今週の一本

　昨晩、「明日コンパやけん」と急におっちゃんが言う。おっちゃんの晩御飯がいらない→水曜→映画　とパブロフの犬的に思いつき、映画探し。

　　映画のパンフがなかったので
　

　「佐賀のがばいばあちゃん」　日本　★★と半分
　監督　倉内均
　主演　吉行和子

　戦後間もない広島。生まれてすぐに父親を亡くした明広は、居酒屋で働く母の手一つで育てられる。しかし、夜の仕事をしながらの子育ては難しく、明広は母の実家に預けられることとなった。自分の家よりも、更に貧乏な“ばあちゃん”の家で、明広は戸惑うばかりだった。だが、このばあちゃん佐賀で言うところの＜がばい＞ばあちゃんであったのだ。ばあちゃんには貧乏だが、明るく楽しく生きる哲学があった。ばあちゃんのおかげで、明広は逞しい少年へと成長していく。

　島田洋七原作のベストセラー小説の映画化である。原作がそのまんま映画になったという感じ。貧乏を笑って吹っ飛ばすばあちゃんの言葉。それを説教臭くなく、生活の知恵として話してくれるので、ばあちゃんの話にウンウンとうなづくことができるのだ。＜本当のユーモアとは、どんなことに限らず笑うことができること＞という格言があったと思うのだけど、このばあちゃんはまさにそれだ。

　「悲しい話は夜するもんやない。どげな辛い話でも昼間にしてみたらたいしたことやない」という言葉が心に残ったよ。本当だね。夜あれこれと一人で頭を悩ませていることでも、明るい時間におっちゃんや友達に話したら「なーんだ」ってことになること多い。

　吉行和子がちょっと小奇麗すぎたな。九州弁がうまい女優さんだともっと実感こもったけど。かといってばってん荒川では困るが。子役はうまい。現在の明広を三宅裕司が演じるのだが、子役がみな似てて笑える。

台風一過

　 貯水槽の掃除のため本日は断水。この通り13時-15時まで。これはどこに貼ってるかというとトイレの手洗いタンクのとこ。入るときには（そうそう、断水中やから流したらいけんのやもんねー）と分かってるのに、立ち上がって振り向いたとたんに手は流してしまうん。習性っちゃ怖い。



　会う人ごとに「台風怖かったねー」と挨拶。近くの八百屋さんでは「窓ガラスが割れたとよー」という声も聞かれ、やっぱし、例年よりも激しい風が吹いたんやなあと実感。

　これまでで最高にすごいと感じたのは1991年の、いわゆるリンゴ台風の時。社宅に居た頃やけど、敷地の木がワッサワッサワッサと大きく揺れるなあとドキドキ見ていたら、いきなりメリメリメリーッとでかい音がして、グワグワと倒れていった。「○×▲～～～」と大声を上げてあたふたと部屋を駆け回るミホんち女一同。ドガッシャーン！！！やっちゃったよ。隣の棟の人の車がぺっちゃんこである。

　だから、伸びすぎてて危ないって皆で言ってたのにー。台風一過、戻ってきた青空の下、子供たちはとり放題のセミ取りに勤しむのでありました。木が一階のおうちの庭に倒れこみ、セミがなんぼでも目の前。木が撤収されるまでの日々、一階の人はセミの鳴き声でノイローゼになりそうや、って言ってたけどさ。 　　　　　　　　　　　　　　　　

来たる いろいろ

　木曜日、下娘帰省。
　金曜日、上娘帰省。
　土曜日、お客さん。
　日曜日、台風。

　と出入りの多い(台風も数えるんかい)週末で、ブログ更新をさぼっておりました。台風到来も含め、心配してメールくださった方どうもありがとう。

　　　

　娘達は結婚パーテイに揃って出席するために帰ってきました。上娘にいたっては同じ日にもう一つの結婚式にも列席し、お年頃を実感します。お料理の美味しいレストランを借り切ってのアットホームなパーテイで楽しげに帰ってきました。A子ちゃん　お幸せにね。

　土曜日は、昔の若い衆M君が出張のついでに足を伸ばしてくれて、久しぶりで昔話などで盛り上がりました。残念なのはランチタイムであったため、カレー定食だったこと。次はゆっくりとお酒を飲もうね。

　日曜日の台風はここ最近にない強い風で建物が揺れ、ちょっとびびりました。ベランダは早めに片付けて安心してたのに、重たい灯油缶が動いており驚き。
　
　で、下娘は日曜の帰宅時間を早めて昼前に新幹線に乗りました。13時には下り、16時には上りも止まったので正解。上娘は月曜の10時の便を予約しており、ちょっと心配しました。台風はいなくなっても機体のやり繰りがつかんことあるもんね。本人は「飛ぶ」と根拠のない絶対的な自信を持っており、呆れました。

　空港は昨日乗れなかった人や、連休の旅行帰りの人でごった返しており、その中を同じく東京に帰っていくA子ちゃん夫婦にも挨拶でき、良かったです。

　ためると○○と△△と××をしました日記になってつまらん。また明日より精進します。

　

ペット様＞わたくし

　 ほらね。昨日のカエルくんの後姿。↓シッポがお分かりでしょうか。その左右に羽みたいなんもくっついてるんです。天使？
　　　　　　　　

　先日の温泉が良かったので（12日のミホんち参照）、会う人ごとに「いいよー」とお勧め中の私である。が、今朝のニュースでペット用の温泉というのをやっていた。泥パックやエステもあるげなたい。動物は好きだし、虐待するやらとんでもないと思うが、これはどうなんか。世の中、ペットになんぼかけても惜しくない人がいっぱいいるってことか。

　ペット様温泉は2600円で、予約でいっぱい。650円に舞い上がる自分が我ながら愛しくなる。

おっちゃん無事カエル

　お土産のガラス細工　無事カエル　↓

　　　　　　　　　　　　
　
でもよく見るとシッポがあるなあ。カエルと違うんか？カッパ？


　出かけたっきりナシのツブテやったおっちゃんが無事に帰ってきました。きちんと予定通りに帰ってくるもんやねえと感心しちゃいます。んが、そのまま職場に。ほんまにご苦労さんなこってす。空港までお弁当のデリバリーサービスをして、荷物を回収してきました。

　なかなかポーランドなんか行く機会ないんやからカメラ持っていきゃいいと思うのに、時間もないし面倒だからと持っていきません。私なら空港だけでも写してくるね。で、写真は絵葉書で失礼します。
　
　　　　旧王宮博物館

　もちろんワルシャワは大戦の折に町が破壊されつくされたわけで、その後、絵や写真を元に戦前の町並みを忠実に再現しているそうです。