かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

口之津・「おこんご」という名前のバス停

2010年12月27日 | 日記
今日は、12月27日 月曜日 天候は曇り時々晴れ。
温度は、昨日よりは、幾分上昇しているものの、体で感じる寒さはあまり変わらないような気がし
ます。午前中は、病院の受診。この歳になると、何種類かの薬の御世話になっています。検査数値を
見た先生の言葉。「寒いから、ウォーキング控えたんでしょう」と、優しくたしなめられます。続けて
いるうちはいいのですが、2,3日休むとズルズルと怠けてしまいます。失ってみて、初めてわかる
健康のありがたさーそうならないためにも、続けることが大事なんだと、改めて再認識しましたよ。
 そんなわけで、出かけたのが、すでに午後3時近く。今日は、防寒対策も十分にして、口之津資料
館から早崎半島の道路を走ることにしました、しばらく行くと、「おこんご」というバス停が目に留ま
りました。想像すらできないような、珍しい名前です。普通は「字」の名前をつけることは、よくある
のですが……。
 早速、帰宅してから調べてみることにしました。k史談会発行の冊子に「オコンゴ」考と題した文が
寄稿されていました。それによると、珍しい名前なので、どうした「いわれ」があるのか、古老などに
訊ねても、返ってくる言葉は「わからない」「知らない」が殆どでしたと書いてあります。「げなげな話」
であっても、「おどんがこまかときにゃ」と言って話してくれたものでした。
 そこで、寄稿したS先生は、インターネットや辞書などて゜調査されたとのこと。その結果、「早崎
名」と「町名」の境を流れる「オコギガワ」でカラムシと言う植物の茎の茎をはぎ取り、それを晒して繊維
をとる仕事をした川であることから、言いなわらした地名であると推論されています。
 でも、地名の由来はどうであれ、バス停の名前になるほど、すっかりこの地区の人には定着してい
る地名なんですね。それにしても「オコンゴ」-いい言葉の響きだと思いませんか。




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