40代に入ってから、人間ドックを受けるのもやめ、対症療法だけで何とかしのいできました。今日までこられたのは、ある意味奇跡ですね。
当時は、どんなに検査を受けても、治せる環境になかったとの理由。体力もあり、健康でだったんですね。
早期退職してからは、年相応に改善するならば治そう、ならないように予防しようと暮らしています。
この600日あまりの大きな変化は、ラジオ体操の習慣化、体重、朝晩血圧・脈拍記録の習慣がついたこと。歩く楽しさを知ったこと、でしょうか。
記録をしてみると、体調は毎日かなり変動していることに気づきました。
体重は、生活パターンの影響で1kgくらいの振れ幅はよくあります。
血圧、脈拍については、今と冬場でのちがい、朝晩でのちがい。家とクリニックでもちがいが目立ちます。
振れ幅がとても大きくて、最初は戸惑いましたが、高原状態、窪地状態が続かなければ、それほど心配はないんだろうと思うようになりました。
お世話になってる内科のクリニックの待合にあった冊子に、動脈、静脈、毛細血管の合計の長さは、地球の赤道を、2周半できる10万Kmもあると書いてありました。
血液は、これを、およそ1分で一巡りするんだそうです。
人類の英知を集めた人工衛星は、約90分で地球1周。ジャンボジェット機だと45時間くらいかかるらしい。
体の中ではこんなことが1分で起こっているわけですから、変化が大きいのは納得できます。でも、緊急時は、1分の処置の遅れが若い命を終焉にしてしまうんですね。
救急医療にかかわる方たちのご苦労を感じます。
あたしの生活では、記録は大切ですが、生きていくには、幅がある!
アバウトでいいじゃないか!
でいきたいと思います。