総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『プレステージ』

2009-02-06 | 映画(洋)を熱く語る
マジックには3つのパートがある。
観客に種も仕掛けも無いことを証明する確認(プレッジ)、パフォーマンスを行う展開(ターン)、
そしてマジックショーを完成させる偉業(プレステージ)。


『プレステージ』

【ストーリー】
19世紀末のロンドン。
2人の天才マジシャン、アンジャーとボーデンはライバルとして凌ぎを削りあう2人だったがある事故で決裂する。
そして数年後、世紀の大マジック中、アンジャーが水槽からの脱出に失敗し、ボーデンの目の前で溺死する。
翌日、ボーデンは殺人の罪で逮捕され、死刑を宣告される。
これはアンジャーが仕掛けた最大のイリュージョンではないのか?やがて明らかになる驚愕の真実とは...?

この作品はブルーレイで鑑賞しました。

鳥を消し去るマジックを知っていますか?
あれは本当に鳥を消しているんです。
布を被せて上からグチャっと潰すのです...今作はそう言うダークなお話です。


↑左からボーデン(クリスチャン・ベール)とアンジャー(ヒュー・ジャックマン)。

いわゆる「バットマン」VS「ウルヴァリン」のコンビです(笑)

ボーデンのロープの結び方のせいで、アンジャーの助手であった妻が水中脱出マジックに失敗し溺死してしまう。

葬儀の席でボーデンはどっちの結び方をしたか覚えていないと言う...
怒り狂うアンジャー。
以後2人は決裂しライバルの熱い思いに憎しみの心を絡ませ、互いの邪魔をし合うようになる。

異常な執念でボーデンのマジックに負けまいと復讐の感情を燃やすアンジャー。

遂に彼は禁断の扉を開けてしまう...ってSFかい!

いや凄い執念で恐いです~
もちろん“ヒュー・ジャックマン”演じるアンジャーの復讐の執念も凄いんですが、
話の根本たるマジシャンの生き様と言うのでしょうか?
特に“クリスチャン・ベール”演じるボーデンのマジックに掛ける執着心?
愛する人も騙し生きて行く、例えその女性が命を絶とうが...
まさしく彼の人生自身がトリックなんですよ~。

マジックのテクニックでは勝てないアンジャーが手を出した禁断のマジック。
かなり突っ込み所もありますが...(おいおい~)
コレってあれでしょう?
手品をする度に犠牲になるんですよネ?
正気の沙汰では御座いません、何て恐ろしいマジックなんでありましょう。

まさしく狂気のマジック!
ここまで彼を駆り立てるのは、やはり復讐心なのでしょう。

そしてボーデンの目の前で苦しみながら溺死するアンジャー。

ボーデンは殺人の罪で逮捕され、死刑を宣告される。

こんなドロドロの話の華を添えるのが彼女、“スカーレット・ヨハンソン”♪

巨乳です♪爆乳です♪そんでもって美乳です♪
(彼女が出てるからこのソフトを買いました♪)←半分ほんと♪

分りやすく順序良くお話しましたが...
監督・脚本が「メメント」を撮った“クリストファー・ノーラン”ですので
話の至る所に複雑な伏線が張り巡らされており、作品の話全てがトリックです。
話の順序が過去に行ったり戻ったりする演出があり、非常にミステリアス&サスペンスな展開となっています。
ボーデンは本当に処刑されてしまうのでしょうか?そもそもアンジャーの死は事故か?殺人なのか?
驚愕のラストのトリックに貴方もきっと騙されるでしょう。


【BDソフト画質・音質レビュー】
色の発色も良く、ノイズがないきめ細かい高画質。
自然な映像の割には画像もクッキリ非常に綺麗です。

音質はTrueHDで視聴。
静かなシーンが多い話の作品ですが、禁断の電極ビリビリマジックのシーンでは
リアのスピーカもフルに使い、迫力のステージを見せてくれる。


PS.手品と言うのは種が分ると案外大したモノではありません。
だから彼等は騙し続けるんでしょう、それがマジシャンです。
コメント
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