かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

第11回南島原市セミナリヨ版画展

2012年02月21日 | 日記



今日は、2月21日 火曜日 天候は曇り。
ここ最近、ブログの更新が滞りがちになっています。実は、体調不良の暗いトンネルをやっと抜け出し、気分転換
も兼ねて、福岡に遊びに行っていました。食や、映画、書店、CDショップなど気の向くまま、楽しんできました。
連れ合いは、宝くじ購入も目当てだったようです。この時ばかりは、食をのぞいて、それぞれ別行動。それぞれ、
趣味嗜好が違いますからね。それにしても、久しぶりに福岡を楽しんだ2日間になりましたよ。
 というわけで、今日は、午後から有家コレジヨホールで開催されている「第11回南島原市セミナリヨ版画展」に
行ってきました。今年で11回目になるこの版画展は、今回から全国公募になり、小学生、中学生、一般、グループの
4部門に、過去2番目に多い、6,588点の応募があったそうです。
 16世紀、この地有家に、キリスト教の学校、セミナリヨが置かれていた時、学んでいた学生たちにより、銅版画が制作
されていたという史実があり、銅版画の発祥の地と位置付けられています。版画展の開催も、このような、歴史的背景を
元にして開催されるようになったんですね。写真の左端は、銅版画専用の印刷機で、その当時に近い形で復元された
ものです。会場の受付で手渡された図録の中にも、この印刷機の制作について詳しい説明もあり、「この復元は、17世紀型
ロール式木製銅版画印刷機の完全な復元である」とも書かれてあります。
 市のホームぺージの市長日記には、18日の表彰式には、九州はもちろん、北海道、宮城県、東京、大阪からも、受賞者
が来市されたと書かれてありました。ということは、この版画展が、全国に情報発信されたと考えてもいいのではないかと、
勝手に思ったりしました。次回の開催が、とても楽しみになりそうな予感がします。
 会場のレイアウトも、スペースを十分に取ってあり、ゆっくり、ひとつひとつの作品を鑑賞することができます。展示されている
作品も、かなりのレベルの高い作品であることが、美術にうとい私でさえ感じることができます。また、審査員の先生方の作品も、
展示してあり、ぜひ、会場に足を運んでいただき、自分の目で、作品の数々に触れて欲しいと思いました。
 この版画展が、南島原市が全国発信できる美術展に育つことを願いながら、会場を後にしました。



今日の午後2時頃の前浜風景です。ウォーキングやランニングしている人の
姿が見えます。



自宅玄関前のジンチョウゲの花が一輪咲きました。もう、しばらくしたら
香りに包まれることでしょう。


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