中国西安で奮闘する大学教師Mの日々

日本人教員として中国の陝西省西安市の大学生・大学院生に対し、「日本文化・社会」や「卒業論文」などを教えています。

日本での学会報告に関して

2012年05月19日 10時40分59秒 | Mの研究活動や成果
<先日の木曜日、日本語コーナーの時間を使って学生達と食事をしながら交流をしてきました。やはり大勢で食べると美味しいです。>

外はあいにくの雨。
でも、私の部屋から見える運動場ではサッカーの試合が開催されています。
久々にミニサッカーではなく、11人対11人のサッカーの試合がしたいです。

そういえば、昨日二年のH君から電話が来て、サッカーの試合の誘いを受けました。
生物工程学部と外国語学部の練習試合が来週月曜日の昼にあるというのです。
公式試合ではない為、そこに一選手として参加してほしいとのことでした。
…ですが、その時間は別の仕事が既に入っていたために断りました。


さて、先日、私の指導教官からある学会の自由報告に関する連絡(誘い)が来ました。
今年12月に開催される学会の全国大会が、私の所属する千葉大であるというのです。
ちなみに、私は論文は数本学術誌に発表しているものの、学会報告は一度しか経験がありません。
それは、博士一年の時に中国に来たことが大きく関係しています。

仮に私が日本にいる身なら絶対に手を挙げて、報告機会を得ようとするでしょう。
しかし、上海にいて、かつ、その時期にはまだ大学の学期中で仕事もあります。
学会報告の準備は出来るとしても、一時帰国の費用は自腹、また、前後は仕事が出来ません。
ですので、行きたい!と考えつつも少し躊躇しています。

なお、上海にも歴史系学会はあるのですが、率直に言って日本の方が総合的に勝っています。
(もちろん、中国に優れた歴史研究をしている学者がいるのを私は知っていますが)
ですから、中国で行われる国際学会のような規模でない限りは、報告する予定はありません。
なるべく、日本で報告機会を得て、今後は発表をし、有益な意見をもらいたいと考えています。


…こう考えると、やはり日本へ無理をして帰ってでも報告をすべきですね。
最終的な答えはこれしかないと思っています。

大学から一時帰国の航空券が何度も支給されたら便利なのですがね…
ま、そのような立場になる為にも今は研究実績を積み上げるしかありません。