ちょびっと♪日記

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「遺留捜査」第6話

2011-06-24 | 「遺留捜査」


「遺留捜査」6話見ました

<CAST>
 糸村 聡:上川隆也
 織田みゆき:貫地谷しほり
 横山恵一:波岡一喜
 木村繁:甲本雅裕
 曽根武雄:佐野史郎
 宮下晴彦:螢雪次朗
 加賀美亨:大杉漣
 江藤奈津子:水野真紀




居酒屋の主人が包丁で殺害された。
常連の女性記者と野球選手として将来を嘱望されている被害者の弟。
弟はたった一人の身内である兄が殺されたというのに興味のないそぶり。
女性記者は100万円にもなろうかというお金を数回に渡って被害者に貸していた。
事件当夜、女性と争っていた形跡もあるため記者が疑われる。

糸村は現場の神棚に飾ってあった何かの木の枝と、あるはずなのに無い被害者の手ぬぐいに引っかかりを感じる。
木はごく普通のものだが、塩の成分が含まれており流木の可能性が。
そして被害者の手ぬぐいは、犯人が返り血を拭くために使ったと考えた糸村が
トイレの中から発見。
ここはちょっと微妙かなー。
タンクの中まで鑑識が調べるはずだけど、トイレの排水溝だって手を突っ込んで見つかる位置にあるなら鑑識も気づくと思うけどねぇ。

被害者は借金の返済に追われ、振り込め詐欺の片棒を担いでいて、
それを知った女性記者は交際相手のその弟に相談しようとするが聞いてもらえない。
兄は常連客の一人に振り込め詐欺の仲間に誘われて手伝っていたが、弟のドラフトの話を聞いて自首しようとする。
それは殺されちゃうだろうと。犯罪一味になっちゃった以上、自首するのは黙ってやらないと。
黙ってやったとしても出所したり執行猶予になって、生命が危ないと思うし。



木の枝は兄が落語家に弟子入りしていた時代に覚えた落語の一節。
渡り鳥の雁が北国から南へと渡ってゆくときに、海の上で身を休めるために持って飛ぶ枝。
一人で頑張りすぎる弟を思って、できることなら自分が羽を休める枝になりたいと思った兄。
弟には嫌われて冷たくあしらわれていたのに。



このドラマ全体に言えることなんだけど、遺留品からここまで被害者の感情が分かるとは思えない。
もちろん殺害された状況とか、どうしても語りたかった何かが見えることはあるだろうけど、
殆どは糸村の想像というか推測の域を出ていないんだと思う。

それでも、なんだか切なくて泣けてしまう。
こういうドラマを作るのが上手いのは、やっぱりテレ朝だなぁと思う。
TBSも「仁」や「ハンチョウ」でかなりこの手の路線に力を入れている感じがするけど
テレ朝は重さのバランスが絶妙だと思う。

ま、フジの恋愛ドラマでも泣くほどの涙もろい私がどうこう言うのも何か。


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