今日は 秋葉原で、被災地から集めた写真洗浄ボランティアに参加してきました。
「3331」という廃校を利用したアートスペースの一角で、いや、一室で。
主催は 富士フィルムです。
洗浄作業は、30人ほど集まった人を4グループに分け、流れ作業で行いました。
海水や砂の付いたアルバムから写真をはがす人 → 水で洗う人→ すすぐ人→ 拭いて干す人。
銀塩写真 と呼ばれるフィルムで撮った写真は、インクの材料が海のバクテリアのエサになるそうです。
海水が付いたまま放っておくとどんどん分解されてしまうので、既に7カ月経っている現状では早く洗浄が必要だそうです。
3331では今月25日までですが、あちこちでやっているそうなので興味があったら探してみてください。
水分を吸ってヤワヤワになったアルバムから写真を切り離し、くっついているアルバムのフィルムを剥がす。
その状態で無事な写真でも、水で洗うとインクが落ちていく。
うちにもあるような、普通の家族の 普通の写真、 どこかの家族の歴史・・・。
この人は無事だったろうか、 せめてこの写真が、本人かその家族に届きますように。
たくさんの写真の中から、しかるべき人に見つけてもらえますように・・・。
被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。