今朝のNHK朝ドラ、『あさが来た』の中で、新生加野屋の社長になるかどうか悩んでいた新次郎さんが、五代さんを訪ねたときに、「あささんを助けて、『比翼の鳥』のように・・・」と言ったシーンがありましたが、新次郎さん夫婦の関係をよく表しているんだろうなぁ、とは感じたものの、『比翼の鳥』って、どんな鳥?と気になりました。
一日の家事を終えて、調べてみたら、『雄が左眼左翼で、雌が右眼右翼の伝説上の鳥。地上ではそれぞれに歩くが、空を飛ぶ時は助け合わなければならない。このことから、仲のいい夫婦を「比翼の鳥」にたとえるようになった』とありました。
片目、片翼の鳥の姿は、想像できません。でも、2羽が同じ方向を見据え、体を寄せ合って飛ぶ姿は、イメージできます。
新次郎さん夫婦の関係を表す言葉として、『夫唱婦随』より、『比翼の鳥』は、なるほどな、と感心しました。
この言葉に関連するもので、古い中国の時代、玄宗皇帝が最愛の楊貴妃に語った、『天にあっては比翼の鳥となり、地にあっては連理の枝とならん』というのもあるようです。
『連理の枝』は、生前引き裂かれ、別々に埋葬されたお墓から、木が生え、枝と葉が抱き合うように絡み合い、根もつながってからみついた、という伝説のようです。死んでからもこうなると、あたしには、ちょっと重い。
でも、同じ方向を見続けられるパートナーの関係いっていいですね。
根っこは同じでも、きっと、表面上は、凸凹なんでしょうね。