夏の日差しが緩んで、秋らしい空と日向の温かさにホッとする日が増えてきました。
「青」ということばを辞書で引くと、『秋の空』という意味がでるのですが、
その記述に納得のゆくような澄んだ青い空を見て季節の変わり目を感じる中、
私たちは、まもなく前期を終えようとしています。
節目を節目として考えることができるのは、意識があるからこそであり、
自分のたどってきた道と、その道につけた足跡を振り返って考えるべきところがあり、
いろんな行事や前期試験、その間を埋める数え切れない日々の時間の中、
何を喜び、何を省みるか。
みなさんの今週の「振り返り」は、きっと半年後、今年度の「総まとめ」につながります。
充実した一日は、充実した眠りをもたらすように、
充実した人生は、充実した死をもたらす
―レオナルド・ダ・ヴィンチ―
死ぬとか生きるという概念はさておき、少なくとも今日の1日を、みなさんがすっきり眠れるように。
学園では、私にとって、あなたにとって、納得のゆく時間を共有できたらいいなぁと思うばかりです。
明日は「秋分の日」でお休みです。
秋晴れの青空を見上げて深呼吸したら、残り3日。
前期のまとめを、お互いにしっかりしましょうね。
(この秋は芸術の秋と称し、数々の展覧会や演劇に足を運ぶ予定の)マリオより