松実ブログ

松実の教員が書き込んでいます。面白い先生がたくさんいますよ☆

11月11日=11周年

2014年11月13日 21時30分42秒 | Weblog

『♪いろんな偶然が重なって ここでこうしてあなたと 一緒にいられることが ただとても嬉しい♪』

昔、ボランティアで出会った人に教わった童謡の一節です。


さて、今週の火曜日、11月11日に、松実高等学園が11周年を迎えました。



中等部も高等部も、松実が11回目の誕生日を迎えた記念に生徒の皆さんが作文を書いてくれました。
学園に来る前の自分を振り返ったり、今の自分を考えてみたり、これからの自分に思いを馳せたり…。



私は、松実高等学園に勤めて7年目です。

初めて授業を担当した子が社会人になってる!早くも結婚してる子もいる!!
初めて担任した子が就職活動を頑張ってるらしい!大学院に進んだ子もいるらしい!働いてるらしい!
・・・などなど、何だか歴史を感じる今日この頃でもあります。

多くの子が3年間~6年間、短い子はたった1年間、長くて8年間、それぞれの人生のどこかで『松実』と接する時間が生まれて、

そこでは様々に笑いあり涙あり、怒りあり悲しみあり、喜びも成長もあり、そしてそれを感じられる幸せがあり…

松実に通ってきた生徒の数だけ、松実でのドラマが生まれてきたのだと思います。


卒業を迎えても『最終回』が訪れるというわけではなく、その後の日々も脈々と続いてゆくわけで…
でも、松実に来たからこそ得られた『何か』が、確実に1人1人にあるのだと、
みなさんの作文や過去の卒業文集を読んで実感するのです。


1度の出会いが、1人との出会いが、人生を豊かにし、彩ることがある。


私自身が、この松実にいながらにして、感じる言葉です。
まさに一期一会。ご縁に感謝の日々です。


数え切れないほどの分岐点を歩いて来て、意識してか意識せずか、望んでか望まずか、
あらゆる選択肢や可能性に導かれた結果、一緒に場を同じくすることになって、ここにいる。
それ自体が、ありがたいことで、嬉しいことな気がするのです。


1年365日×11年間=4000日。
おそらく、楽しいことばかりでなく、大変なことも辛いこともあったと思います。

でも、全部ひっくるめて、大丈夫!楽しい!充実してる!!自信をもって、断言できます。



さて、来週は、球技大会。来月は、クリスマスフェスティバルがあります。
年を越したらスキースノーボードや卒業旅行、そしてその間を埋める日常を過ごすうちに、あっという間に卒業式が。


まだまだ先の、しかし必ずやって来る『お別れという節目』のために、

そしてその先も歩み続けていく生徒1人1人の毎日のために、それと自分のために、

今ある1日1日を大切に過ごしたいと思います。


多くの出会いの場、成長の場を創ってくれる、そんな松実に感謝を込めて。



(奇しくも11日に31回目の誕生日を迎え、高等部の生徒からの寄せ書きと31箱のポッキーを頂いた)マリオより。