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マット・イシカワによる超能力研究の文献ガイド

サイコプラクシア理論における必要諸条件

2008-01-15 | 21世紀の超心理学
<21世紀の超心理学(8-3)>

第8章:ソールボーンのサイコプラクシア理論
(3)必要諸条件

外的なサイコプラクシアは、いつでもなんでもできる魔術ではない。
その超心理現象を発現するのに、さきの順応態度に加え、達成目標
ごとに、いくつかの必要条件がある。

たとえば、ガンツフェルトの達成には、次があげられる。
リラックスすること、ピンクノイズを聞かせること、視野を全体均一に
すること、認知的柔軟性を確立するすること、ターゲット画像を用意
すること、実験者が暖かい人間関係を形成すること、被験者が言語
化のスキルをつけること、そしていくつかの未知の条件。

PKについてヒースの知見から、あげられている条件は次である。
変性意識状態の確立、ターゲットとの心的なつながりの自覚、自我
からの解離、理性の中断、遊び感覚や至高体験、超越的なエネルギー
感、PKに向く身体状態、集中的意識、努力や注意からの断続開放、
時間感覚の変容、結果への期待、体験への開放感、体験と世界観と
の整合性、既知感、そして意図的なPKの場合はさらに、プロセスの
反応的手ごたえ、プロセスへの信頼、である。

また、PKで、逆に存在してはならない条件は、敵意ある傍観者、
いらだち、やたらな努力、分析的思考、自我意識、集中力の欠如、
お金がからむこと、ESPの使いすぎ、である。

ヒースの関連情報:
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/6-3.htm



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