植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

印材を整理する ついに光明をみつけた(その4)

2023年09月20日 | 篆刻
断捨離の一環、怪しくなった記憶力のカバーを目的に始めた印の整理ですが、「坊主の引っ越し」であります➡「墓はいかない(捗らない)」

その原因は、自分自身に整理能力が欠如していることは大前提で、①こちらの心構えが出来て居ない(気合が入らず根気も続かない) ②いろいろな用事が多く、気が散るような品物が出て来て作業が中断する ③印材が極めて多いだけでなく、部屋の中にがらくたが一杯ある ④収納スペースが絶対的に少ないのに、印を収納している箱や棚や箪笥があちこちに分散している・・・・等々であります。

出しては移し移してはまとめ、また引っ張り出して移動させるという「賽の河原」で石積みしているような気分でした。なんで片付かないかと自問しつつ、とにかくここ数年触ってもいないものは捨てるしかない、と気づいたのであります。例えばこんなの、歴代のガラケーであります(笑)
とにかく、何かの時に使うだろうと取っておいたものがガラクタと化し、整理の邪魔になっているのです。
更に、スペースの確保の邪魔がどうやらサイドボードにある!、と思い始めました。これは、以前はマンション住まいの時に買って、引っ越してきたときにそのまま仕事場に持ち込みました。人寄せ・ちょっとした集まり・パーティーなどの時には、洒落たグラスやら古い陶器のブランデー瓶など装飾と実用に使っておりました。しかし、よく考えると、サイドのガラス戸棚や下にある小さな引き出し以外には、1年以上開けることがなかったのです。その引き出しにもガラクタがほとんど、ろくなものは入っていません。

そこで、これに印材を入れればリビングの木箱がほとんど収まるではないか、と気付きました。早速、飲みかけのブランディーなどは全部処分、グラス・コーヒーカップの類はキッチン戸棚へ移し、すっからかんにしたサイドボードに、木箱を入れていくのです。
ワタシは、この3年というもの、ヤフオクを通じて印材集めがほとんどお小遣いの使い途となっていましたが、どんどん増えるに従って収納箱も集めていったのです。ホームセンターの収納棚も何種類も買いましたが、やはり高級な印材なので、万一欠けるのを恐れて「木製」の収納が中心だったのです。ヤフオクで骨董品ぽい古箪笥・収納箱を集めました。




それが安いか高いかはあまり考慮しませんが、ともかく小分けに収納出来て便利そうなものが沢山あったのです。石と温もり、ベストな取り合わせですよね。

こうして、要らないものをどんどん捨てていく一方で、収める場所を確保することで、滞っていた整理仕事が、急にはかどり始めました。
一本数千円はする高級な部類の印材を入れた箱の半分くらいは、このサイドボードに収まりました。こうしておけば、探すのもここだけでだいたい間に合います。ワタシのやや楽観的我田引水的計算では、この中だけで2~300万円相当の石印材が収まっていることになります。

とはいえ、まだ道半ばで印材整理は続きます。何故なら、すぐに新しく印材をヤフオクで落札してしまうからであります(笑)

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