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超心理マニアのためのブログ

マット・イシカワによる超能力研究の文献ガイド

Cryptomnesia 潜在記憶

2008-08-08 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(C-41)>

Cryptomnesia 潜在記憶
過去の体験記憶が潜在意識に隠れており、意識のうえでは
その記憶があることが認知できてない状態。その記憶が想起
されるときに超常的な知覚と判断されやすい。超常現象の
一部を通常現象として説明する仮説として提案されている。


Cox Machine コックスの装置

2008-08-03 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(C-37)>

Cox Machine コックスの装置
かつてW・E・コックスが、即時的なPK認定テストのため
に考案した装置。多くの小区画が設けられたところに、
ベアリングの小球を多数落としたとき、各区画に均等に
小球が入るように設計しておく。被験者は、あらかじめ
決めた半数の区画にたくさん小球が入るように念じる。
とり決めた区画に期待数を超えた小球が入ればよい。

※今日の乱数発生器によるPK実験と同様の考え方だ。


Covariance Effect 共分散効果

2008-08-02 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(C-36)>

Covariance Effect 共分散効果
ガードナー・マーフィーとエルンスト・テイヴァスが使った言葉。
2つのESP実験を続けて行なうと、一方のスコアが高いと他方の
スコアも高く、一方のスコアが低いと他方のスコアも低い傾向が
見られる現象をこう呼んだ。

※相関効果と呼んでも同様の意味になろう。


Corroborator 確証者

2008-07-30 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(C-34)>

Corroborator 確証者
自発的に発生した超心理現象の証人。体験者が体験時
に立ち会っているか、関連した出来事を目撃しているか、
発生の直後に体験者から報告を受けているかなど、体験
者の説明の全部または一部を支持する立場にある人物。


Correct Matching 正答照合法

2008-07-29 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(C-33)>

Correct Matching 正答照合法
自由応答のESP実験で、N回分の応答(透視や予知の結果の描画など)が
集まったところで、N個のターゲット(透視や予知の対象となった写真など)と
そのN個の応答を、ランダムな順にして判定者に照合を依頼し、有意味な
結果であるかどうか判定する方法。

※遠隔視実験で使われた方法
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/3-3.htm


Conviction 事実確信

2008-07-28 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(C-32)>

Conviction 事実確信
自発的な超常現象で、体験者が感知した情報が事実であると
主観的な確信があること。たとえば、夢で見た内容が(遠隔
透視や未来予知した)事実に他ならないなどと、強く確信した
気持ちになること。


Conventional Theorist 伝統的理論家

2008-07-27 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(C-31)>

Conventional Theorist 伝統的理論家
軽蔑的意味合いとともに使われた「懐疑論者」という用語に代えて
ジョン・パーマー(1986)が導入した。超常現象を正統的な科学の
知見から説明しようとする人々を指す。またパーマーは、「懐疑論者」
という用語は、伝統的理論への批判者、超常的理論への批判者の
両方に使える用語としてとっておこうと考えた。


Control コントロール(霊)

2008-07-26 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(C-30)>

Control コントロール(霊)
交霊会で霊媒を支配している死者の人格であり、霊媒の
からだを借りて霊界のメッセージを伝えるとされる。

ほかに、比較対照実験の対照群(コントロール群、統制群)
を指す。実験条件以外を実験群と同様にしておき、実験に
影響する未知の条件を比較によって相殺する。


Confusion Matrix 混同対照表

2008-07-23 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(C-28)>

Confusion Matrix 混同対照表
ESP実験結果の分析で、ターゲット種類を左側に縦に配置し、
各ターゲットに対する推測回答について、それぞれどの種類が
何回コールされたかを表にしたもの。

⇒ESPカードの例で言えば、ターゲットが「四角」のときに
 「円」と混同して回答されやすい、などとすぐにわかる。
 また、対角要素の和が正答数となる。


Conformance Behavior 適合行動

2008-07-22 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(C-27)>

Conformance Behavior 適合行動
レックス・スタンフォード(1978)の理論の鍵となる概念。
比較的ランダムで無秩序なシステムが組織化するプロセスで、
他の比較的秩序化されたシステムの目的や「傾向性」に適合
するように働くとする原理。超心理現象はどれも、この適合
行動の特別な場合とされる。

※スタンフォードは適合行動を、生命が意味をもち、生きる
 ことの基本原理と考えた模様。
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/5-3.htm