今日は、2月17日 金曜日 曇り時々小雪時々晴れ
朝から、かなり厳しい冷え込み。午前中には、小雪も舞う、晴れたり、曇ったりの不安定な天気になりました。
さて、午後から、島原半島観光連盟主催の、「インストラクター研修会」に参加してきました。
会場は、島原市にある雲仙岳災害記念館。今日は、平日のせいか、駐車場には、観光バスの姿はありません。
館内も、閑散としています。
研修会場には、観光ガイド、旅館、銀行、商工会など約60人の参加者の皆さんが着席しています。「島原半島世界
ジオパークの魅力」というのが研修テーマでした。
最初にジオパークの意味するものについて、講師の先生からの説明がありました。ジオパークとは大地の公園と
いう意味で、捉え方として、価値ある地質遺産を保護しながら、計画的に教育や観光に活用し、地域経済を発展
させるということでした。つまり、地域経済が潤うようにということでしょう。遺産と言っても、世界遺産のように種々の
制約がないというのが、大きな特徴でしょう。それとともに、自由な観光推進が出来るということでしょうか。
ただ、ジオパークが島原半島の観光資源のひとつになれるかどうかは、これからの取り組み次第だと思うのですが、
半島各地に点在するジオサイトが、観光客の要望に、どんな形で組み込まれていくかが、これからの課題になると
考えています。ただ、世界や日本の歴史と違って、何千万年前の世界を想像するのは、少しシンドイような気も
します。知識だけでなら、それていいかも知れませんが、観光は、ある面では“楽しさ”の要素も有りますからね。
ただ、今回の研修で、頭に残ったのは、地震の規模を示すマグニチュードの説明でした。マグニチュード9の地震は
マグニチュード7の1000倍になるとか。これには、ビックリしましたよ。数字的には2しか違わないのに、規模の大きさ
がこれほどまでとは知りませんでした。これを聞いて、マグニチュードの本当の怖さがわかりましたよ。
それから、火山学習や体験学習に訪れる修学旅行生も増加しているそうです。
これからのジオパークを軸にした観光プログラムの進展を願いながら、研修会場を後にしました。
研修会の様子。パソコン投影なので、説明もとてもわかりやすい。
記念館玄関前に設置されている溶岩人形。
館内に飾られていた「がまだす溶岩びな」。
記念館のミュージアムショップには、「溶岩くん」と「ジーオくん」のマスコットが
販売されていました。「ゆるキャラ」もいいですけど、こんなマスコットも、楽しい
ですね。「溶岩くん」大人気と書かれてありますよ。
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