村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

第51号 村上和隆の人生塾「一言」 甘やかさず、もっと追い込め:「人間に戻るべきだ」

2008-09-17 07:47:09 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

※お知らせ:今後4~11月は事務所が滋賀の山中になるため毎日掲載できなくなります、やや日があきますが了解下さい

51.甘やかさず、もっと追い込め:「人間に戻るべきだ」/「人間はもっと輝くべきだ」

 現代の豊かな民主主義の国の社会は、皆、民主主義・自由主義・平和主義・博愛主義の人ばかりのようで、いざ探すとそんな人間は全くいません。
現代人は、本当に自由なの?本当に民主的なの?本当に平和的なの?本当に博愛的なの?

 豊かで便利で平和な都会暮らしに浸ってしまい、堕落したためなのか、人間が人間らしさを失っているのです。
 ためらう・躊躇する・面倒くさがる・隠す・嘘つく・誤魔化す・怖がる・流される・・・そんな堕落しきった人間に何ができるか?
 他人や組織や社会や流行や技術革新の波に乗せられて、媚び・へつらい・従属するような者に何ができるというのか?

厳密に言うと、現代人は、いろいろな意味で、本来の人から遠ざかり。もはや原型をとどめずに本来の人ではなくいなっているんではなかろうか?

私は、ここ2~3年、何かやろうとするときに、「現代人はどうしているか?どうするか?」ではなく、大昔の人(=本来の人間)はどう考えただろうか?大昔の人はどうしたんだろうか?と思いめぐらして、その上で、それを原点に、自分はどうするのがよいのかを決めるように心がけています。
例えば昔の人は温かい風呂なんてそんなに頻繁に入てったんだろうか?とか、昔の人の得られる情報はどれだけだったんだろうか?とか、いろいろな種類の食材が容易に得られたんだろうか?・・・・・・そういう風に考えると現代人として自分のやっていることは、実に甘く、無意味で無駄なことをやっているように見えてきて、現代人として暮らしている自分があさましく思えてしまうのです。

多分昔の人は現代人の得る便利さや物質的な豊かさの何万分の一しか持っていなかったんだろう。
簡単に結論を言うと、豊かで便利で平和な時代が続いたことで甘くなってしまったのです。何かのきっかけをつかみ、自分を厳しく追い込む又は昔の暮らし方に戻ることが、今こそ最重要事項であると思います。
その結果、苦しく生きがいがなくなるかというと、これが不思議、むしろ楽になり、明るくなり、本来の生きがいが生まれるのであります。これは数年やってみないとわからない心境だと思います。

 人間は、もっと素朴にならんといかん
 人間は、もっと純粋にならんといかん
 人間は、もっと明るくならんといかん
 人間は、もっと勤勉にならんといかん
 人間は、もっと素直にならんといかん
 人間は、もっと真面目にならんといかん
 人間は、もっと身軽にならんといかん
 人間は、もっと自然にならんといかん
 人間は、もっと親切にならんといかん
 人間は、もっとゆったりしないといかん
 人間は、もっと失敗せんといかん
 人間は、もっと何でもやってみないといかん
 人間は、もっと身体を動かさないといかん
 人間は、もっと自分にならんといかん

昔の暮らしに近づいていく努力をしていると、当初は苦労やつらさもありますが、少しづつでも人間味が取り戻せ、自分が人間として生きている意味や価値が身近に実感できてくると確信しています。

このたび村上和隆人生塾を開校しました。
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