ちょびっと♪日記

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「外交官 黒田康作」第9話

2011-04-19 | その他ドラマ

『外交官黒田康作』9話見ました。

CAST
 黒田 康作 - 織田裕二
 大垣 利香子 - 柴咲コウ
 観上 祥子 - 草刈民代
 悠木 圭一 - 萩原聖人
 斉藤 修助 - 近藤正臣
 西園寺 守 - 田中圭
 安藤 庸介 - 鹿賀丈史
 佐々木 藍子 - 片瀬那奈
 ジョン - イ・ビョンホン
 霜村 毅 - 香川照之
 霜村 瑠衣 - 夏帆






テロですな、完全に。
外交会議の場を占拠する悠木と佐々木藍子(片瀬)。
そして霜村を説得しようとする黒田。



ブライトン製薬は現地の工場で、人体実験やってたんだ。
霜村さんの奥さんはそれ絡みで殺されたんだね。
当時の検死結果で霜村妻が突入した特殊部隊によって射殺されたことは明らかだったのに
誰かが握りつぶしたせいで、真相が隠ぺいされてしまった。
握りつぶしたのは元総理だと思ってたけど…やっぱり黒幕は外務大臣斎藤(近藤正臣)だろうねぇ。

しかし凄いね。黒田、この状況に至って種明かしだよ。
霜村との会話は会議場に筒抜け。すっげー優秀な外交官演出である。
「そしてあなたは暴力による復讐を受け容れた。」
っていう黒田の台詞は渾身の一言という感じがした。私の中では。
9話までのドラマの中で最も素晴らしい台詞である。
霜村の妻を、理由はどうあれ救えなかったことを後悔し続けていた黒田。
霜村が復讐したいのは自分なんじゃないかと思い詰めてたんだね。



黒田が本音を話したから、霜村も
「お前が守っていてくれればって思ったんだよ。」
と気持ちを暴露する。
霜村はブライトン製薬の人体実験施設で子どもたちに治療を受けさせていた側だった。
8話までは完全に導入部分と思うくらい、9話がこのドラマのクライマックスの全てだと言っていい。
思いっきり予想を裏切ってくれました。
まさか良かれと思ってした結果、自分が加害者になっていたことに気がついたせいで
霜村がここまで追い詰められたなんて。
だから、霜村は被害者のために闘うと決めたんだね。
「あなたがたが伝えられなかった真実は、必ず私が伝えます。」
「11年前、お前もこの国に裏切られたんだぞ!?
 まだこの国を信じるのか?」
「信じられる国を作ることも、官僚の仕事です。
 あなたがやったことが許される日本をるいちゃんたちに残していくつもりですか?」
ここら辺りのシーンは本当に良いと思う。
そして霜村さん自首か?というところでSAT突入、狙撃って。
あンの外務大臣がぁっ!!
撃たれたのは霜村と悠木。



本庁の管理官の一言は重かったよ。
「殺さなくても止められたのに。」
そして外務大臣と元総理の暗黙のやりとり。



黒田は真相に気がついていて、前回イ・ビョンホンに依頼してた調査もあるし、
いやがおうにも最終回に向けて盛り上がるというものだ。

9話は息もつかせぬ展開だった。
でも確かに10話ずっとこの勢いだと疲れるだろうか。

いやあ~、香川照之。すごい存在感ですわ。
今織田裕二と画面上でタイマンはれる役者ってそんなにいないような気もするし。
堤真一とか?若い役者じゃ難しそうだ。
上手下手はともかく、織田裕二の存在感は圧巻。
それに比べて大垣、存在感ゼロだった。いいのか?柴咲サイド。

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