卒業生より、新しいステージへ

進路が決まらないまま卒業していった数名の生徒が、

３月・４月と学園に顔を出してくれた。

「悩みに悩んだ末、進学することにした！！」

と、嬉しい報告である。


だから、進学先に提出する証明書を発行してほしい・・・・。


気になる生徒ばかりだったから、その報告がなんとも嬉しい。


～卒業生より～

【なかなか学園に通えなかったＡ君】
　卒業後は、自分を変えるためにパソコン教室に通う。
　計画的に通えるようになり、資格を取ることによって自信がついた。
　同時に、情報の勉強がもっとしたいと思えるようになった。
　だからこそ、大学受験を志す。
　受験結果は見事合格。
　「先生、合格したから今度焼肉おごってよ！」

【頑張り屋のＳさん】
　２年間自分探しをしたけれど、結局は自分が踏み出すことが大切だと気付いた。
　アルバイトもしたけれど、やはり大学にいきたい。
　埼玉から飛び出し、東北で寮に入って生活をしたい。
　少し遅れたけれど、これからが私のスタート。
　「また学園に遊びにくるね」

【勇気をもって・・Ａさん】
　２年間、家にいてダラダラした生活を送った。
　もう二度としたくない。でも、勇気がでない・・・。
　専門学校の入学願書をポストに入れるまで、
　時間がかかったけど、もう過去を振り返らない。
　これが最後のチャンスかもしれない。
　親でなく、友だちでもない。自分自身で専門学校にいくと決断した。
　「卒業してからも面倒かけますが、これからもよろしくお願いします」


　一人ひとり自立していくスピードは違っても、
　確かに力強く歩んでいる卒業生。

　さすが、松実高等学園の生徒である。

　私たち、松実高等学園の職員は君たちの幸せを祈っている。
　次のステージでも、君たちらしく生きてくれ！
　　
　　Ｓ