anego～アネゴ～（１）

近頃ほんとに日本のドラマは見なくなったのだが
今、anego～アネゴ～というドラマにちょっとハマっている。
少し前から、妙に篠原涼子の出ているドラマにハマりがちなワタクシ。
既に７話まで終了。今回も見事にビンゴでした。

篠原演じる野田奈央子は32歳大手商社の一般職ＯＬで、
面倒見が良く、後輩（男）から「あねご」と呼ばれて慕われているんだけど
本当はイイ人になってしまう自分にちょっと嫌気がさしている。
で、かつての会社の後輩（ともさかりえ）の夫に憧れてしまったり
結婚の最後のチャンスと見合いをして失敗してみたりするのだけど
結局、自分をあねごと慕う新入社員黒沢くん（１０歳下だよ）に惚れてしまうのでした。

一昨日の放送では奈央子が黒沢くんに告白して
「朝も昼も夜もずっと一緒にいたいんだけど、同棲とかじゃなくて・・・結婚してください！」
とプロポーズしたのに、黒沢くんは
「考える時間をください。・・・５年・・くらい？」
と言ってしまい、奈央子を傷つけてしまいました。
寝言言ってんじゃねーよ！最後に？付けてんじゃねーよ！である。
そして勢いでかつての後輩、えりこ（ともさかりえ）と別居中の夫・沢木（加藤雅也）と
京都へ旅行（おそらく日帰り）に行くことになっちゃうのだ。

このプロポーズまでに事情があってしばらく同棲してた奈央子＆黒沢なのだが
いくら新入社員で若くても、ちょっと黒沢、思慮が浅すぎるなぁ。
32歳の先輩とそういう関係になっておいて、「結婚まで５年」はアホ過ぎると思ってしまった。
会社での派遣と正社員との関係とか、女性の一般職と総合職に対する男性の評価とか
ちょっと微妙に脚本がバカっぽいんだけど、それが今の日本社会ってことなのか？
いや、違う。違うと思いたいな。
それとも大手商社とはそういうものなのか？（足を踏み入れたことすらない世界だが）
しかしコメディタッチなところなど、意外と面白くてつい見てしまうワタクシなのでした。

篠原涼子は清潔感があっていいと思う。
昔はあまり好きじゃなかったけどここ１・２年くらいで、妙に好きになってしまった。
それと重要な脇役で出ている戸田菜穂。
前に何かのドラマで見たときは、発声が苦手でだめだったんだけど
この人もすごく良くなったと思う。
このドラマが、嫌な感じのシーンでも爽やかに見えるのは
キャスティングが良かったせいかも。
黒沢くん役の赤西仁はジャニーズのKAT-TUNのメンバーだそうで、
最近のジャニーズのことはとんと分からないが、彼も爽やかな魅力のある青年です。
そうか。こんな美しい子がまだいたのか、ジャニーズ。
滝沢くんで打ち止めかと思ってたよ、おばさん。

ところで次週は奈央子の絶対しないと決めている不倫が危うい！！
濃い男前沢木との関係が進展？（妻の立場としては許せないが。）
コレは目が離せないなー。
１０歳年下の彼と結婚してハッピーエンドってだけのオチじゃなきゃいいけど・・・
（いや、ハッピーエンドがいいに決まってるんだけどね。）
とりあえず最後まで見るわ。

今WEBサイトで確認してきたら、原作は林真理子。脚本は中園ミホ。
・・・・ちょっと納得。良い意味でも悪い意味でも。