中国西安で奮闘する大学教師Mの日々

日本人教員として中国の陝西省西安市の大学生・大学院生に対し、「日本文化・社会」や「卒業論文」などを教えています。

済南の大学生との第一回交流会

2014年09月12日 02時09分09秒 | 中国の大学、大学生
こちらに来て二週間目。
本来は今日から始まるはずの外部出講も、「休講」と告げられて未だ始まらず。
ということで、今日はゆっくり自分自身の研究関係の課題を進められました。

なお、昨日朝から今日の夕方まで済南市内で大規模な断水があり、それも今日の昼過ぎには復旧。
昨日朝、水がでないので大学に問い合わせると、「私達も知らなかったが明日夜までは断水のようだ」と返事(苦笑)
断水するとなれば生活には相当大きな影響が出ますし、通常であれば事前通知が欠かせないもののはず。
しかし、こちらではそうなっていないようで同僚に聞くと「突然断水ということは過去にも複数」あったとのこと。
もっともこれほど長い断水は初めてだったという話でしたが。

こういう問題に対する行政の対応は中国と日本とでは相当違う感じがします。
ま、今回のお陰で水の有難さが身にしみて分かった私です。



さて、今夜はこちらに来て初めて日本語科学生主催で日本語交流会が行われました。

第一回目ということで参加者は40人超とかなりの数になりました。


主催の中心になってくれたのは教員ではなく、日本語協会という日本語科学生が運営する一種のサークルというのが素晴らしいです。
こうした活動は主に教師が中心になって行うことが多いのですが、学生が中心になると自主性がさらに高まるという感じがあります。
日本人教員と日本人留学生の方々は活動に参加し、交流会の流れに入れてもらうのが基本の流れなので教師側も負担が少ない。

協会会長のLさん(二年)は司会を流暢な日本語と中国語を操り、見事こなしました。


協会のメンバーの皆さんも笑顔で、せっせと自分の仕事をこなしていました。


今日は初回だったので、留学生と日本人教員の自己紹介を済ませた後、


それぞれの日本人と学生が輪になり自由会話 + 日本語ゲーム + 学生による日本語・中国語の歌 を行いました。


これで所要時間は二時間半。。。
ちょっと毎回これをこなすのは大変そうなので、会長Lさんには「継続が重要だと思うので、次回は少し短めに」とお願いしました。

今年は運よく日本から留学生の方が複数人いらしているので、御都合を聞きながら学生との交流機会を設けていければと考えています。
また、交流会の運営については、今後も活動を継続させ、発展させていくためにも、教師側からも時折アドバイスをしていくつもりです。

今夜の活動を見ている限りでは、少なくとも授業より(苦笑)、楽しく積極的に日本語を使おうとするような雰囲気がありました。
その意味でとてもいい活動になったと思います。

ただ、次回以降はもう少し一部の学生ではなく、全般的に参加者が話せるような仕組みを入れたほうがより意義深い活動にあると感じました。
そうした活動案を自分でも考えてみたいと思いますが、もし何か、よい考えのあるという方がいれば是非教えて下さい!


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