みなさんこんばんは。
今日は夏期休業前集会があり、明日からいよいよ夏休みを迎える節目の日でした。
どのような気持ちで、集会に臨んだでしょうか。
そしてどのような夏休みを迎えるのでしょうか。
4月の始業式から今日まで66日、登校日数がありました。
それぞれ喜怒哀楽を共有しながら、どうにか夏休みまでこぎつけましたね。
私は、教員9年目の年を迎え、いったい高等部で何ができるか、何をしたいか考え続けた66日間でした。
私の仕事は、授業して、生徒対応して、学園に来させて、行事に参加させて、進路指導して、高校を卒業させることです。
でも、私の「志事」は、もう少しあります。
教科書を教えるのではなく、教科書で生き方を伝える。
人に言えない思いも痛みも苦しみも丸ごと聴いて出来る限り受け止める。
学園に来れた日は抱きしめて、来られなかった日は次に会える日を気長に待つ。
ちょっと変なオーラを出している子には変なこと言って笑わせてみる。
行事ではお祭り騒ぎ担当で誰よりはしゃいで楽しみ方を教えて、
夢を見つけるヒントを出しまくり、見つけたら叱咤激励をする。
そして、卒業後も帰って来られる場所として学園に自分が居続ける。
今日は何人と語って、何人を励まして、何人を笑わせられたか考える。
逆に今日は何人の痛いところを突いて傷つけちゃったのか、泣かせちゃったのか、
怒ったり、嫌味を言っちゃったのかを省みる。
サマーキャンプもあるけれど、通常通り教室でわいわいする日はしばし先になった今日、
夏明けにはみんなの1ミリの成長にも喜べる『先生』として、
夏休み中、仕事以上の志事を広げてやっていきたいと思います。
みなさんも、充実した夏休みを過ごせますように。
(サマーキャンプは毎年しゃぼん玉持参)マリオより