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不老愚 助光 れいん坊

嘘、誤魔化し、怠慢を憤り、愛情、親切、思いやり、を喜び感動を記事にしています。

続・松本城

2007-11-11 10:30:44 | 不老愚の仮眠愚アウト


松本城を見学している小学生達にボランティアの方が説明されてました。その説明がまことに上手で明解でしたので、つい傍聴させて貰いました。


その要旨 この城は 元々は戦国時代の末期、この地の豪族小笠原氏が此処に館を構えたのが始まりだと言われています。然し それは未だ今の様に天守閣は無くて、堀をめぐらした内に館が集まった程度のものでした。それを現在の様な天守閣を設け、城下町の整備をしたのは、石川数正・康長父子で1594年の事でした。これは 豊臣秀吉が、徳川家康を江戸に移封した時に、将来 家康が謀反をして大坂に攻め上ってくる事を想定して、中仙道の押さえとして石川数正を配置したのです。


この天守閣を建てるのには、大変な苦労がありました。それは 地盤が軟弱で、其のままでは高い建物は建てられないからでした。そこで 当時の技術者は、地面を15メートル程掘り、そこに太い松の木でイカダを組み、その上にシッカリと礎石を敷いたのです。その後4百年 今日までその姿を保っています。当時の技術の凄さが改めて感じられます。尤も 戦後少し傾いたので修復しましたが・・・この天守閣は凡そ1000?あります。それが今尚チャンと建ち続けている事を考えて下さい。


説明を聞いている小学生達は、まことに熱心にメモを取りながら聞いていました。その様子を見ながら何処かの高級マンションの鉄筋が百何十本も抜けていたと言う話を思い出しました。抜けていたと他人事の様に言ってますが絶対に嘘です。意図的に抜いたに違いないでしょう。現代の技術者は昔の人に比べて酷すぎます。


蕎麦

2007-11-10 11:36:23 | 不老愚の仮眠愚アウト

長野駅構内の立ち喰い蕎麦屋です。信濃路は 月と仏と おらが蕎麦 と言うくらいですから、蕎麦は何処のお店で食べても美味しいのですが、私としましては断然お勧めなのが、この長野駅の立ち喰い蕎麦小菅亭です。此処のかけ蕎麦(¥300?)は絶品です。

過去 何回か訪れて、何軒もの蕎麦屋を食べ歩きをしました。確かにみんな美味しいお店ばかりでしたが、共通しての問題は二つ、先ず店員さんが無愛想な事。作家故司馬遼太郎が「街道を行く」と言うエッセイの中に書いている通り、「蕎麦屋に入ったが、そこに居る店員が注文を聞きに来ない。声をかけたらナチスドイツの将校の様な顔で睨まれた」と言う怖ろしい光景描写がしてありますが、本当にその通りの経験を私も何度かしました。特に善光寺の仲見世に有る店屋に共通した現象でした。それとながい事待たされるのです。

だから 信州の蕎麦は食べたいけれど、お店に入るのが嫌でした。 然し 偶然 時間が無くて立ち寄った長野駅のこのお店(随分昔で、何年前か忘れました)の、おばさんが親切で、愛想が良くて、早くて、おまけに美味しいのでビックリしました。それからは、もう絶対に此処で食べる事にしました。たとえ車で行った時も、わざわざ駅東口の地下市営駐車場(30分無料)に入れて蕎麦をたべて、善光寺さんにお参りして、帰りに又寄って「又来たよ」と言ってかけ蕎麦を食べて帰路につくのです。

