まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

房総駅間ひとりウォーク(JR木更津駅~JR姉ヶ崎駅 営業キロ16.2Km) その2

2016年01月30日 | 房総駅間ひとりウォーク
巌根駅を出て、小櫃川を渡ると、袖ケ浦市です。
 
 
 
袖ケ浦の名は、木更津の日本武尊伝説で、海を鎮めるために入水した弟橘媛の袖が海岸一帯に流れついたということに由来するとか。
ロマンチックな話ですが、今、その海岸線には、工業地帯が広がっています。
  
 
 
袖ケ浦火力発電所が遠くに見えてきました。
 
工業地帯からの税収が多いのか、袖ケ浦市は、財政も豊らしく、浦安市、成田市に次いで、県内3位だとか。
これも、初めて知りました。
千葉市は、政令指定都市なので、除外されているのでしょうが、君津、市原あたりの方が豊かな感じを持っていました。
 
千葉県の車のナンバーは、野田、柏、習志野、千葉、成田、袖ケ浦です。

安房、上総、下総と言った時代と文化を残しながらも、今の国わりは、新しい経済圏でのくくり。
時の流れとともに、変わっているのがよくわかります。
 
『チーバ君』の腰から下、安房、上総は、車のナンバーでみると、『袖ケ浦の国』になっているんですね。
 
千葉港(みなと)辺りまでは、電力をはじめ、石油製品などたくさんの工業品を生み出してくれているエリアです。
3・11の福島のように、なくてはならないものだけれど、危険いっぱいの内房エリアですね。
 
 
 
 袖ケ浦市のマンホールの蓋を発見。
市の木シイ,市の花ヤマユリ,市の鳥ウグイスがデザインされていました。
 
 
 
15時過ぎ、袖ケ浦駅に到着。2014年10月に完成した奇麗な新駅舎でした。

姉ヶ崎まであと二駅。JRの営業キロで、10Km近くを歩かなくては。

開発地が多いためか、線路沿いに道路がのびていたので、ひたすら前進!

 
 
16時過ぎ、袖ケ浦市内の2つ目の駅、長浦駅に到着。

この駅も、2014年にできた新駅舎でした。
 
財政豊かな市の顔らしく、2駅とも、ほんと立派な駅です。
 
 
 東屋のようなものが見えたので、休憩で立ち寄て見ると、「弘法清水を復元しました」という案内板とともに、井戸が復元されていました。

むかし、弘法大師(空海)が、杖を立てたところ、海の中から真水がわきだしたという伝説の井戸。
実際の井戸は、現在は、埋め立てられて工業地帯となっている場所付近にあったようです。
 
こういう偶然見つかる逸話とか、古い道標などは時速4Kmの旅でなければ絶対に出会えないものですね。
 
時間もかかるし、行動範囲も狭いけれども、歩きの楽しみです。

お祭りの際には、神輿をこの井戸で清めるなど、地域の人たちが大事に守り伝えている場所のようでした。
 
 
 
こんな道を、どんどん歩きました。
画像中央付近の小さな看板は、市原市境を示すものです。
 
いよいよ、房総駅間ひとりウォークも、あと数駅歩けば、スタート駅の蘇我駅に到着。
気を引き締めて、事故、ケガのない時間を過ごしたい!そんな思いがわいてきました。
 
 
カラー版の市原市のマンホールの蓋が見つかりました。
市の木イチョウ、市の花コスモス、市の鳥ウグイスがバランスよく配置されています。
 
マンホールの蓋は、その街の特徴を出しているものが多く、この1年のウォークを通じ、見つけるのも楽しみになってきました。
Webで見ていると、結構『この道の達人』もいらしゃるんですね(笑)
 
 

17時30分、市原市、姉ヶ崎駅に到着。

今日歩いた距離の半分は、スタートの木更津駅周辺散策が主で、あとはひたすら線路沿いを歩いた一日でした。
寒くて出不精になり、今月はあまり歩いていません。
 
ようやく、今年のスタートが切れたのかな。そんな一日でした。

JR内房線  木更津駅 ~姉ヶ崎駅 営業キロ16.2Km) 2016年1月19日
実際に歩いた歩数 40,195歩(28.5Km)
 
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この記事を書きながら(1月29日)聴いていた『かずさFM』が、木更津総合高校野球部の春の選抜出場が決まったというニュースを流していました。
2年連続、3回目だとか。
あたしの時代には、木更津中央って言ってたけど、メジャーになるには、目的がはっきりしている私立がやっぱり強いですね。
勝って、日本一になれば、地域貢献にもなる。頑張ってほしいなぁ。
 
目的をもって突き進むなら、私立(民営)。
ゆったり、人材を育てるなら公立(官業)。
うまくバランスをとっていかなければならない時代なのかもしれませんね。
 
 
 
コメント
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