My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

Royal Adelaide Zoo~Photo Album

2006-10-04 00:15:53 | 日常あれこれ
~10月2日午前中に行ったRoyal Adelaide Zooでのスナップショット~



動物園の中心で、カフェ、広場、ピクニックが出来る庭、トイレなどが集まっている。目の前にあるのはオーストラリアだったら大抵どこでもいるペリカンの居場所。




熱帯地域の鳥類コーナーで。オスの孔雀が、物怖じせずに至近距離で写真を撮らせてくれた。子供達はそのでかさにビビッてドアに張り付いている。それでも気にせず、わたしはその羽の色の美しさにうっとり…。




アジア地域のコーナーで、熊やトラがいる。この辺は笹が茂っていて、なんだが雰囲気たっぷりだ。それにちょっと懐かしい…。




これは、夜行性動物たちのコーナー。写真は、オーストラリアの乾燥地帯に住んでいる、Hopping Mouse。その名の通りに、走るというより、ちょんちょんちょん、と跳ねて移動する。とてもすばしこい。このコーナーには、おなじみのPossamやハリネズミ、コウモリもいる。




住む子達の一番のお気に入りの場所、Meerkat(ミーキャット)のコーナー。アフリカ原産の動物らしい。てっきりオーストラリアの動物だと思っていた。数ヶ月前に、数匹盗まれて、何と動物園の目の前に箱に入れておいてあったそうだ。ひどいことをする。それ以来、盗難防止対策として、サクの周りにサボテンを沢山植えたとか。そんなんで効果はあるのか?




Meerkatはとてもユーモラスな動きで可愛い。走ったり、じゃれたり、穴を掘ったりと動きっぱなし。何にでも興味を示して、飛行機が上を通る度に、皆そろって眺めている。




その名もGiant Tartois(巨大亀?)。あまり動いているところを見たことがない。彼らの糞はとてつもなく大きい。




オーストラリアでおなじみのフェアリー・ペンギン。




シマウマ。何と、シマウマの縞は、人間の指紋と同じで、2つと同じものが無いそうだ。1卵生の双子とかいるのかな?だとしたら一緒だろうか?

School Holiday~お母さんが一番忙しい日々

2006-10-03 22:52:44 | 日常あれこれ
今週から世では2週間のSchool Holidayだ。こちらの小学校から高校までは一学期10週間で一年間に4学期、それ以外は何と休みだ。単純に計算すると、52週-40週=12週間ということで、休みが一年に3ヶ月あるということになるらしい…。日本では(今はしらないが)私が義務教育を受けていた時より3週間以上は多いことになる。とても羨ましい。私もオージーとして生まれたかった…なんてちょっと思う。実はオーストラリアは世界でも、最も祝日や有給休暇が多い国の1つに挙げられるらしい。

ともかく、その分親達、特に母親は大変だろうと思う。とりわけ小学生の子供達を持っている人は。というのは、こちらでは12歳以下(つまり小学生)は家に保護者なしにしておいてはいけないというように、法律で定められている。なので、日本のように鍵を持たせて、「仕事いってくるから、良い子でお留守番しているのよー。」というようにはいかない。だから、共働きの家庭は子供達が高校生(こちらでは日本の中学から高校生となる。その分期間が長い。)になるまでは大変だろうと思う。ホリデイ中はいろんなプログラムがあちらこちらで開かれて、スポーツやコンサートやアートクラスなどに行く子供達が多いが、それもホリディ中毎日は大変だろう…。私も今日子供達を動物園に連れて行ったらこのホリディ・プログラムに参加して動物園に来ている子供達がとても多かった。

かく言う私も、今週から長男の幼稚園が無いため、2週間ずっと毎日14日間休みなくこの超パワフルな長男を次男とセットで面倒見なくてはならない。もちろんやなことは全くないが、さすがに毎日ずっととなると、ほっと息をつく間がないのでちょっときついかも。よく他のお母さん達から「小さいうちは男のほうが女の子より体力的にも勝っているし良く動くし、ずっと育ているのが大変!」とかなんとか聞いてきたが、家のはさらに平均よりその“元気度”のレベルが大分高いらしい…。図書館・買い物・乗り物・散歩・公園、どこに連れて行って一番楽しそうにしていてその分一番騒がしい。とてもよく、「まあ、とても可愛い元気な(Busy)男の子達ねぇ。」と言われる。まあ、これはかなり控えめなコメントだろう。大抵は笑顔でクスクスと思わず笑っている人がほとんどだが、時々場合によっては引きつった笑顔つきだ…。こっちとしては、時々周囲にとても申し訳ない気分になる。特に図書館とか乗り物とかでは。

