村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

221.良かれ悪しかれバランスが極端に崩れた社会は確実に崩壊する

2011-09-30 16:46:35 | 人生
村上和隆 
   京都事務所:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   滋賀支所:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10

村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設

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現代は物事が片寄る傾向が顕著かつ継続し、加速・増大している

現代の病巣は、善し悪しそのものよりバランスを欠くことにある

増やし過ぎた原発の大事故もその典型かもしれない

物事は一般に善し悪しだけで評価されるが

しかし善し悪し以上に大事なことはバランスがとれているかどうかである

善し悪しに拘ると、むしろ問題解決を更に難しくしたり、崩壊に結びつく場合も多いのだ

現代人は、善し悪しで判断する癖がつき過ぎている、それが落とし穴になる

自然界が教えてくれるのは「大事なことはバランス」人間が善し悪しに判断を委ねるのは危険だ

例えば平和が良い/戦争は悪としても、平和過ぎることはむしろ大いに危険な場合があるのだ

金持ちが良い/貧乏は悪としても、金持ち過ぎるぎることはむしろ災いの元なのだ
頭が良いのも、美人なのも、親切なのも、お世話焼きなのも・・・・・・・・

ましてや、言わんや、明らかに悪いことに大きく傾いている場合は救いようがない

地球環境問題や国家の膨大な借金や健康保険の行き詰まりなどはその典型だ

昔は貧しい・不便・苦労は多かったが、世の中のバランスがとれていた

しかし現代は豊か・便利・楽な一方で、バランスがとれていないことが多過ぎる

例えば、100人いて善人が100人というのは良いようで、必しも良いことではないのだ

むしろ僅かでも悪人が混じって存在したほうが正常を維持できるものなのだ

いい人間ばかりより、その中に何人か望ましからざる人が混じっているほうが良いのだ

私は山の中でひっそり暮らしてきたが、現代は都会暮らしの人に大きく片寄り過ぎている

片寄り過ぎた場合は、単純な話、反対の方向に舵をとるべきなのだが

東京なんかは、超過密マンモス都市だが人口は減らない、異常をはるかに超えているが

反対に舵がとられ修正されるどころか、むしろ更に片寄って行くように舵が取られてしまうものだ

私が提案している事は世の中が片寄っている場合、自分は敢えて反対の方向に舵をとるということだ

それこそが簡単かつ当前で効果的な是正策・改善策なのだ

貴方自身や貴方の周囲は偏っていませんか?多分あまりにも多いことに愕然としませんか?

でもそのアンバランスを是正しようとする意識も努力も全くないのは何故ですかね?

もしあまりに偏っていると感じた場合、取敢えず片寄りを修正するように自分だけでも対応すべきだ

へそ曲がり・変わり者・ハミ出し者・・・も、また良し

物事を考える場合
 ① 物事の善し悪し
 ② バランス
の二つを考えて意思決定し行動することが大事な時代になっています

欧米人には無理でも、日本人にはできるはずです

「まだバランスが回復できるうちに、戻すように梶をとるべし」

バランス・バランス・バランス・バランス・バランス・バランス・・・・
コメント
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