植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

うれしさも中くらいの審査結果でした

2023年10月26日 | 篆刻
一昨日、コロナワクチンを接種し、ドクターからは、今回は新しい物質が加味されているので副反応が激しい、少なくとも丸24時間は、注射した部位の痛みや発熱・倦怠感など様々な症状が出ます、長い人で1週間は体調不良があり、もし体調面が厳しいようなら、すぐにクリニックへ電話するか大きな病院に掛るよう言われていたのです。

ワタシは、抑うつ・老化・高血糖などで、疲労感や不安感、あちこちの痛みなどを抱えているので、仮に体調不良でもワクチンによるものかは判然としません。
それでも一昨日の夜から軽い発熱と頭痛などの痛みがあり、昨朝はロキソニンを飲んだのです。
問題は家内でありました。頑健でなる女性ながら、今回その副反応が激しく、立っていられないほどのふらつきや眩暈があって、動けなくなっていました。万一の場合は連れ添って病院に駆け込まなければ、と覚悟しておりましたが接種後22時間後には、すっかり良くなったそうであります。

さて、篆刻の公募展出品についてであります。先月「大東文化大学全国書道展」を手始めに、この10月初旬に日展へ(無謀にも)出品しました。そして、3度目は「日書美展」というものに出すべく最後の仕上げに懸かっているところであります。

日展は、このブログで何度も書いているように入選確率は0%と言われていて、最初から「出すこと」を目的として、個人搬入(つまり社中や会派に属さない)にしました。日展の場合は、伝統的・歴史的に個人出品は相手にされない、ということでありました。入選確率は10%以下、ましてや独学でわずか3年、初出品ですからどうにも選に入る要素は無いのです。

今週末が「落選した作品」の搬出日であります。これです、一見立派でしょ?
ワタシは出品の最初から会派や専門業者に頼んでいないので、最後まで自分で始末をつけなければなりません。搬出の前提が「落選」なのですが、正式に落選通知を貰わないtと気持ちが悪いのです。そしたら、日展入選歴のある書道家さんから教えていただきました。
「もし日展に入選したら、早い段階で電報が来るのよ。落選の場合は数が多いのでのんびり郵送されます。今日明日にも届くでしょ」、そうですか、電報なんぞ来ませんからそこで落選確定と考えていいのですね。今週土曜日に搬出のために国立新美術館の地下に行ってきます。

もう一つの全国書道展は、団体扱いで出品を依頼した埼玉のS先生から「未発表ながら結果通知が来ました」、ワタシの作品は「特選」であったそうな。

全国書道展の入賞は、特別賞と推薦というものが最上位だそうです。これで全体の4%程度を占め、その下が「特選」金賞・銀賞・銅賞、選外となっているようです。特選は全体の約1割を占めるそうなので、4%~17(14?)%の中に入っているという計算になります。出品数が約15千件、そのうちの4%よりちょっと下(600位くらい)だったのか、金よりちょっとましだったか(2550位)ではえらい違いであります。

まぁ、篆刻作品は生まれて初めての出品なので、満足すべき結果と言えましょう。これには、最低「特選」には入りたいと密かに願っていたのですから。うれしいし、もう一つ上だったらよかったのに、とやや残念な気持ちも払拭できません。
聞くところによれば、この手の公募展や審査には、それなりの人脈や会派の助けが必要らしいのです。審査に影響力がある先生や審査員の方に対する「工作資金」が必要な場合もあるとか。どうしても上位や入賞したかったら相応の資金と下工作が必要なんだそうです。

あと、今月中にもう一つの公募展に出したら今年はおしまいであります。日展出品作は選外になれば、未発表作品としてほかの公募展に出せます。来年1年、公募展へのチャレンジ・作品制作に特化しよう、それで大した結果が出なかったら、もうしつこく狙うのはやめるつもりです。賞を貰ったからエライとも限らないし。篆刻はもっと実用的な趣味で、誰かに喜んでもらえばいいと思って彫っているのですから。

それでは、本日はこれまで、これから仲間とゴルフであります。



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