まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

うちのバアサン

2022年10月02日 | 家事・雑草との日々

夏も一段落。

この週末は、たくさんの食の恵みを頂いた夏野菜から、秋の葉物野菜への切り替えに汗を流した。

今夏は5月6日に定植したナス6本、ピーマン3本が今もたくさん花をつけていて、一線をひいて再雇用になったわがやのバーサン、収入も減り、夜のおかずは毎日ナスとピーマンだ。

バーサンとは、夕飯しか、というか、時々夕飯。

で、自分は、朝は5時前には起きて、ご飯を炊き、一人で朝ご飯。

シルバーバイトがある時は、有り合わせのものでお弁当をつくるという生活なので、夜、バーサンがいるときは、有り難く一緒にいただくことにしている。

で、今日の作業である。

今、秋みょうががたくさん出ているのだけれど、夏の間の茎葉も大きく茂っている。

種をまいた野菜が発芽後日陰になることから、これをまずカット。

いやいや、”モスキート”たちの住処であったらしく、進撃の”モスキート”状態で閉口した。

庭先のこともあり、半袖で作業していたのだけれど、腕に「お~~っ」状態。

手のひらで叩くと、何匹もいっきに潰れた。

これから来る冬。
彼らはそこを越さなくてはならない。
命を繋がなくてはならない。

葉陰に潜んで、時期を見て、今日、このときの生(血を吸って)をつなぐ。
その一心だったのだろう。

どこもみな、この世の今を生きるってことは、「よいなもんじゃねぇ」

でも、それしかないと思えば、これも悪くはない。

うちのバーサンだって、好きなことをして生きていけばいい。

この10年くらいのお互いの判断で、これからのそういう生活基盤はできたのだから、まあ、正直、あまりこちらに関わって欲しくもない。

今更、一緒に出かけるなんてことは、儀礼の冠婚葬祭以外は謹んでお断りします。
面倒です!

自分のことは自分でする。
これが一番いい!

二重生活とか、家庭内離婚という言葉もあるけれど、どうもそれとも違う。

収入源がショボショボになってきた今現在も、家計負担は、共働き夫婦の慣習の中で、”なんとなく分担”している。

カミサン(バーサン)は、「が」の強い御仁で、若い頃は特に、「私が」の主張はそうとう強い(気が強いという方もいるけれど、我が強いだけで、かなりの小心者というのが的を射ている)けれど、一線をひいて再雇用になって数年、ようやく、自分が働き続けられた、その裏で、家庭を歪めたということを認識仕出した様子。

十代で母をなくしたカミサン。
七つで父をなくした自分。

なんか、ご縁があった。

『因縁果』

子たちはなかなか良縁に恵まれない。

どんな形でもいい。

胸を張って生きてほしい。

この世は、観音様で満ちている。

面倒くさい御仁さけれど、カミサン(バーサン)は、同志である。

なくてはならない。

カミサン(バーサン)の方も、どうもそんな感じである。

いろんな今があっていいんだろう。

庭先農園の話から、変なところへ落ちた(笑)


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