あのおばさんは御健在で溢れんばかりの笑顔イッパイに「気を付けて帰るんだよーと送ってくれました。

おばさんも元気でねぇー


善光寺

2007-11-08 14:03:55 | 不老愚の仮眠愚アウト

信州の善光寺に行って来ました。国宝 善光寺本堂です。今年は 現在の本堂が再建されて三百年記念の年です。 昔から 牛に引かれて善光寺まいり とか 信州は 月と仏と おらが蕎麦 で有名なお寺で、平日でしたが仲々賑っていました。 名物のお戒壇めぐり(ご本尊の安置された瑠璃壇下の真っ暗な地下回廊を通り、中程に懸かる極楽の錠前に触る事が出来ると、神仏のご本尊と結縁する道場)に入り、真っ暗の中を恐る恐る進んで、やっとの思いで極楽の錠前を思いっきりガチャガチャ触って出てきましたが、恐怖で汗ビッショリになってしまいました。きっと霊験あらたかではないかと信じてます。

善光寺の御開山は642年皇極元年 本田善光(ほんだよしみつ)卿が、この地に一光阿弥陀如来をお祀りしたのが始まりだそうです。それで あらゆる宗派を超越したお寺で、誰でもお参り出来るところから賑っているのでしょう。

次に お蕎麦ですが、その事についてはこの次のブログに書きます。

 


小沢一郎さん・・・不可解?

2007-11-05 15:57:11 | 不老愚の仮眠愚アウト

この人は、1991年に海部内閣が総辞職した時、時の自民党副総裁金丸信から「お前(総裁を)やれと言われ辞退しました。更に 実力者の渡部恒三・渡邉美智雄・宮沢喜一等からも強く説得されたにもかかわらず固辞したのです。

その理由は、「自分は今49歳で若すぎる。自民党には自分よりも年上で、口煩い人達が沢山居て、とても努めきれる自信がない。」というものでした。情けない男です。今思えば この時 彼が辞退してくれて好かったと言うところでしょうか。

そして1993年 自民党を離脱、新生党で細川内閣、羽田内閣の成立に加わり、また分裂して自由党を結成。又々1998年今度は自民党と連合して小渕内閣に加わり、1999年分裂。2003年に今度は民主党に参加して2006年に代表就任。誠に忙しい人です。

変説漢と言うべきか 「居るべき場所の定まらず」のジプシー男って奴で、或る時はAと組んで直ぐ喧嘩別れして、今度はBとくっ付き又別れ、次にCと言う具合にクルクル廻るスクエアダンスじゃないっもう国政の場から去るべし


秋は夕暮れ・・・

2007-11-04 19:37:07 | 不老愚の仮眠愚アウト

この夕焼けは、清少納言の枕草子の一説を想い浮かべます。

秋は夕暮れ 夕日のさして 山の端いと近うなりたるに 鳥の寝どころへ行くとて 三つ四つ、二つ三つなど 飛び急ぐさえあわれなり・・・

どうして 秋の夕暮れはこんなに寂しいのでしょう 春も 夏も 夕暮れはあるのに・・・


孫の誕生祝い

2007-11-03 14:31:24 | 不老愚の仮眠愚アウト

昨日 孫1が10歳の誕生日でした。それで誕生祝いを何にするか随分と悩みました。

何しろたいていのオモチャは持ってますし、学用品もこれと言って欲しい物は無いらしいし・・・

そこで思い出したのが、先日食べて美味しかった新宿さぼてんコロッケです。きたあかりの味が本当に美味しくて これだっと言う訳で家族4人分で16個買って持って行きました。

大喜びしてくれました。


今年の文字・・・予想

2007-11-01 15:35:02 | 不老愚の仮眠愚アウト

今日から11月です。早いもので年の瀬ももう直ぐです。毎年 清水寺管主が恒例の「今年一年を現す文字」「偽」ではないかと予想します。

これだけ商品の偽装が相次いで発覚したり、厚生労働省・防衛省などの偽装工作が発覚したので、今年の文字はだと思います。嫌な文字です。


守屋武昌!!

