『リッチマン、プアウーマン』 第2話
日向 徹 - 小栗旬
夏井真琴 / 澤木千尋 - 石原さとみ
朝比奈耀子 - 相武紗季
朝比奈恒介 - 井浦新
安岡倫哉 - 浅利陽介
小川聡史 - 中村靖日
細木理一 - 植木紀世彦
宮前朋華 - 八木のぞみ
立石リサ - 舞川あいく
吉田一雄 - 鹿内大嗣
山上芳行 - 佐野史郎
小野遥香 - 野村麻純
久我友樹 - 古川雄輝
寂しい男だよね、日向はさ。
一度会った人の顔と名前が覚えられない病気?障害?とかそういうことじゃなくて、母親のトラウマに関わってこういう人格が形成されたのかもしれないけれど、それにしてもなあ…人間として何かが欠けてるという感じがする。
それがこのドラマのウリなんだろうなあ、まんまとはまってる視聴者の一人である。
さて千尋なのか真琴なのかとにかくどっちかはっきりしてほしいところだが、今のところ澤木千尋として日向の会社で総務省関連の臨時の仕事を続ける真琴。
偽名なのはとっくに日向のブレーンの朝比奈にバレてんだけど、朝比奈にとっても何かウラがあって黙認することにしたようだ。
ところが結果的に総務省側にバレちゃって、その問題でせっかく就職活動で最終面接まで行ったのにそれをすっぽかしてしまう千尋。
で、その総務省の事務次官(大地真央)に謝罪に行ったり地道な努力しかできない千尋ちゃんなんだけどさ、そこは仕事で見せつけて挽回してしまう日向だったりして、有能には違いないのである。
素直じゃないというか、感情の表現が下手というか、そこも面白がるところなんだろうけどやり過ぎ感は否めないが。
朝比奈と日向の関係が実は微妙だという方が、わたしは面白い。
朝比奈が何企んでんだ?という感じ。井浦新はこういう癖のある役をやらせたら本当にいい演技をすると思う。
自然に癖がある、というか。
それと朝比奈の妹・耀子役の相武紗季がオトコマエだ。こういう感じの方がブリブリした女子っぽい役より好きだなあ。
あとは大地真央。キレイな上にカッコ良過ぎて。さすがの男役スターの貫録。この人現役当時は「タカラヅカに大地在り」と言わせたくらい人気あったらしいからなあ。
1話、2話とまだ人間関係的なことに時間を割いているせいか、中身は薄い。
新鋭IT企業のクセに結構な男社会体質だったり、耀子がチーフを務めるレストランでも男社会だったり、まあ実際日本の社会はそうなんだろうからむしろそこはリアルかもしれないが、そういう細かいところにかなり時間を割いている。
後半ストーリーに大きく絡む伏線なんだろうかね?
主演二人の演技がまだまだ、というところを周りがうまくフォローしてバランス良く見せているドラマではある。
小栗旬と石原さとみがまだまだ――て言うといろんなところから怒られちゃいそうだけど。
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