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超心理マニアのためのブログ

マット・イシカワによる超能力研究の文献ガイド

Ostensible 表面上の(超常現象)

2009-03-20 | 用語解説M-P
<ソルボーンの用語解説(O-8)>

Ostensible 表面上の(超常現象)
超常的な要因がありそうだが、まだ完全にはそうとは
判明していない状況で使う形容詞。

OPE: Ostensible Psychic Event
少なくとも表面上は心霊的効果と見なせる現象。
ジョン・パーマー(1986)が使った略称。


間奏曲(52)スピリチュアル検証チーム報告

2009-03-17 | 用語解説M-P
扶桑社「第2の江原を探せ」(1000円)を読んだ。

5人のジャーナリストがスピリチュアル検証チームを組んで、
覆面でスピリチュアル・カウンセラーにかかって、どれだけ
当たったか、を評価した。250万円の経費と200時間を
かけたフィールド・ワークだ。

その結果分かったこと:
・「霊能者」といっても、大半はインチキやイカサマだ。
しかしそれでも、
・霊界はともあれ、超能力的な何かは認定できる。
だそうだ。

かなりの力作で、ぜひ皆さんも読んでください。

私の印象は、スピリチュアル・カウンセラーっていうのは、
あまり霊界の話をしないのだなぁ、ということ。これでは
透視能力者と大差ない感じであります。


Optional Stopping Hypothesis 任意停止仮説

2009-03-16 | 用語解説M-P
<ソルボーンの用語解説(O-7)>

Optional Stopping Hypothesis 任意停止仮説
超心理の統計的実験で、偶然平均より高い得点が得られても、
それは実験試行を何度も繰り返して、高い得点がたまたま
得られたときに実験を打ち切っただけだとする、懐疑論者が
しばしば主張する仮説。
⇒つまり、実験を始める前に試行数を決めておくべきなのだ。


Open Deck オープン・デック

2009-03-14 | 用語解説M-P
<ソルボーンの用語解説(O-5)>

Open Deck オープン・デック
ESPカードテストで、ターゲットとなる1組のカードを準備する
ときに、各カードの順番を(乱数表などを用いて)ランダムに
すること。つまり、その1組のなかでは、カードの種類別の
枚数が基本的に異なる。

Closed Deck
ESPカードテストで、ターゲットとなる1組のカード内の各種類
の枚数が同じであること。典型的には、購入したESPカード
1組(各種類5枚ずつで25枚構成)をシャッフルしてターゲット
にする場合。
⇒完全なシャッフルは難しいうえに、逐次フィードバックが
 できない(残りのカードの見当がついてしまう)ので、今は
 使われない。


Occult オカルト

2009-03-09 | 用語解説M-P
<ソルボーンの用語解説(O-2)>

Occult オカルト
ある種の科学的体裁をもった実践で、魔術や占星術などの
奥義を伴った神秘的活動を言う。科学としての超心理学と
混同してはならない。

http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/gokai.htm


Observational Hypotheses 観測仮説

2009-03-08 | 用語解説M-P
<ソルボーンの用語解説(O-1)>

Observational Hypotheses 観測仮説
ジープ・ハウトキーパー(1977)が、ヘルムート・シュミットや
エヴァン・ハリス・ウォーカーらの物理的理論が前提として
いる仮説をこう呼んだ。これらの理論では、超心理現象の
発現に対して、「観測すること」が必要条件(十分条件とは
かぎらない)となっている。

http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/5-6.htm


Non-Intentional Psi 非意図的超心理現象

2009-03-05 | 用語解説M-P
<ソルボーンの用語解説(N-5)>

Non-Intentional Psi 非意図的超心理現象
レックス・スタンフォードの用語で、必要性に応じて、
無意識下に発揮される、ESPによる情報獲得を指す。
ときに、無意識の超感覚によってガイドされた無意識の
念力を指す。(つまり、無意識の念力は、対象物体を
見つめながら発揮するものではないから、透視能力など
で、その物体を感知しないと影響を及ぼせないだろう
ということ。)


Newspaper Test 新聞テスト

2009-03-02 | 用語解説M-P
<ソルボーンの用語解説(N-4)>

Newspaper Test 新聞テスト
交霊会で、霊媒と会席者の間のテレパシー要因を排除するため、
交霊会参加者がまだ見ていないその日の新聞に記載されている
事項について、降りてきた霊に質問し、霊の存在を示す方法。
ときには、将来発刊される新聞内容について同じことを行なう。

※成功したとしても、霊媒が単に透視や予知をしたという説明も
 もちろんありえる。


Near Death Experiment (NDE) 臨死体験

2009-02-23 | 用語解説M-P
<ソルボーンの用語解説(N-1)>

Near Death Experiment (NDE) 臨死体験
死に直面した人(ときには医学的に死を宣告された人)が生き返った
場合や、重大な事故に合った人が大きな怪我もなく生還した場合に
報告される体験で、平穏な静けさ、体脱感覚、暗闇に入ったりトンネル
を受けたりする移動感、まぶしい光が現れ、そこに入って行く感じ、
などの要素からなる。さらに、生涯の経験をパノラマのように見せられ
たり、目に見えぬ存在に迎えられたり、すでに亡くなった近親者や
宗教的偉人に出会うなどの体験が報告されることがある。

http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/7-2.htm