植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

せっかちなファミリーがまた一人増えました㊗

2021年12月12日 | 雑感
 早朝、Lineにて孫娘の生誕の知らせが届きました。予定日より10日ほど早いのですが、こればかりは如何ともしがたい。寒くなってコロナも心配だしもう少し母親のお腹の中でのんびりしていればいいものを、せっかちなのはワタシの家系のようであります。

 新潟に暮らす長男の第三子は、娘でワタシの父親から起算すると、8人続けて男、9回目にしてようやく待望の女児という画期的な慶事であります。気の早い親(長男)はすでに、新潟の「弥彦神社」にちなんだか「弥」一字の名前を充て、「あまね」と命名したのであります。いよいよ 、とか、あまねくとも読み、行き渡る、大きい、きわめる、などの語義もあり、めでたい名前でいいのではないかと思います。

 そこで、せっかちなワタシは、早速早朝から印を一つ彫りました。この子が将来、書道をやり作品作りに落款が必要になるかもしれないので、その時の為であります。

左の丸印が旧字体の「彌」です。右の「福」「寿」は、おめでたいことを呼び込もうと最近用意したものであります。

 いささか小さめの体重であったようですが、送られてきた動画では、目鼻立ちがはっきりし、美人になるのは間違いないようで、もう年頃になったら心配であります(笑)

 そこで、問題はワタシらがお祝いに駆け付ける(母子で退院するまで2人の孫の面倒を見る)ことであります。倅は、どうやら年明けから4か月という、ちょっと前なら信じられないような「育休」をとるように指示されているそうです。世の中少しづつ変わっているのです。それがあって年内は引継ぎやら仕掛の仕事を片付けるので、休みが取れないのだそうです。

 そこで、急遽平塚から新潟までワイフが行く手筈になりました。3日滞在して、その後は嫁さんの実家からお母さんが交代でやってきます。ワタシも行きたいのはやまやまですが、行っても足手まといで大した役に立つわけもありません。倅はお祝いさえ来ればいいでしょうし、寝具だって足りてないようです。一番は愛犬「スミレ」をどうするかの問題です。

 こいつは車酔いがひどくて10分もたつとゲーゲーします。中型犬なので連れてはいけません。人一倍臆病で人見知りのくせに、野生が強く割と平気で他の犬にケンカをふっかけます。飼い主に対してもうなり声をあげたり、エサやおもちゃをとりあげようものなら飼い主の手に嚙みついたりもします。スミレは甲斐犬で、柴犬より一回り大きく、体に触らせないとか、力が強いとかで一般の犬のホテルやペットシッター さんが敬遠する犬種なのです。

 気の早い家内は、数か月も前から犬を預かる動物病院やペットホテルを4,5軒訪問して、いざというときにウチのスミレでも大丈夫そうなところを見つけています。一緒に出掛けるならそれに託すのですが、ワタシが留守番するのであれば何もお金を払ってまで外泊させることはありません。家内は、普段ワタシがスミレの散歩をさせることも嫌がります。うんちの始末や拾い食い、他の犬とのいざこざなどを心配するからです。見下げたものです。犬の一匹や2匹二日ばかり面倒を見れないでどうしますか。

 犬はともかく、ワタシの身の回りでありますが、食事は外で済ませば良し、布団は敷きっぱなし、風呂は一回沸かして洗うだけ、洗濯掃除はやりませんから楽なものです。お向かいの御夫婦が多分、うちに晩御飯を届け、ワタシの安否確認をして家内にlineしてくれるでしょう。なにかと取り越し苦労をする家内は、もう朝からソワソワしております。せっかちなのでそろそろ新幹線のチケットを予約してくるとしましょう。
コメント
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