中国西安で奮闘する大学教師Mの日々

日本人教員として中国の陝西省西安市の大学生・大学院生に対し、「日本文化・社会」や「卒業論文」などを教えています。

山東省の大学生達の様子

2014年09月09日 02時17分45秒 | 中国の大学、大学生
山東省済南市にある大学に来て、もうすぐ二週間。

今日(8日)は中国は中秋節で大学の授業はなく、大学構内はのんびりとしていました。
学生達からは中秋節を祝う携帯のメール、微信のメッセージを沢山もらいました。
大学や学生さんにはそれぞれ月餅(ユエビン)をもらい、それぞれ少し食べました。

なお、疲れがたまっていたのか、口に小さなヘルペスが出きてしまいました。
「上火(ヘルペスや炎症を指す)が出来た」と学生に話すと、薬局まで案内してくれました。
中国の学生達は色々と先生を助けてくれますが、特に済南の学生はそうでとても有難いです。


この中秋節連休も自宅で授業準備と、自身の書き物をひたすら続けていました。
ただ、済南に来たばかりなので学生とももっと親しくなっておきたいと考え、食事にも出かけてきました。

その皮切りは四年生達と。


こちらは一班の学生で、来週以降は二班と約束。
また、授業後などは別の学年の学生に誘いを受けたので、食堂でも食事ができました。
しかし、まだ学生の名前と顔が完全には一致しておらず、授業では名簿が欠かせません(苦笑)

四年生との食事会では大学院試験を受けるという学生が相当いたのが印象的でした。
具体的には各班の約3分の1強が受験予定者で、今も毎日院試勉強に励んでいます。
少しでも著名な大学院に進学し、将来の就職に有利にしたいというのが大半の院進学者の目的です。
逆に、博士まで進学して研究者になるという目的で院へ進学する学生は少ないのが一つの特徴です。


大学構内を歩いていると、大学院試験を受験する学生のために部屋を貸すという張り紙や、
中国国内のホテルチェーンが部屋をかれらのために貸すことを宣伝した看板も見ることができます。


中国において、特に地方大学生にとっての大学院進学は「将来の成功をつかむため」の一手段となっています。


話題変わって夕食ですが、ここ数日は大学構内のすぐ外に出ている露店で買うことが多くなっています。
「小吃街(種々の食べ物が売られている場所)」などと呼ばれる付近では露店が毎日沢山出ています。

露店の後ろ側


露店の店内の様子


ここでおかず四品とご飯の弁当を9元(約150円)で買うのがここ数日の日課です。
先日もここで買っていると二年の男子学生と遭遇し、そのままやや強引にかれらの寮へ案内してもらいました(笑)

なかなかりっぱな建物です。


一室で6人の学生が暮らしています。
ちなみに、女子の場合は8人で一部屋とのこと。



また、こちらの大学や学生の様子で新しい情報を紹介できればと思います。
それでは!


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