2007-10-31 15:41:22 | 不老愚の仮眠愚アウト

こんな奴記事にするのも汚らわしいのですが、どうしても怒りが治まらないので・・・

讒官汚吏(ざんかん・おり)→「偽りばかりで、汚れ塗れの役人の事」この言葉は知ってましたが、まさか生きた本物が現れるとは思いませんでした。此れほど職権を乱用してタカリを欲しい侭にした奴は近来稀でしょう。江戸時代や、明治時代には記録が有りますが、女房も娘も含めてタカリ捲くったとは呆れてものが言えません。

宮城県・塩釜市の出身で、父は国会議員だたそうですが、父の名も、家族の名も、塩釜市の名も全部汚してその汚名を未来永劫に留める事にしました。

タカッタ金額は数百万でしょうが、これから失う金額は果たして幾らになるでしょう数千万数億

計り知れないものでしょう。そんな事、初めからわかって居なかったのかなぁー


お母さん・・・頑張れ!!

2007-10-30 19:53:45 | 不老愚の仮眠愚アウト

ゆうせい君(1歳)とお母さんです。いつもの公園で出逢いました。もう可愛い事は例え様がありません

でも たぶん、子育て真っ最中のお母さんには、この可愛らしさをジックリ味わえる程のゆとりは無いでしょう。授乳やら、おむつやら、あらゆるお世話で精一杯・無我夢中の奮闘で、この純粋無垢な可愛い表情を満喫する暇が無いほど忙しいのです。お母さんは本当に大変です。だから この激務は男では到底出来ません。やはり女性にはかないません。

私も 正直に言えば、この様な幼児を心から可愛いと思えるようになったのは、自分の子供達が独立してからです。子育てを卒業して子供を見る目に余裕が出来てからでした。私も妻も、子育て真っ最中にはそれ所じゃありませんでしたから・・・

今の世の中は 私達の時代よりも余裕が無い様に思います。だから 今の若い人達は気の毒だと思います。特に女性が・・・若いお母さん達 頑張って下さい。


ドクトル・ジバゴ

2007-10-29 14:05:15 | 不老愚の仮眠愚アウト

エスパルスドリームプラザの陸橋ドームから覗いた富士山です。いつも広々とした景色ですが、こんなアングルも一興でしょう。

今日は 1957年、ドクトル・ジバゴの作者、ポリス・パステルナークがノーベル文学賞を贈られたのに、ソ連(当時)共産党の圧力で辞退をさせられた日です。ソ連では発表出来ない原稿を極秘に持ち出して、イタリヤで発表しまして、たちまち世界中から絶賛され、遂にノーベル賞を贈られる事になった訳です。

ソ連当局から問題視されたのは、ロシヤ革命を批判した内容だったからです。医者ユーリ・ジバゴと恋人ララが第一次大戦から、ロシヤ革に至る激変期の運命に翻弄される物語ですが、革命によって人間は決して幸せになったのではないと言う部分がソ連当局の逆鱗に触れて、ノーベル賞を辞退するか、国外退去をせよ。と迫ったのです。

パステルナークは、「祖国を離れるのは死を意味する」と言ってノーベル賞を辞退しました。当時の情勢では、たとえ国外に逃げても、いずれ国家警察によって消されると承知していたからです。彼は この三年後に亡くなりましたが、ノーベル賞委員会は、彼の遺族にノーベル賞を贈ったそうです。


台風一過

2007-10-28 15:43:00 | 不老愚の仮眠愚アウト

昨日一日沢山の雨が降りました。だから今日はきっと富士山には新しい雪が積もっているだろう、と期待して清水港に行って見ましたら、見事に期待通りの姿が見られました。

此れを見ると 静岡に住んでいてよかったなぁとシミジミ思います。


吉田松蔭の命日

2007-10-27 14:05:15 | 不老愚の仮眠愚アウト

今日は 明治維新に大きな影響を与えた吉田松蔭の命日です。幕府の大老井伊直弼の安静の大獄で投獄され1859年の今日処刑されました。遺骸は小塚原刑場に埋められたのですが、1863年 高杉晋作等が掘り出して、今の世田谷区に墓を作りました。これが松蔭神社となってこんにち残っています。実は 私は何十年も前、此処で結婚式を挙げました。

