総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

実写版『GANTZ』 ブルーレイソフト画質評価&雑談

2012-08-01 | BD画質評価
BD『GANTZ』  

『GANTZ』のレビュー ←クリック!
●画像は実際の映像をキャプしたものです。モニターによって違いがありますので、あくまでも参考程度に見て下さい。


どうしても原作コミックと比べてしまって、今一つな評価なこの映画版『GANTZ』なのだが、
しかし原作抜きで考えると、ハリウッド映画とまではいかなくても、『世にも奇妙な物語』の枠内では収まらない ←おい!(汗)
邦画としては派手なVFX映像が多い、なかなかのSFアクション映画になっていると思います。


画質について...
映像はMPEG-4 AVC...邦画特有のあか抜けない映像です。
色の発色はナチュラルと言いましょうか、地味。
ピントは甘く、よく見ると小さなグレイン(粒子)がチリチリとざわめき、素直に高画質とは言えません。
見せ場の戦闘シーンも夜の暗いシーンが多く、暗部はわざと潰している映像の見せ方をしているので、情報量が少なく良く見えません。
まあ作品的には新しいと言うことで、標準レベルな画質は保てているかとは思います。


   
    ←実際のサイズのSAMPLE画像(クリック!)

映像的に驚かされるのが、登場するSFチックな小道具の数々。
原作ありきの実写での再現されている訳なのだが、“ガンツ球”から始まって、“Xガン(短銃)”や“Yガン(捕獲銃)”など、
チープさなど目立つことなく、かなり良い出来で再現されています。

素晴らしいのが“ガンツスーツ”。
その作りは皮と言うよりはビニル素材で、ピチピチのピッタリと体にフィットし、スタイルの良い女性が着るとかなりセクシィー♪
ジャンル的には、『マトリックス』 『X-MEN』 『アンダーワールド』等に登場するボンデージ・コスチュームの部類に入るのであろうが、
私個人的の趣味で言わせて頂くと、この“ガンツスーツ”が一番好みです♪

『ドラえもん』の秘密道具みたいな?アイテムの数々が、実写で映像化れているのは、見てるだけで楽しいです。
    ←実際のサイズのSAMPLE画像(クリック!)



今作品で、映像的に一番の見せ場なのが“岸本”の転送シーン。 ←そう思うのは私だけぇ~?...では、ない筈!
原作と比べてエロくない!と不評なシーンですが、いや!十分にエロいでしょう?
今では割と人気の“夏菜”が演じる岸本なんですが...彼女、このシーンに気合満々で挑んだのでしょう?
私的には映画史に残るセクシーシーンだと思います。

ちなみに、セル版のソフトで“デレクターズカット版”とかが発売され...
劇場版よりももう少しエロ&グロ度の高い映像が収録されるかと思っていたのですが、残念ながら、それは成らず...(涙)
映画の中で、こう言うちょっぴり~エッチなシーンで大事だと思うのよネ~♪

↑私的には映画史に残るであろう?“夏菜”演じる岸本の全裸、転送シーン♪
   
    ←実際のサイズのSAMPLE画像(クリック!)
●ちなみに、もう少し際どいシーンがあるのだが、それは本編を見てのお楽しみ♪


バトル(戦闘)シーンもオモシロい!
サバイバルゲームとして展開される、“星人”との生き残り合戦。
夜の住宅街など地味な場所でありながら、宇宙人?と戦うミッションが映像的に見ても面白い。
残酷描写もミッションによっては過激な表現もあり、PG12指定...邦画としては十分なレベルでは?
総合的に“星人”の造形が良く、各ミッションにも個性があり、なかなか見応えのある映像になっています。

↓“田中星人”のつくり込みは、原作を超えていると思います(笑)
   
    ←実際のサイズのSAMPLE画像(クリック!)


映像の華ともいえる女優陣もレベルが高い♪
作品的に“吉高由里子”の魅力に助けられた感は否めません、ストーリーに重みが増しています。
“吉高”に“夏菜”がセミヌードと来れば、女優的見せ場では完璧でありましょう♪

ちなみに、“田中星人”ミッションから参加した女性も、“ガンツスーツ”がお似合いのかなりのナイスバディーだそうです。
(映像では彼女のガンツスーツ姿があまり映っていないので残念でなりませぬ~(涙))
    ←実際のサイズのSAMPLE画像(クリック!)


音質は...
ドルビーTrueHD 5.1chで視聴。
日常のエピソードは地味だが、サバイバルゲームのシーンでは音響効果を発揮します。
Xガンの波動音?や転送中の音使い等、思っていたよりも地味ではあったが、
ラストの“怒りん坊星人”のミッションでは、大型仏像の地響きなど低音をしっかりと使っており、かなりの迫力。
マルチスピーカーからの音も多用されていて、かなりの臨場感を感じられます。
BGMの音響効果もズンズンと低音が効いており、重厚な雰囲気を醸し出している。



私は原作コミックの『GANTZ』が好きで、もちろん映画館まで この作品を見に行いきました。
確かに、当初の印象は「原作のレベルに達していない...残念!」そう思ったのは事実なんですが、
改めて繰り返し繰り返し見せ場のシーンを視聴してみると、その映像のレベルの高さに驚かされます。
(作り手の人達が、原作を表現しようとしているのが大いに感じられます。)

さすがに後編の『GANTZ PERFECT ANSWER 』は、オリジナル要素が強すぎて私的にはダメでしたが、
この前編はラストも綺麗に纏まっていると思います。
暗いシーンが多い作品なので、もう少し画質が良ければ色んな意味で楽しめるソフトになったんですがネ~
それでも、私的には評価の高い1本となっています。

私が購入した金額は【新品】¥1,979+(代引き¥315)。この値段なら十分“買い”ではないんかい?


●この記事のキャプチャー画像には、BDソフトのプロテクトを解除するようなソフトは一切使用していません。
BDソフトの映像をフツーにキャプしているんですが...本来は出来ないものなのかな?  ←クリック!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする