5月6日(月)
もう少しすると梅雨ですね。
皆さんのレインウェアのご機嫌はどうでしょうか?
自分の場合、寒いシーズンはずーっとレインウェアが上着なんです。
寒さ加減にあわせて、レインウェアの下に着こむウェアの材質や
ボリュームで調整するのがお気に入り。
防寒着に頼っちゃうと、暑すぎたりしても嫌なんで・・・
なので、冬場ワンシーズン過ぎると、撥水機能の低下が気になります。
もちろんゴアテックス等の素材なので防水は問題ないのですが、
生地の表面に雨や夜露が浸みた状態になります。
ま、下に着ている服が濡れる訳ではないので気にしなければ
いいってご意見もあるでしょうが・・・・
透湿防水撥水のウェアは汚れによって、その機能が低下するらしいので
洗濯だけは何回かするのですが、今回は撥水機能の復活もしてやろうと
少し時間をかけて手入れしてみました。
モンベルさんのHPにお手入れ方法が出てますので、参考に・・・
まず、中性洗剤でお洗濯。
これは普通に洗濯機で・・・
ポイントはすすぎを通常の2倍程度やること。
洗剤がウェアに残っちゃうと「汚れ」と同様、機能低下の原因になるようです。
洗濯が済むと、軽く手絞りして課題の撥水処理。
今回はこいつを使ってみました。
リバイベックスのアウターウエア用撥水剤
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/9f/2482e9a30cf797206fe6f6dee42d14f9.jpg)
アウターウェア1着に対してキャップ5杯を8Lの水で薄めて使います。
今回はウェア上下と別のレインパンツを一緒に撥水加工するので、
バケツに適当にぬるま湯を入れ、キャップ15杯分(ボトルの半分弱)を
入れて、ウェアを漬け込み、少し手もみしました。
10分程漬けこんだら、乾燥です。
説明書きには「洗濯機で脱水」(すすぎはしない)とありますが、ウェアの
洗濯タグを見ると、
「脱水しちゃダメ!」表示が付いていたので手絞りしました。
脱水オッケーでもウェア内に水を含んでいると、脱水機能を使った場合に想定以上の荷重が
洗濯機にかかり故障の原因になることもあるらしいので、注意が必要ですね。
絞った後は、日陰干し。
ウェアの機能には紫外線もあまり良くないそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/79/9a52cd1beafc3ba6b833a62a0c5e5e95.jpg)
充分乾燥したら、中温でのアイロンかけ。
ボトルの使用方法もアイロンで熱処理した方が耐久性のある
高い撥水効果が得られると書かれております。
乾燥した状態でウェアを観察すると・・・
パンツの方は色が薄いのであまりわかりませんが、黒い上着の方を
見ると、撥水処理剤が白く浮いて乾燥しているのがわかります。
で、面倒ですがアイロンで熱処理すると、白く浮いている処理剤が
ウェアに溶け込んで?見た目も綺麗になります。
このあたりが、熱処理での効果なんでしょうね。
アイロンが終わった後で霧吹きで水を吹きかけて見ましたが、
ワックスかけたばかりの車のように、水滴が丸くなり、手で払うと
ウェアには水分はまったく残っていない状態まで撥水機能が回復しておりました。
まさにこんな感じ!(^^)!
(勝手にお写真借用しました)
梅雨時期にはレインウェアのお世話になる事も多いかと思いますので
いまのうちにお手入れなどいかがでしょうか?
今回使った撥水剤(リバイベックスのアウターウエア用撥水剤)、1700円程で
衣類約8着分の撥水処理が可能ってことでしたが、キャップ5杯を8Lの水で
薄めて衣類を浸すので、上手に使えば2倍くらいの衣類が撥水処理できそうですね。
手間はかかりますが、クリーニング屋さんで防水処理加工をお願いするよりも
コスパも高く、しかも機能回復が確実ではないでしょうか?
そうそう、モンベルで購入したら、化繊用の濃縮クリーナー(試供品)がセットになっておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/e0/36a6516211ce99bf02f25935a1258e1e.jpg)
これで、次回の洗濯・撥水処理も万全ですわ!(^^)!