かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

寒いはずなのに暖かな大寒の陽射し―南島原・加津佐

2015年01月20日 | 日記



今日は、 1月20日 火曜日 天候は晴れ。
明け方に冷え込んだのか、外が明るくなりかけた時に、目が覚めてしまいました。
その後、なかなか寝付かれなくて、枕元のラジオをイヤホンで聞いていいるうちに
「ラジオ体操」の音楽が流れだしました。「朝だ~朝だ~」という元気な歌声に、寝て
いる気分にはなれなくて、とうとう起きだしてしまいました。(笑)

朝食まで、時間があるので、自分の部屋でテレビを見るのですが、まだ目覚めが
スッキリしません。その朝の番組の名前が「スッキリ」とは…。年齢相応かも知れ
ませんが、夜中に何回も起きることが多くなりました。ぐっすり睡眠という、上質の
睡眠がとれません。

午前中は、口之津図書館へ、リクエストの本を受け取りに出かけました。「教養」
ならぬ「今日用」を実践しています。図書館で、新聞、雑誌などを含めて、活字に
触れながら過ごす時間は、手軽にできる“脳トレ”のひとつかもしれませんね。

今日は、一年のうちで、最も寒いとされる「大寒」。でも、今日は朝から青空の
冬の陽射しが降り注いでいます。午後から、私が所属する会の会長宅へ届け
る用事があったので、出かけることにしました。用事を済ませた後、貴重な冬の
陽射しを無駄にしないために、野田浜を歩くことにしました。

ベンチにポールを立てかけ、野田浜を撮ったのが上の写真です。それにしても
ほとんどの松の木は、海風の影響で、後ろになびいているのに、岩戸山をさえ
ぎっている目の前の松の木は、海に向ってなびいています。前に出ているので、
風当たりは、かなり強いと思うのですが…。折れてないですよね。

1月も20日が過ぎました。時間は過ぎて行くものと思っていました。私の好きな
出版社からの配信メールに、日本の有名な女優さんの山本富士子さんが紹介
されたという「砂時計の詩」が届けられました。

「時は過ぎ去るものでなく、積りゆくものだと…」。この記事を見ながら、30年前を
想い出していました。私たち家族4人は、世界最大の1トンの砂時計が完成した
ということで、年末、島根県仁摩町(現在は太田市)に車を走らせました。

そして迎えた大晦日。その巨大な砂時計を半回転させるために、多くの人が綱を
手に引くのです。私たち家族も、その列の中にいます。そして、1月1日を迎えると
同時に、砂が落ち始めます。あの時、幼かった息子、娘も伴侶を得て、家族の時を
刻んでいます。

続けて、「…時は過ぎ去るものでなく 心のうちに からだのうちに積りゆくもの」と。
私たちも「じぃ~じ」「ばぁ~ば」になり、積った時が尊いと思える年代になりました。