かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

夕霧と落陽―南島原・加津佐

2013年10月11日 | 日記



今日は、10月11日 金曜日 天候は雨から晴れ。
朝から秋雨。玄関に続く石段のくぼみには、何カ所もの水溜りができて
いました。空を見上げると、灰色の雲に混じって、黒い雨雲が見えています。
これだけ見ると、天候の回復の兆しは見ることができません。

朝食まで時間があったので、しばらくソファーに腰掛けてテレビを視聴して
いました。睡眠は十分とったはずなのに、無性に眠たいのです。
秋の季節に「春眠」ではなくて、「秋眠」かなと思ったまでは良かったの
ですが、どうも気になり、ネットで「秋眠」を検索してみました。

言葉としてはあまり使われていないようですが、多くのブロガー達が
「秋眠」という言葉をブログ上で使っています。秋も眠たい季節だという
のがわかりましたよ。医学的な説明もしてあったのですが、読む気は
しませんでした。

「夏バテ」ばかりと思っていたのですが、最近では「秋バテ」も目にする
ようになりました。夏の猛暑の影響が、秋になって症状として表われるとか。
体がだるかったりなどの症状だそうです。

最近は、いつでもそんな症状を感じるようになりました。自己診断が
こういう時には、いちばん有効ですね。「秋バテ」もすべて含めて「加齢
でしょう」…言葉の特効薬かも知れません。

昼から、陽射しも強い青空が広がりました。
昼食を摂った後、自治会の知人の方の葬儀に参列しました。葬儀場に
行く道すがら考えましたよ。祝い事の「結婚式」に呼ばれる事は殆どなくて
「葬式」に参列することが、最近特に多くなりました。もちろん、年齢的な
事もあるのも事実ですが…。

僧侶の方の読経も真剣に聞くようになりましたよ。これも「加齢」のひとつ
とは自覚しているのですが、自分と向き合う時間なのかなと考えたりして
います。

感動的な秋の夕日をと思うのですが、自分が頭のなかで描いている
夕日には、なかなか出会えません。午後からいい天気だったので、
ひょっとしたらという期待感で、海が見渡せる場所に、急いでバイクを
走らせたのですが、残念なことに、霧が発生していて、落日のショーには
なりませんでした。タイトルだけは、夕霧と落陽としました。

少しだけ夕日に染まった、ふるさとの秋の海は穏やかです。

      

自宅前のツユクサです。雨にぬれ、紫色のかれんな花を咲かせています。