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金星探査機「あかつき」 小惑星観測も検討

2011-01-06 22:32:17 | 報道/ニュース


  1月4日 めざましテレビ


  金星を回る軌道に入れなかった探査機「あかつき」について、
  宇宙航空研究開発機構が、現在の軌道を微修正して金星周辺の小惑星も
  観測させる方向で検討していることがわかった。

  「あかつき」は金星を回る軌道に入れずに、2010年12月失敗。
  金星の内側、太陽を回る軌道にいるが、
  次に金星に近づく2016年12月に再挑戦の予定。
  しかし、6年後の「あかつき」は、燃料がぎりぎりの状態で
  観測機器も設計寿命を越えていることから、
  たとえ金星の軌道に入ることが出来ても予定通り金星を観測するのは厳しい。

  6年後の金星再接近までを有効利用しようという考えで、
  金星の近くの小惑星も「あかつき」に観測させようというわけである。

  この観測が出来ると貴重なデータがとれる。
  これまでに観測された小惑星というのは
  いずれも太陽を中心にしてみると地球よりも外側のもので
  これまでの主な探査機による地球より太陽に近い、
  つまり内側の小惑星の観測記録はない。
  太陽に近い小惑星の成分を分析して太陽の光や熱の影響を見ることが出来る。

  宇宙航空研究開発機構では現在詳しい軌道の計算を進めている。

  
  人類が、初めて宇宙へ飛んだ50年の節目にあたる今年、
  1998年から進められてきた国債宇宙ステーション(ISS)が完成する。
  また述べ800人を宇宙に運んだNASAの「スペースシャトル」が6月に引退する予定。

  人類の宇宙開発はひとつ区切りを迎える。

  2011年
   5月末   古川聡飛行士 ソユーズ宇宙船で出発
   6月2日  部分日食(東北、北海道)
   6月16日 皆既月食(一部地域)
  10月 9日 10月りゅう座流星群ピーク
  12月10日 皆既月食井(全国)






   

















  



  















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石材新時代 秀吉と家康の眼力

2011-01-04 22:23:42 | 編集手帳
  12月27日 読売新聞編集手帳


  比叡山の南麓から、送り火で知られる大文字山にかけて、良質な石が分布している。
  切り出されて二条城の石垣や桂離宮の造営などに使われた。
  京都の石材の一つ、「白川石」である。

  宇治平等院の庭の灯籠の材料になった「太閤石」や「宇治石」なども京都を代表している。
  これらの石は千年以上にわたり、灯籠や茶道の水鉢などに加工され、
  独特の風味の京石工芸品として受け継がれた。

  国は約30年前に「伝統的工芸品」に指定し、振興策を支援してきたが、
  白川石や宇治石はもう採石されなくなり、在庫も乏しくなっている。
  このままでは、職人たちが京都の石で守ってきた伝統のピンチである。

  そこで新たに瀬戸内海の「小豆島石」や、
  神奈川県の真鶴半島一帯で採れる「小松石」を使用することにした。
  小豆島石は豊臣秀吉が大阪城を築城した時に使われ、
  小松石が関東の石材として有名になったのは、江戸幕府が開かれた頃という。

  京石工芸品の持ち味を変えずに、新たな石材で技法を継承する新時代の到来だろう。
  約400年後に自分たちの眼力が生きたと、
  秀吉と家康が胸を張っているかもしれない。

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アイドル便乗商法 日本VS韓国

2011-01-03 22:21:32 | 海外ネットワーク
  12月11日 NHK海外ネットワーク


  タイで開かれた韓国製品のPRイベントでは、韓国のトップアイドルが親善大使を務める。
  アジア各国に還流ファンが広がっている。

  韓国政府関係者
  「韓国では政府と芸能界が手をとり合って韓国製品の価値を上げようとしているんです。」

  国を挙げて韓流ドラマやアイドルを売り込んできた韓国。
  今、人気アイドルが政府と一体となって家電などの製品を売り込んでいる。
  アイドル人気に徹底して便乗し、韓国製の家電や化粧品などを消費者に浸透させている。

  かつて日本のメーカーが圧倒的優位だったアジアで、
  したたかな韓国の販売戦略が際立っている。
  シンガポールにある韓国ブランドの化粧品点では、
  化粧品を買った人に還流スターのポスターをプレゼントする方法で売り上げを伸ばしている。

  女性客
  「以前はヨーロッパや日本の化粧品を使っていたが、
   韓流スターがすすめるから韓国製品に乗り換えた。
   使ってみたら悪くない。」
  
  巻き返しを図りたい日本は、企業が目をつけたのはアジア最大のアニメのイベント。
  思い思いのキャラクターに扮する熱狂的なファンの数は三日間で7万人。
  旺盛な購買欲でほしいグッズを次々に購入していった。
  この若い世代をターゲットに家電などの自社製品を売り込もうと、
  日本の大手企業が初出展した。
  大手電機メーカーのコーナーは、アジアで3Dテレビを売り出している。
  キャラクターに扮したファンが自分たちの姿を専用めがねで見ると、
  まるで登場人物になったかのようだ。
  3Dで迫真の映像に触れてもらうことで、
  日本のテレビの魅力を知ってもらおうという狙いである。
  お気に入りのキャラクターに変身するために使うのも日本メーカーの整髪料。
  仕上げに使うドライヤーも日本製。
  韓国と比べてもアジアで優位に立つアニメやゲームに徹底的に便乗することで
  日本製品を売り込む戦略である。

  パナソニック アジアマーケティング部長
  「エネルギーのあるこの年代の人を今からファンにして、
   長くおつきあいいただければその意味で非常にいい機会だ。」

  大手自動車メーカー、トヨタの販売店も人気アニメに便乗。
  シンガポールのある販売店では、
  アニメのイベントに出展した車を早速展示し関心を集めている。
  希望があれば好きなアニメのキャラクターをボディに描くサービスを提供するという。

  販売担当者
  「反応は上々。将来の顧客開拓にもつながることを期待している。」

  国を挙げて韓流タレントを使ったイメージ戦略で製品を売り込む韓国。
  人気のアニメやゲームにあやかって、巻き返しを図ろうという日本。
  製品の優れた特性だけでは生き残れない、市場での新たな戦いが待っている。



























 
































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冬の朝、好きなことは?

