あすなろ

塾長日記

真夏の恐ろしい話

2009-08-08 13:26:53 | Weblog
昨日のことだ。その葬儀はものすごい田舎であった。秋田とか山形とか最近行ったけれども新幹線を使うと大体東京から2時間でどこでも行けるけれど、ここは5時間かかる。乗り換え乗り換えで行きに確認した車掌さんは、ああそういえば●●駅のそばで葬儀をやっていたというのだ。そんなと思ったけれど確かに車窓から葬儀が見えた。亡くなった方は双子で、黒いリボンの写真の前に同じ顔をしたお兄さんが座っているから事情を知らない人はぶったまげる。ボクも双子であることは知ってはいたけれど最初はびっくりした。しかもお嬢さんも双子だから受付にいた人と同じ人がお茶など持ってくると、またたええっとなる。雪深いところで公民館にはこんな暑い日はめったにないという日だから、クーラーもない大きな部屋にたくさんの人が黒いスーツにネクタイをして汗をかくからと水を飲まないようにして、お坊さんも張り切ってやたらお経が長く、もう熱中症で倒れる人がでないのが不思議という状況であった。
さて、出棺となるといきなり大雨だ。その降り方も突然ザザーっとくる。葬儀が終わって1時間15分、列車がない。たった一軒の食堂に入って(大半の人が村の人だからだれも列車に乗らない)さぁ列車が来ると思って食堂を出るとまたザザーっとくる。今度は雷つき。1時間のって今度は晴れているなと思って、反対に止まっている列車に乗ろうとするとまたザザーっとくる。そして途中はまた雨はやむのだ。酒井法子に逮捕状というニュースを見ようとワンセグをつけると大雨洪水注意報が鹿沼地方にと言っているときは、列車鹿沼を(茨木県だっけ)走っていた。(この1時間に82ミリは記録らしい)そうして埼玉の大宮に来た時は埼玉地方に大雨洪水注意報が出て、雨の中何度も濡れながら走ったから、二つの紙袋は破れておみやげの喜多方ラーメンは駅のコンコースにばらまかれ、さらに夜家庭教師で神奈川の川崎まで行くと雨脚はさらに激しくなり私は12時間もこんなことをやっていた。クタクタ。