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ILC国際リニアコライダー 日本が誘致を

2013-06-14 08:19:27 | 報道/ニュース
6月14日 おはよう日本

2020年代の完成を目指すILC国際リニアコライダー。
完成すればヒックス粒子などの性質を測定することも可能になり
宇宙の謎にさらに迫ると期待されている。
その候補地として注目されているのが日本。
その理由は。

ILS建設を推進するイギリス人のリン・エバンスさんは日本への期待を示した。
(リニアコライダー コラボレーション リン・エバンスさん)
「日本にはリーダーシップを発揮してもらい国際的な研究所を作ってほしい。」
ILCは全長30キロにもなる「加速器」。
直線型の内部のトンネルの中では電子と陽電子が同じ速さで衝突。
ヒックス粒子などの粒子が飛び出すのをとらえその性質をさらに詳しく調べることができるという。
ILCの日本以外の候補地はロシア・ドイツ・アメリカ・スイス。
この中で「信頼性が高い」と日本が期待を集めている。
(リニアコライダー コラボレーション リン・エバンスさん)
「以前にも大きなプロジェクトが建設が始まってから取り消しになってしまうことがあった。
 信頼のおけるパートナーが必要です。
 日本は技術的にも知的にも能力があってしかも信頼のおける国だ。」
日本の候補地は東北の北上山地と九州の脊振山地の2つ。
ILCを受け入れると8,300億円がかかると試算され
国がその半額を負担することになっている。
それでもエバンスさんは大きなメリットがあると主張している。
(リン・エバンスさん)
「最先端の研究所。
 世界の人たちがそれを利用する。
 大変誇りに思うべきこと。
 いろいろな意味で日本にとって素晴らしい投資になる。」




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