老子をほめたたえる 1 2018-02-19 19:29:18 | 原発震災避難者 いま世界にいちばん足りないのは ・・・ 「柔らかさ」 「柔らかくて弱いものが どんなに大きな力をもち 強くて固いものが どんなに脆(もろ)いものであるか」 ということです このことを 2500年前に言った人がいて そしていま このことを本当に見直さなくちゃならないときだと 人類が理解しはじめています この事実を 私は 老子をほめたたえるために言いたいですね いいでしょう? 老子をほめたたえることは 柔らかさをほめたたえることなんです (2につづく)
こんなにいい世界 2018-02-19 16:35:21 | 原発震災避難者 ふだん忙しく動かしている足を休めて ゆっくり歩いてごらんなさいよ そうしたら 今まで見えてなかったものが 見えてくるし 聞こえてなかったものが 聞こえてきます 匂から 味から 空気の感触から ・・・ 何から何まで違ってきますよ 新しものが 自分のなかによみがえってきますよ こんなにいい世界ってないんですよ 窓を開いた人たちは 窓を開いたどうしの交流ができるんですよ
柔弱(にゅうじゃく) 2018-02-18 19:38:49 | 原発震災避難者 老子は 「柔らかいものが上にいて 強いものは下にいるべきだ」 と言うんです これは命の姿なんですね 老子は言葉の奥で 命の姿っていうものを言っているのです 強い根が下に張り てっぺんに柔らかい花が咲く それが実体です 生きているものは柔らかいし 死ぬと固くこわばってしまう 命っていうものは そういう固いものの上に咲いている ・・・ 丈夫で強そうな人が 早死にして 弱そうでふにゃふにゃしている人が 長生きしているっていうのも よくあるでしょ? あれも一例かもしれないですね もっと簡単に 女性のほうが強いっていうのがわかりやすいかも 「柔弱(にゅうじゃく)」の「弱」というのは 弱いっていうより しなやかっていう意味なんです
占いを気にする心 2018-02-18 16:16:51 | 原発震災避難者 占いを気にする心の ずうっと深いところにあるのは 古代人の 超自然的なものに対する恐れであり 人間の とても大事な心の働きではないでしょうか
口に出そう 2018-02-18 12:42:10 | 原発震災避難者 心の中の 切なさ 悲しみ 苦しみを はっきりと口に出そう 悲しむことを忘れた人間に 本当のよろこびは訪れるわけがない ・・・ と 私は思います
喋(しゃべ)る 2018-02-17 19:08:24 | 原発震災避難者 まず喋ること 人がなんといおうと 喋ることによって 人間は成長するのです <喋る>ということは 人間としての意志を持ち 自己表現をし 感情を他人に伝えようとする ・・・ 大事なことなのです
胎内の記憶 2018-02-17 15:45:58 | 原発震災避難者 人間っていうのは どんなに年を取っても 母親の胎内の記憶っていうものを 求めています 日常のなかでさえ そういうのを探しているんじゃないだろうか 僕は こんなことを えらそうに言いたくないんですよ なぜかって 母親に孝行したわけでもないしね でも ・・・ 母親の子宮のなかにいるときの 安らかな状態というのは われわれの記憶のどこかにあって それを いつでも求めているんじゃないでしょうか
空間の大切さ 2018-02-16 23:00:57 | 原発震災避難者 コップにある水というのは 飲めばなくなってしまいます そして なくなったら またそこに 水をそそぐことができます この無の空間があるから コップなんです この空間がなかったら コップは コップでなくなってしまいます だから コップの有効性というのは コップのなかの空間にあるわけです そうしたら コップというのは コップのことではなくて コップの空間のことではないでしょうか ・・・ そうしたことを 老子は言うわけです 空間の方から ものを見る見方 いわゆる 無というものから見る見方ですね ・・・ 空間の大切さっていうものに 目を向けたら 楽に生きていけます
笑い 笑われ 2018-02-15 10:18:13 | 原発震災避難者 < 笑う門には福来る > というように ・・・ 私たちひとりひとりが 笑い また 笑われることの 面白さ 悲しさの中に ・・・ 生きているのですね
想いをめぐらす 2018-02-14 21:04:33 | 原発震災避難者 「人生に希望はあるのか」 「人生に価値はあるのか」 このような問いを抱き 人生の終着駅である<死>に 想いをめぐらすことが じつは ・・・ とっても大切だと思うんです
本性 3 2018-02-14 08:29:49 | 原発震災避難者 人も 自然も 年月をじっくりかけて ・・・ おつきあい 四季を経て 変化に寄り添い 災難に遭遇して それを乗り越えて後 ・・・ 人の真価が見えてきます
本性 2 2018-02-13 18:47:02 | 原発震災避難者 ・・・ 一方 いつもしかめっ面のお父さん 地震で倒れてきた家具の下に 家族を庇って ・・・ 滑り込み 「本性」は イザという時現れます 順風満帆で平穏な日々には ・・・ 誰だって朗らか (3につづく)
いい道具があってこそ 3 2018-02-13 13:53:20 | 原発震災避難者 仕事は 一人では成し得ませんから ・・・ 筆墨硯紙が力を出し合って 初めていい書が生まれるように 道具や仲間を よく知る努力から ・・・ 仕事は始まります