昨日は庭掃除を手伝わせた。別に凝った庭ではなくても、芝生や花壇に生えた雑草がそれなりに増えてくると引っこ抜かないでうかうかしているとジャングルのようになってしまう。そうなると後々面倒だ。私が引っこ抜いた雑草を、自分はブルドーザーのつもりで嬉々としてゴミ箱に運んでくれた。今日はAdelaide市中心にある動物園に午前中一杯、おやつ持参で出かけた。2-3週間に1度の割合で行く動物園でも、Meerkatを見に行くのは全く飽きないらしい。これは年間会費を払っているので、毎回入場はタダ。年間会費は、4回以上動物園に行ったら元は取れる。しかも、他州の主な動物園やAdelaideから45分ほどのサファリパークのMonalt Wild Parkにも通用する。ここも毎週行っているMannumからAdelaideに帰る途中にあるためときどき立ち寄るので、元は十分すぐるくらい取っている。家から車で10分ちょっとなのと、気が多く(植物園と向かい合わせになっている)ゆったりと設計されていて、とても静かなので散歩気分で気軽に行けるのも良い。

ただ、2歳と5歳児の男の子2人連れてでは、どこに行っても楽しい代わりにとても疲れる。気を抜くと一瞬のうちにとんでもないところでとんでもないことをしていたりする…。家に帰ればなんだかとても散らかすし、とても食べるし、それだけではなくとても食べ物にうるさいので、なんだか一日中外で運動(2人の相手)しているか家で料理しているか片付けしているかのように思う。夫には、毎日子供達と楽しそうに遊んでいる様に見えるらしいが、はっきりいってこれは重労働だ。その証拠にナースとして病院で働いているほうが疲労度がずっと少ない。子供は2人、受け持つ患者数の平均は4人であるにもかかわらすだ!5人も子供を育てた私の母は、その点についてはとても偉大だと素直に尊敬する。でも、こんなに近くで沢山時間を一緒に過ごせるのは彼らの長い一生の中でもほんの一部だ。出来るだけいろんなことを一緒にして、楽しい思い出が残るように過ごしたい。

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さーて明日はなにをしようか。植物園でランチ・ピクニックでもしようかな。

Indulging in luxeries~カクテル編

2006-10-01 23:36:11 | Myレシピ!


Marigarita:テキーラ45ml、コアントロー30ml、ライム果汁30ml、氷、レモンのスライス、あら塩

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夕食後に、何の気まぐれか夫がカクテルを作ってくれた。たまーに、こういうことがある。美味しいコーヒー(インスタントではないという意味)入れてー、とか、日本茶飲みたいなー、とかいってくるのはいつもあっちの方なのに。こういう気まぐれはとても嬉しい!いつでも大歓迎だ。今回作ってくれたのは、Margarita。テキーラの量を少しちょっと弱めにしたらしい。クリスタルのグラスの縁に、あら塩まで付けてくれた。ちょっとわたしには弱めだが、他人に作ってもらうと、そして特に思いがけないサービスをされると味も気分も格別だ!はー、忙しい1日の後にこういう贅沢な気分に浸るのは悪くない…。

数ヶ月前に、散々オーストラリア産のワインと国内外のビールを飲み比べて飽きてきて、何か目新しいものを探していたときに、カクテルを思いついた。それ以来、我が家の食料庫にはラム酒・ジン・テキーラ・コアントロー・チンザノ・カシスリキュール・カンパリその他がずらっと並んでいる。最初はカクテルの本からいくつか作ってみる。そうすると自分の好みが分かってき、自分でオリジナルのカクテルを作ってみたりした。化学の実験みたいでとても楽しい…。私の好みは、ラム酒とコアントローがベースのライムジュース入りのダイキリ。どうやらアルコール度の強いものが好きならしい。あとは、Vermouth(赤)が入っているカクテルも好きだ。ジンとあわせたスウィート・マティーニとか、同じくVermouthにジンとカンパリとレモンスライスを加えたNegroniとか…。カクテルは数種類のアルコール類と果実酒などを混ぜるからあまり高級なものは必要なさそうに思えるが、やはりそれぞれのボトルや材料はある程度質の高いものを使ったほうが断然美味しい。口当たり・まろやかさ・香りは値段に比例するようだ。例えば、ジンは普通のボトルより数ドル高めの「Bombay Sapphire」というイギリスのジンのほうがずっと美味しい。ああ、カラフルなきれいなボトル達を見ていると、なんともワクワクした幸せな気分になる。

きれいなカクテルを持って幸せそうにしている私たちを見て、チビ達2人は「僕も僕も!」と迫ってきた。長男にはMineral Water(こっちでは炭酸入りの天然水)とうっすらと紫色が付く程度のカシスをたらしてレモンの薄切りを添えたもの、次男にはMineral Waterにオレンジジュースと氷(何故か彼は氷がとてもお好き)を作ってあげる。今度は皆でCheers!

カクテルは見た目もきれい、味は大抵冷えていてフレッシュで飲みやすく、しかもしっかりとアルコールが入っているので、とてて優雅かつリラックスした時間が楽しめる…。

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大分昔に、サントリーのウィスキーのCMでとても気に入っていたものがあった。曲はマーラーの「大地の歌」で、花見をしながらお酒を飲んでいる中国老人の映像は多分曲の元になった中国詩人の李白のイメージ映像だろう。お酒をお供にゆったりまったりとした時間を過ごす時、良くこのCMを「大地の歌」と一緒に思い出す―。