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超心理マニアのためのブログ

マット・イシカワによる超能力研究の文献ガイド

Direct Mental Influence on Living Systems 生体への影響

2008-08-26 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-15)>

Direct Mental Influence on Living Systems 生体への直接的精神影響
バイオPKの現代的言い方。テレビモニタに映っている遠隔地の人間
に超心理的影響を与えて生理指標を変化させるのが典型的実験例。
⇒PK(念力)ではなく、無意識へとテレパシー的に働きかけた結果
 かもしれないので、PKと呼ばないようになったためである。


Differential Effect 差異効果

2008-08-25 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-14)>

Differential Effect 差異効果
ラマクリシュナ・ラオによる命名で、2つの異なる条件のESPテスト
を同じ被験者群に対して行なうと、同一被験者のテスト結果が一方
は大きくプラスのところ、他方は大きくマイナスであるなどと、2つの
スコア間に大きな差異が見られる(全被験者に対して各被験者ごとの
その差異の大きさを統計的に検定すると有意になる)こと。


Depersonalization 離人症、脱人格

2008-08-21 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-10)>

Depersonalization 離人症、脱人格
心理学や精神医学の専門用語で、通常の自己感覚や現実感から
逸脱した感覚に見舞われること。(たとえば、自分が自分でない
ように感じられたり、闇の中にいるように感じられたりする。)
ときには、遠くから自分の身体を見下ろしている感じがあり、
体脱体験が起きる原因ともされている。

Derealization 現実感喪失症


Deja Vu デジャ・ヴ

2008-08-16 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-6)>

Deja Vu デジャ・ヴ
フランス語で「すでに見た」の意味であり、実際には最初の
体験でありながら、過去に体験した感じがすること。ESPの
現れとも解釈可能であり、かつて超心理学者のフレドリック・
マイヤースらが注目した。


Defense Mechanism Test 防衛機制検査

2008-08-15 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-5)>

Defense Mechanism Test 防衛機制検査
不安などに対する無意識下の防衛的な姿勢の度合いを測る検査。
中央に不安をあおる画像を呈示し、周辺に呈示された画像への
知覚低下(認知・記憶の度合い)が多く起きると防衛機制が高い
とされる。超心理学では、防衛機制が高いとESPのスコアが平均
より低く、防衛機制が低いとESPのスコアが平均より高い傾向が
あることが知られている。

※関連:ヤギ・ヒツジ効果


Decoy デコイ、(ターゲットの)おとり

2008-08-13 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-4)>

Decoy デコイ、(ターゲットの)おとり
自由応答の超心理実験において、使用されたターゲット以外に
ターゲットの候補をいくつか混ぜて被験者に提示し、首尾よく
使用したターゲットを選び出せるかをテストする。その候補
ターゲットをデコイ(おとり)と言う。


Decline Effect 下降効果

2008-08-12 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-3)>

Decline Effect 下降効果
超心理実験のスコアが、実験の開始時に高く、後に行くと
低くなる傾向。または、最初の実験で高く、続く実験で
低くなる傾向。あるいは、能力が高いと見られる被験者が
実験を繰り返すうちに能力が低下する傾向。

※懐疑論者は、これは回帰効果(偶然に高いスコアが出た
 実験に後から注目し、それが平均期待値に戻る現象)に
 すぎないと指摘するが、超心理学者は回帰効果を除外
 しても下降効果は残り、その原因は「飽き」だとしている。
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/4-1.htm


Deathbed Experience 臨終現象体験

2008-08-11 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-2)>

Deathbed Experience 臨終現象体験
死に逝く人が、霊魂を目撃したり、身内の死者に会ったりする、
あるいは、あの世を見たり、天界の調べを聞いたり、感じたりする
ような、一連の言動をすること。しばしば変性意識状態で高揚した
様子になる。

※臨死体験(Near-Death Effect)が当の本人の1人称的体験を指す
 のに対して、こちらは、看取る人から見た2人称的視点のようだ。


Decision Augmentation Theory (DAT) 意思決定拡張理論

2008-08-10 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-1)>

Decision Augmentation Theory (DAT) 意思決定拡張理論
エドウィン・メイら(1995)が提唱した、超心理の統一的説明を目指した
理論。人間には現実に対する透視能力に加え、将来にわたった(完全
とも言える)予知能力があり、その膨大な情報へと拡大された意思
決定が(超能力発揮時に)なされているとする。

⇒ミクロPKを予知として説明する一方、マクロPKを否定する。
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/5-4.htm