村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

457.大阪の断層直下型地震に思う

2018-06-20 20:28:26 | 防災
指導や講演を依頼出来ます    村上原基 
講演例
  ・自分の人生論 ・山暮らし ・会話上達  ・老後の暮らし ・自主防災 ・資産運用 ・

   滋賀事務所: 滋賀県高島市安曇川町田中(通称:竹の里)     
村上原基人生勉強会
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒
    ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設
いつでも気軽に人生相談にお越し下さい⇒滋賀支所又は京都事務所へ

出来た・出来ます
テーマ:大阪の断層直下型地震に思う

今回の地震は地震のほとんどない滋賀の安曇川でもさすがに大きく揺れた
しかし、大都会大阪の直下型地震で、典型的都会型被害だった
私は常々地震対策として自分の行動を紹介したことがあるが
改めて紹介しよう、過去のブログとの重複はお許し下さい
チェックし、駄目なものは基本的にすぐに是正して欲しいですね

●まず巨大地震に対し、危険地域は住むのを避ける、危うきに近寄らず
 意外に検討しない人が多い
 ①海のそばには住まない、傾斜地は下に住まない、出来るだけ上のほうに住む
 ②山の麓や崖の下にも住まない
 ③大都会には住まない(大都会は今回のように被害が大きい)
 ④家が狭く、立て込む地域には住まない(地震は火事が怖い)
 ⑤化学プラントやガソリンやガスの貯蔵所付近に住まない
 ⑥1か所だけに住まない。少なくとも離れた2か所に家を持ち住む
 ⑦親族から離れ遠くに住む(いざと言う場合に相互に助け合える)
 ⑧巨大地震が起こった周辺から直ちに引っ越しする(次に大地震起こる)
 ⑨盛り土の土地は避ける(地盤が緩い)
 ⑩元河川や池・沼や田畑だった土地は避ける

●そして家は
 最低限の安全確保や修理の容易さ、当面の暮らしを考慮しましょう
 ①出来るだけ広い敷地(望む樂は100坪)
 ②平屋(もし2階家の場合は2階に荷物置かない)
 ③トタン(ガルバリ鋼板)屋根にすぐに取り替える、瓦屋根は重く、揺れを増大する
  瓦は破損し壊れる、ブルーシートは大変だし工事はなかなかやってくれない
 ④庭がある、できるだけ広く
 ⑤隣家との間隔3m以上とる
 ⑥シロアリなどの害がないように駆除や予防が出来ている
 ⑦筋交いや構造用合板や金具などがしっかりしている
 ⑧屋根付き駐車場あり
 ⑨塀は1m以内又は安全確保
 ⑩大工道具を一式置いておく
 ⑪建設時に杭を打つか、地盤を固める
 ⑫べた基礎、免震構造など活用
 ⑬近隣に井戸水あり
 ⑭プロパンガス(田舎は大半がプロパンガス)

●細かい対策は
 かなりやっている人も多いが地震の時限定ではなく普段の生活に根差すこと
 ①寝所は2段ベッドの下に寝る(屋根付きベッドを作ってもよい)
 ②水確保、ペットボトルやミニタンク
 ③大きな冷蔵庫で食料は3日以上を保存循環して使用
 ④保存食(米・包装米飯・ラーメン・乾麺・レトルト・缶づめ)
 ⑤大地震直後風呂にすぐに水溜める
 ⑥蝋燭・LED懐中電灯
 ⑦携帯ガスコンロ
 ⑧テント3人用以上、寝袋と空気マット
 ⑨家具は高さ80~90㎝以内にする、2段タンスも半分づつに分ける
 ⑩高い家具は倒壊防止や安全な場所に設置
 ⑪自転車・バイク・携帯ガソリン
 ⑫安全な割れにくいガラスや構造
 ⑬重い食器などは保管庫の下に置く
 ⑭使わないガラス食器などは箱にしまう
 ⑮物を極限まで減らす
 ⑯小型自家製バイオトイレ(通常でも山の家で普通に使用している)
以上です。
地震が起きた時および起きた後のこと、更にインフラの破壊も考慮しておきましょう

たかが屋根、されど屋根
熊本でも大阪の直下型地震でも瓦は剥がれ・落下しています
場合によってはその重さによって家まで倒壊させています
「日本の家の屋根は瓦にしろ」と決まってなく、推奨もしてません
 しかし、ここ安曇川でも大半は瓦ぶきです。
私は2年前にその瓦を降ろし、ガルバリューム鋼板にリフォームしました
140万円かかりましたが、断固実施しました。
更に買った家は平屋、これによって屋根や二階重量は格段に減少し
大地震でも倒壊する危険は2階建ての瓦屋根の家の1/10くらいでしょう
 ・背の高いもの
 ・上の重いもの
は大地震に弱いというのが簡単な理屈であり、常識なのです

今回の大阪の直下型地震でもこんな光景がみられましたね
 瓦が落下、アチコチ屋根に穴が開く
 早速業者にブルーシートをかけてもらうように依頼するが
 しかし業者は忙しくてなかなか来ない
 しかたなく80歳の爺さんが屋根に上り、ブルーシートを敷く、危ない
 でも雨は漏り、押し入れも居間もどこもかしこも水びたし
 家の板も水が沁みて朽ち始める、家は片付けも修繕も難しい
 布団や衣服も水浸しで使えない
 部屋にも雨漏りで寝て居られない

そんなことは瓦屋根の家では明らかなのに
私のように地震の前にリフォームをしない
お金があるのなら、今すぐにやって下さい
後悔先に立たず   出来るうちに必要なことはやっておけ
それともう一つ2階建ての家は2階に重い荷物を置かないこと
むしろ1階を重くしておくほうが正解です


水・ガス・電気・食料・布団・薬・保険証免許通帳判子カードなど
更に携帯・テレビ・パソコン・充電器・電灯・ロウソク・着替えなど

444.再度地震への対策(北朝鮮より怖いこと)も参照下さい

大阪の直下型大地震を見て、またまた反省した
背の高い家具は低くし、それより高い家具は固定した
二段積みのタンスは一段づつに分けて高さを半分にした
家具高さは原則1m、最悪なケースでも120㎝くらいとした
開き戸は写真のような留め具を木でつくり差し込んだ


長尾の山のログハウスの家の庭に離れの小屋があったのですが
5人でこの小屋を一日がかりで解体し、移設予定地に運搬しました
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 456.日大アメフト危険タック... | トップ | 458.質問:友人とはどんな人... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

防災」カテゴリの最新記事