あすなろ

塾長日記

阿波踊りとよさこい

2010-08-11 15:46:00 | Weblog
阿波踊りとよさこい
阿波踊りはボクの中では強烈だった。途中から原宿でスーパーよさこいが始まった時、よさこいもまた強烈だった。何かがはじけるとはこういうことを言うのだろう。ほとんど裸で、おっぱいをブルブル震わせる、浅草のサンバより、阿波踊り、よさこいのが色っぽいのはどうしたことだろう。たぶん、カツオで儲けた漁師などが料亭で芸者をあげて騒ぐ大皿料理などの文化みたいなものが両方にあるからなのだろう。
土佐の芸者の話は鬼龍院花子の生涯などでも取り上げられているし、阿波は着物を染める阿波藍で儲けいお金で運営されてきた。事実阿波踊りは戦後、芸者が仕事をくれと阿波踊りをしながら、市役所だか警察に乱入したともいう。そして昭和27年、高知で隣の徳島がお客を呼んでいるからこちらも始めようとスタートしたのがよさこい。夜さ来いだね。
その中でも(今年も優勝したみたいだけれど)十人十彩は圧巻だったね。昨年は東京に来なかったから、オッカケのボクとしては
高知で見た後、神戸まで見に行ったよ。
異人館の前の小さな公園で、見ている人は十人くらいだったけれど、おらぁ泣いたね。

老いの大問題について

2010-08-11 10:21:23 | Weblog
毎日その近所の老人は、おせんべいを一枚とか持ってやってきた。来客がいてもステテコかなんかで入ってくるから『こちらは仕事をしているんだから勝手に入ってこないで』と言ったら『これが俺の仕事だから』とまったく笑えない冗談を言った。友達なし、仕事なし、そして一番の問題はこの老人に趣味がないことなのである。孤独なのはわかる。しかしそれは私には関係のないこと。人間関係の距離をつかめないとこういう晩年になるんだね。私は今ミクシーで幼馴染から学生時代の友達まで4人とマイミクにしているから毎日の彼らの行動が瞬時に分かる。九州で雪だという写真入りのメールが届いた時間に、札幌では今年は雪がないというメールが来たこともある。あるいは60歳を迎えた昨年、どうやってこれから生きていくという問題については、情報交換で勇気をもらったし、希望も見出した。20歳の時将来を語ったやつらと晩年にまた生き様を語るとは思っていなかったな。本当に友人が宝になった。
こうなるとたまにあっても別に酒なんか飲まないで、日帰り温泉に入ったりドライブをしたりする会い方になった。昨晩、友達の一人は明日から外国といいに来て、『事務所のゴミは捨てておくよ』となぜか、女房みたいなことを言った。