さて 吉田松蔭ですが、この人の偉大なのは、死後148年を経た今も尚、日本人の心に影響を及ぼし続けている事です。松蔭が開いた松下村塾の塾生達から多くの人材が輩出したのは衆知の通りで、伊藤博文をはじめとして多数の総理大臣も出てますが、彼等の尊敬する人物は口を揃えて吉田松蔭と言います。

彼は非業の死を遂げたのですが、そのお陰で明治維新が成ったと言えるでしょう。 辞世の詩

身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちるとも 留め置かまし 大和魂


NOVA・・・

2007-10-26 11:20:11 | 不老愚の仮眠愚アウト

とうとう破綻しました。そもそも此処の経営形態は、所謂ねずみ講と同じでした。新しい会員を入れて、其処から揚る入学金・月謝を運営資金にする。だから新しい会員をドンドン増やして行かないと何処かで行き詰るのです。更には 会員が増やすには、新しい学校を作り続け無ければならない・・・この悪循環の形態がねずみ講と同じなんです。言い換えれば新興宗教にも似てます。英語とか宗教とか形の見えない権威に弱い人達の泣き所を刺激する商売はあとを絶ちません。

英語宗教決してインチキではありません。それなりに役に立ってる人が居て、救われて居るひとが居ますから、その人達には有意義です。

でも被害者が出ます。何故でしょう。不思議です。その原因の殆どの要素は英語塾や宗教団体に頼りすぎなのです。

NOVAに入れば英語が出来るようになる。とか 教会に入れば救われる と 全く何も考えずに思い込んでしまい、本来自分がすべき努力を怠った結果、「だまされた」と言って泣くのです。

いったいどちらが悪いのでしょう。


島原の乱

2007-10-25 14:51:11 | 不老愚の仮眠愚アウト

いつもの散歩道の公園にある池と四阿(あづまや)です。穏やかな夜明け 朝日が少し顔を出しました。

今日10月25日は島原の乱が勃発した日です。1637年 島原で一揆が発生、此れを称して島原の乱と言い、幕府がキリスト教を弾圧したのに反発した住民の老若男女が、天草四郎時貞を盟主として原城に籠城、幕府軍と戦って三万七千人全員が殉教したと伝えられる事件です。幕府軍が突入した時、城内は老人から女子供までみんな屍骸となっていて生存者は一人も居なかったと言われています。

幕府は公式には宗教一揆と記録してますが、実際には藩主の圧政(年貢の過剰な取立てに、飢饉が重なった)に追い詰められた農民達が已む無く蜂起したものです。その中に沢山のキリスト教徒が居まして、天草四郎をデウスの生まれ変わりとして盟主に祀り上げたのです。 藩主 松倉勝家と支藩主寺沢竪高は自分の失政を隠すため農民一揆宗教一揆にすり替えてしまったので、こんにちその様に伝えられてます。

然し 生存者が一人居ました。 幕府軍と内通していた山田右衛門作です。幕府軍の総攻撃の情報を得るとコッソリ城を脱出しました。城内の全員が死んだと聞いて良心の呵責はなかったのでしょうか 卑怯者


赤福の工場長 哀れ・・・

2007-10-23 10:07:10 | 不老愚の仮眠愚アウト

赤福の工場長が「一連の偽装工作は、全て私の一存でやりました」と言って涙の記者会見をしていました。 絶対にそんな事は有り得ません。

老舗の凡庸なお坊ちゃまを庇って番頭さんが犠牲になる その古風なお芝居が見え見えです。

あれだけの大掛かりな偽装システムを工場長の一存で出来る筈はないし、第一300人もの従業員が知っている事を社長が知らないなんて奇跡としても存在しません。もし そうだとすれば、社長は飛んでもないボンクラと言う事になり、かえって恥の上塗りじゃありませんか。気の毒ですが、工場用が わが身を犠牲にしてまで会長・社長の濱田家を守るのは間違いです。 今 本当に守るべきは従業員300人の生活です。濱田家なんかどうなってもいいじゃないですか。

だから 一日も早く赤福の信用を取り戻し、従業員が安心して働けるようにするのが、本来の工場長の責務です。頑張って下さい。