ちょびっと♪日記

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「夏の香り」最終話

2010-02-21 | 韓国ドラマ「夏の香り」

最終話 ふたりの運命



ユ・ミヌ・・・ソン・スンホン(田中実)
シム・へウォン・・・ソン・イェジン(岡本綾)
パク・チョンジェ・・・リュ・ジン(小山力也)
パク・チョンア・・・ハン・ジヘ(落合るみ)

最終話で明らかになった事実。
ウネが死んでヘウォンに心臓をあげた日って、ミヌと結婚するはずの日だったんだ・・・
ミヌ回想シーンで病院にかけつけたミヌは思いっきり結婚式仕様だったし。
それは本当に辛かったね、ミヌ。
なのにヘウォンまでこんなことになってしまって。
ミヌはヘウォンが自分を見つけて駆け出したことをジャンミさんから聞いて
まだ自分を責めるようなことになってしまった。
ヘウォンはかなり厳しい状態だと告げられ、チョンジェも取り乱す。
チョンジェもチョンアも寝ずの看病をするが、ヘウォンはうわごとでミヌの名前を繰り返すばかり。
そのミヌは病室に入ることも叶わず、↓トイレの前のベンチでただ待つだけなのだった。



ていうか、トイレの前じゃなくてもいいんじゃないのか?

チョンジェはミヌにヘウォンが目を覚ます前に、予定通り外国へ行くようにと告げる。
ミヌは
「最後に一度だけ、ヘウォンさんの顔を見せてください。
 顔だけ見たら帰りますから。」
と訴えるが、断られちゃって泣いてるよ・・・
顔くらい見せてやってくれよ、チョンジェ~
だいたいヘウォンが会いたがってるんだから、会わせてやってほしいよ。
でもミヌに会ったらストレスになっちゃうか。
目を覚ましたヘウォンは
「結婚式に倒れて申し訳ないことしちゃった。」
とチョンジェに謝るけど、謝られたチョンジェもキツイな~
結局免疫抑制剤をきちんと飲んでいなかったせいで(←ちょっと迷惑)
再手術することになっちょったヘウォン。
手術が成功してもその後の療養生活は、最初のときより苦しいだろうし
良い結果も保証できないと言う医師にチョンジェはくってかかるのである。
たとえ怒りのやりどころが無くて医師に当たったとしても、
生き残るには手術するしかないのだ。
「ミヌさんを呼んであげようか?」
と言うジャンミ先輩に
「ミヌさんにはもう会わない。私みたいに手術を受けてまた容態が悪くなった人がどうなるか、
 私はこの目で見てきたわ。ミヌさんをまたウネさんのときみたいな思いにさせたくない。」
と断るヘウォン。
チョンジェは可能性があるというけれど、現実はもっと厳しいことを受け容れているんだけど、そもそもあんたがきちんと免疫抑制剤飲んでなかったせいじゃないのか?
って言っちゃだめだろうか。でも言いたいッ

チョンジェは再手術を受けようとしないヘウォンに手術を受けさせようと、
ミヌに説得を頼む。
カラーリゾートのプロポーズの小部屋で、ミヌは自分の中にはウネとの思い出だけだと思っていたけれど、ヘウォンに別れを告げられてからは浮かぶのはヘウォンの思い出ばかりだったと話す。
「僕はウネを愛してたんじゃなくてヘウォンさんを心から愛していた。」
「私が治ったとしても私の心臓のときめきは一生私のものじゃないんです。
 だからもうミヌさんには会いません。」
「ヘウォンさんの中に心臓があるんです。心臓の中にヘウォンさんがいるんじゃありません。」
そんな正論、今さらぶったところでヘウォンってば思い込み激しいからな。
ま、とにもかくにも再手術だよ。



「僕の願いはただ一つです。手術を受けてください。」
「手術を受けたとしても、また私が元気になるには長い時間がかかるんです。
 もしかしたら一生ベッドから出られないかもしれません。」
「僕が一生へウォンさんについていますから。」
その申し出を断られても、どんなことがあってもヘウォンを諦めないと訴えるミヌ。
そんなミヌにヘウォンは
「私手術を受けます。その代わりミヌさんは私から離れてください。」
ミヌの人生の再出発のために、自分は足かせにしかならないと思っているヘウォン。

“ヘウォンを必ず助ける、その約束は果たせませんでした。
 ヘウォンはこの世を去りました。
 ヘウォンはミヌさんにこう言い残しました。
 過去のことは忘れて自分の分まで生きて欲しいと。”
チョンジェがミヌにあてた手紙だった。
え?死んだん?と思うけどそんなわけはないよな。

3年後。
チョンアの結婚式。
ブーケを持って街を走るヘウォンがいた。
すっかり元気になってるけど??
しかもチョンジェとも結婚してないみたいだけど?
ミヌは?ねぇミヌは?
時を同じくして韓国に帰国するミヌ。
デプン先輩もみんなミヌにはヘウォンが生きていることを隠していた。
ブーケ教室のために文化会館のフラワーショップに寄るヘウォン。
一方、帰国するなり劇場のリノベーションの仕事の関係で、文化会館に寄るミヌ。
ミヌはヘウォンの後姿を見かけるが、まさかと思いその場を後にする。
チョンジェに会ってヘウォンが最期まで幸せだったのかと確認するミヌ。
・・・もう教えてあげようよ。本当に元気になったんだから。
それにしてもチョンジェとヘウォンはヘンな関係だよな。
結婚もしないし、付き合ってる様子でもないし。
「ミヌさんが帰ってきてるんだ、会った方がいい。あんな嘘つくんじゃなかった。」
「いいえ、あの時はああするしかなかったのよ。
 人工心臓をつけ、アメリカで再手術をしてそうやって苦しんでる間、
 なんて言えば良かったの?あれが一番いい方法だったのよ。」
そうか?まあ足かせになりたくないとかいう自己犠牲の人へウォンの考えそうなことではあるが。
しかしともかく心臓はウネのものではなくなったってわけね。
「もう終わったことよ。私も全部忘れたし。」
「あの人は何も忘れてない。」
「私が一番怖いのはね、もうウネさんの心臓がないってこと。
 もう一度あの人に会っても心臓がときめかないかも。きっとときめかないわ。
 そうしたら私が信じてきた愛も真実も嘘になってしまうでしょう?
 だから私ミヌさんには会わずに生きていく。
 そして今度こそ本当にこの私の心臓がときめく人が現れるまで待ってみるわ。」
分からないでもないけど、その心臓もまた誰かの心臓なんじゃないのか?

しかし、運命の時はやってくる。
雨の日、文化会館の前の人ごみの中で傘をさしてすれ違った二人は
胸のときめきを感じて振り返る。



「あなたに会うと真っ先に胸がときめきます。」
「これが愛なんですね。」
という二人のモノローグで終わりましたが、このドラマって完璧なラブストーリーなのに
キスシーンの1回も無いという・・・
いや、いいけどさ。
ユン・ソクホ監督の映像美へのこだわりと意気込みは充分感じられたよ。
ところでユン・ソクホ監督はソン・スンホン好きなのか。
ふと考えれば四季シリーズのうち夏と秋の2作品の主演がソン・スンホンとは。
いや、ほんまに男前やけどな。 
あ~・・・夏の香りも終わっちゃったなぁ。。。
これでスンホンに会えるのは当分『エデンの東』オンリーである。


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