部屋などの話をしてくれる。

アメリカ独立宣言(The Unanimous Declaration of the thirteen United States of America)は、イギリス植民地下にあった13の植民地が独立したことを宣言するものである。トーマス・ジェファーソンが起草し、1776年7月2日の大陸会議で採択され、7月4日に公布された。7月4日はよって独立記念日として祝われている。また、フィラデルフィアのNBA(バスケ)チームの名前、76ersは1776年に由来する。

この後、更にFranklin Court(フランクリンコート)というベンジャミン・フランクリンが所有していた家の跡など見て回った。


D.C.旅行記③: 12月25日

2006年01月09日 | 旅行: PHL-D.C.
車にて空港へ。空港近くのパーキングへ入れたが、さすがホリデーシーズン、車がいっぱい停まっていた。国内線はもう食事もスナックも出ないので、オニギリやおやつをいっぱい持って。3時間ちょっとのフライトは疲れもせず快適だった。フィラデルフィアのこの日の天気は雨。外は暗いし空港も古いのか何だか薄暗くって、ちょっと気が萎える。シャトルバスでホテルまで。アメリカのクリスマスは半端じゃなくお店がお休みで、ホテル周辺もなーんにも開いてなくて、仕方がないのでホテル内のレストランで晩御飯。明日から頑張るぞー!

写真は、City Hall(市庁舎)。てっぺんの像はウィリアム・ペン。

D.C.旅行記②: 準備編

2006年01月08日 | 旅行: PHL-D.C.
フィラデルフィア、ワシントンD.C.は、ただ(¥0)の見所も多いがその分整理券を入手するために並ばなくてはいけない。そんな中、数少ないがオンラインで予約できるところもあり、事前に入手出来たのは便利でよかった。また、週末を挟んだり、ホリデー・シーズンだったりすると、行きたいところがお休みだった!という事態になりかねないので、事前準備が不可欠だった。以下、参考までに。

1)航空券

アメリカン航空のマイレージで。今回はOpen-jaw(行きの目的地と帰りの搭乗地が異なる)だったので、電話にて予約(オンラインでは出来ない、手数料要)。必要マイルは通常のアメリカ国内往復(25,000マイル)と同じ(といっても場所によっては追加マイルが必要かも?)。

2)AMTRAK

在米日系旅行会社にてパスを手配。3・5・7日間とあってピークによって値段が変わるが、3日間はどちらも99ドル。パスだけでは列車に乗れないので、AMTRAKのHPでスケジュールを確認し、パスポートとパスを持ってダラスのAMTRAK Stationへ予約、発券をしに行った。どこかのサイトには、AMTRAKのHPで予約・入金して、発券されたチケットとパスを持って窓口に行けば返金される(クレジットカードに)とあったが、試していないので実際のところ、分からない。ご存知の方がいたら教えて下さい!

3)ホテル

いつも使うLodging.comやHotels.comなどで比較しつつ予約した。この間テレビのニュースでKayakという比較サイト(比較だけでここから予約は出来ない)を紹介していたので、今度はこれを使ってみよっと。

4)休みの確認

場所によって土日だったり日祝だったりとバラバラなので、どうしても行きたい場所はネットや電話で最新情報を確認する必要がある。ホワイトハウス・FBI・ペンタゴンは今のところ個人でのツアー参加は出来ない。FBIビルの前には2007年からオープンするような看板があったけど・・・。また、フィラデルフィアの造幣局やワシントンD.C.の印刷局は、それぞれ独自に年末年始の休みを決めていた。

5)オンライン予約

事前予約が出来たのは、フィラデルフィアの独立記念館とワシントンD.C.のワシントン記念塔。The National Park Reservation Centerで。

D.C.旅行記①: まずは・・・

2006年01月07日 | 旅行: PHL-D.C.

年末年始に行ったフィラデルフィア・ワシントンD.C.の旅行記の、始まり始まり~。この旅は、とにかく歩いた!の一言に尽きる。ダラスと違って歴史があり、首都機能と文化、両方を兼ね備えた実に見所の多い場所であった。ワシントンD.C.はもちろん観光客も多かったがコザッパリしたお洒落な人が多く、去年行ったN.Y.に比べて人の感じも良かったし、シーフードはむちゃくちゃ美味しいし、同じアメリカで住むならD.C.がいいなぁと思ったのだが、在住の方はどう感じておられるのだろうか。

まずは旅程など。

12/25   DFW → PHL (AA402: 11:08am→3.15pm)
12/26   PHL観光(インディペンデンス国立歴史公園)
12/27   PHL観光(造幣局、ロダン美術館、フランクリン科学博物館)
12/28   PHL → Lancaster (AMTRAK)
     Lancaster観光(Intercourseでアーミッシュの文化に触れる)
12/29   Lancaster → Harrisburg (AMTRAK)
     Hershey Park
12/30   Harrisburg → PHL → Washington D.C. (AMTRAK)
           D.C.観光(国立公文書館、ピーターセンハウス、スパイ博物館)
12/31   D.C.観光(国会議事堂、ホワイトハウス→モール周辺)
1/1      D.C.観光(ワシントン記念塔、国立航空宇宙博物館、
     スティーブン・F・ウドバー・ハジー・センター、国立自然史博物館)
1/2      D.C.観光(国立動物園、国立アメリカ歴史博物館)
1/3      D.C. → DFW (AA1713: 6:51am→9:15am)

飛行機はアメリカン航空のマイレージ、AMTRAKは乗り放題のパス(3日間99ドル)を利用した。