2011-01-02 22:29:18 | 報道/ニュース


  12月22日 めざましテレビ



  ウェザーニュースのアンケート調査で、
  冬の朝、目覚めて布団を出るまで全国平均13,3分だったことがわかった。
  都道府県別で見ると最も早いのは、徳島県と宮崎県の11分。

  冬の朝 目覚めてから布団を出るまで
  1位 徳島県 11,0分    43位 長崎県 15,4分 
  1位 宮崎県 11,0分    44位 高知県 15,5分
  3位 山口県 11,3分    45位 広島県 15,7分
  4位 福井県 11,5分    46位 熊本県 16,1分
  4位 奈良県 11,5分    47位 鳥取県 16,6分

  47都道府県のトータルの傾向としては、西日本は早く、北日本は遅い。

  なぜ西日本が早いのか。

  ウェザーニュース担当者
  「朝の時間を無駄にしないという、近畿地区の県民性が表れたようです。」

  冬の朝 布団から出るのにもっとも必要なのは・・・?
    気合 56%
    部屋を暖める 33%
    目覚まし時計を増やす 3%
    家族の協力 2%
    血圧 1%

  冬の朝 一番困ることは何ですか?
    部屋が寒い 48%
    (車の窓などの)霜 16%
    水が冷たい 10%
    結露 9%
    雪かき 6%

  冬の朝 一番好きなことは?
    澄んだ空気 36%
    二度寝 16%
    朝日 14%
    ストーブにあたる 10%




















 
  



  



























 
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核の番人 “IAEA”とは

2011-01-01 22:35:23 | 海外ネットワーク
  12月18日 NHK海外ネットワーク


  核戦争による人類滅亡までの残り時間は?
  
  午前0時を滅亡のときにみたてた、  
  核戦争による人類滅亡までの時間を示す「世界終末時計」。
  アメリカのオバマ大統領が核なき世界を呼びかけたことで、
  時計の針は1分戻され、残りあと6分となった。 
    
  核の脅威に立ち向かうのは、
  “核の番人”IAEA(国際原子力機関) 
  世界が核廃絶に向けて願いをあらたにする中、核の脅威はなくなっていない。
  そのなかで核の平和利用を呼びかけ、
  核兵器に転用されるおそれのある核不拡散の役割を担うのが、
  IAEA(国際原子力機関)である。

  芸術の都オーストリアの首都ウィーンにIAEA本部がある。
  150あまりの国々が加盟、
  軍縮担当の政府高官や核技術の科学者が集まった専門家集団。
  最も重要な仕事は、北朝鮮やイランへのりこんで行なう“査察”と呼ばれる捜査活動。
  施設に立ち入って塵まで採取し詳しく分析し“核兵器製造”の疑いを検証する。
  核の番人の仕事である。

  このトップを務めるのが事務局長で、時に超大国とも亘りあわなくてはならない。

  2003年のイラク戦争前夜、国連安保理に出席した当時のエルバラダイ事務局長は、
  イラクが大量破壊兵器を保有しているとして開戦をはやるアメリカに、
  あくまで査察によって真実を見極めるべきだと反論した。

  核拡散を防ぐための取り組みが評価されIAEAにはノーベル平和賞が贈られた。

  去年、日本人としてはじめて事務局長に就任した外交官の天野之弥氏。

  しかし就任から1年、北朝鮮やイランの核開発をめぐって世界各国の対立が表面化。
  あらたな核開発や核テロの脅威が増す中、天野事務局長に重い責任がのしかかっている。

  IAEA 天野事務局長
  「北朝鮮の核問題は東京、アジアからみると非常に重要な問題。
   ところが西のウィーンからみるとイラン問題が一番重要。
   そこで両方重要だと問題の設定をしている。
   北朝鮮によるウラン濃縮問題、軽水炉建設問題が起こった。
   重大な懸念を持って受け止めている。
   (北朝鮮は)IAEAの査察、国連決議を実施していない。
   そういうなかで核実験、原子力活動し非常に懸念。
   昨年4月以降北朝鮮には要員がいないので現地で情報をとることができない。
   一刻も早く査察官が現地に復帰することが大事。 
   我々としてはいつでもスタンバイ。
   いつでも行けといわれたら行ける状態になっている。」


  混迷する中東情勢と密接に絡み合ったイランの核開発問題。 
  イランの核開発をいかに有効に監視していくのか。
  
  IAEA 天野事務局長
  「イランの各階春は軍事的な意味合いがあるか解明していきたい。
   それについて充分な協力が得られていないことが問題。
   強硬か柔軟かという点をみているわけではない。
   実際のイランの各活動がどうなっているのか事実に着目してみている。
   核の軍事利用はあってはならない。
   防止するためにIAEAもある。
   核不拡散の問題について断固たる立場で臨む。
   断固たる立場で臨むことは、“ルールを守ってください”ということ。

   日本は被爆経験もあるし、原子力の平和利用もやっている。
   国際社会に還元したいという気持ちで仕事に取り組んでいる。」








 













 

  
 



  

  







 
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