毎朝、NHK R1で『今日は何の日』を興味深く聞いている。
1998(平成10)年の今日は、インドで核実験が成功し核兵器保有国を宣言した日だという。
今日本の周りを見ると将軍さまの朝鮮、中国、ロシア、海を挟んでアメリカ。日本は核兵器保有国に囲まれ四面楚歌である。
国を守るために核兵器を持つという理屈も分からなくはないけれども、それでは銃社会のアメリカと銃を持たない日本社会でどちらが安全な気楽な生活ができているだろうと考えてしまう。
武力・権力(力こそ)が正義。理不尽ではあるけれどこれはある面世の常である。
だからこそあるべき共存共生のルール、憲法のようなしっかりした共通認識が世界レベルでも必要なのだろう。
文化の異なる社会で共通ルールを持つことは限りなく困難だけれど、人がしてはいけない歯止めを作っていくことは平和を維持するための大事なプロセスだと思う。
理不尽な常に抗する議論を仕掛けるのは、被爆国である日本の政治家の課題ともおもうけれど、そういう骨のある話はトンと聞かない。残念である。
間違っても、隣が持つならウチも、という方向にいかないことを願いたい。
福島の処理に外国人労働者をあてるというニュースもあったが、原子力の制御・始末をする技術の確立ができれば、日本は世界に大きく貢献できる国に再びなれると思う。
福島は災難ではあったけれど、たくさんの人の犠牲の上にもらった大きなチャンスとも言える。
そこに優秀な人材とお金をかけて、核を制御する技術を世界に先駆けて持ってほしいと思ったりする。
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<今日は何の日>
1998(平成10)年の今日、兵器として利用可能な核実験を行ない核爆弾保有国を宣言しました。
<今日は何の日>
1998(平成10)年の今日、兵器として利用可能な核実験を行ない核爆弾保有国を宣言しました。
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