負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

老子をほめたたえる 1

2018-02-19 19:29:18 | 原発震災避難者




いま世界にいちばん足りないのは

・・・ 「柔らかさ」


「柔らかくて弱いものが

どんなに大きな力をもち

強くて固いものが

どんなに脆(もろ)いものであるか」

ということです



このことを

2500年前に言った人がいて

そしていま

このことを本当に見直さなくちゃならないときだと

人類が理解しはじめています


この事実を

私は

老子をほめたたえるために言いたいですね



いいでしょう?

老子をほめたたえることは

柔らかさをほめたたえることなんです


                 (2につづく)







こんなにいい世界

2018-02-19 16:35:21 | 原発震災避難者




ふだん忙しく動かしている足を休めて

ゆっくり歩いてごらんなさいよ


そうしたら

今まで見えてなかったものが

見えてくるし

聞こえてなかったものが

聞こえてきます


匂から

味から

空気の感触から

・・・ 何から何まで違ってきますよ


新しものが

自分のなかによみがえってきますよ


こんなにいい世界ってないんですよ



窓を開いた人たちは

窓を開いたどうしの交流ができるんですよ







柔弱(にゅうじゃく)

2018-02-18 19:38:49 | 原発震災避難者




老子は

「柔らかいものが上にいて

強いものは下にいるべきだ」

と言うんです


これは命の姿なんですね

老子は言葉の奥で

命の姿っていうものを言っているのです



強い根が下に張り

てっぺんに柔らかい花が咲く

それが実体です


生きているものは柔らかいし

死ぬと固くこわばってしまう


命っていうものは

そういう固いものの上に咲いている ・・・



丈夫で強そうな人が

早死にして

弱そうでふにゃふにゃしている人が

長生きしているっていうのも

よくあるでしょ?


あれも一例かもしれないですね


もっと簡単に

女性のほうが強いっていうのがわかりやすいかも



「柔弱(にゅうじゃく)」の「弱」というのは

弱いっていうより

しなやかっていう意味なんです







胎内の記憶

2018-02-17 15:45:58 | 原発震災避難者




人間っていうのは

どんなに年を取っても

母親の胎内の記憶っていうものを

求めています


日常のなかでさえ

そういうのを探しているんじゃないだろうか



僕は こんなことを

えらそうに言いたくないんですよ


なぜかって

母親に孝行したわけでもないしね

でも ・・・

母親の子宮のなかにいるときの

安らかな状態というのは

われわれの記憶のどこかにあって

それを

いつでも求めているんじゃないでしょうか







空間の大切さ

2018-02-16 23:00:57 | 原発震災避難者




コップにある水というのは

飲めばなくなってしまいます


そして

なくなったら

またそこに

水をそそぐことができます


この無の空間があるから

コップなんです

この空間がなかったら

コップは

コップでなくなってしまいます


だから

コップの有効性というのは

コップのなかの空間にあるわけです



そうしたら

コップというのは

コップのことではなくて

コップの空間のことではないでしょうか


・・・ そうしたことを

老子は言うわけです



空間の方から

ものを見る見方

いわゆる

無というものから見る見方ですね



・・・

空間の大切さっていうものに

目を向けたら

楽に生きていけます







本性 2

2018-02-13 18:47:02 | 原発震災避難者




・・・ 一方



いつもしかめっ面のお父さん


地震で倒れてきた家具の下に

家族を庇って ・・・ 滑り込み



「本性」は

イザという時現れます


順風満帆で平穏な日々には

・・・ 誰だって朗らか


             (3につづく)