松実ブログ

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授業参観日

2007年10月23日 20時13分10秒 | Weblog

2時間目の社会の時間は、校長先生と事務長先生に授業を観ていただきました。
アナウンスがなかったからか、はじめはAちゃん、Mちゃん、Aちゃんは少し戸惑っていましたね

本時のテーマは「公民:人権保障の国際的なひろがり」。
自由権、社会権、生存権、参政権、環境権、など9月から私たちが一緒に学んできた項目を含めた、
「人権の尊重」という考え方が国際的に広く承認されてきている経過、またそのねらいを
理解しよう、というものです。

人権を保障する上で、今、世界的な課題となっている環境破壊、エイズへの取り組み、
その中でも、「飢餓」について、資料を読みながら理解していく作業を試みました。


本日の資料で扱ったものは、
「世界がもし100人の村だったら?」(池田香代子、マガジンハウスより)です。

Aちゃんの「それ知ってるー」を皮切りに、ほかのみんなも本やテレビ等で知っているお話を話してくれました。

次回に持ち越した内容も含めて、一部を紹介します。



    人類統計比率を盛り込み、全人口を100人の村に縮小したらどうなるでしょう。
    その村には、

    標準以下の居住環境に住んでいるのは80人らしい。 
    文字を読めないのが70人とのこと。

    さらに、栄養失調に苦しんでいるのは50人。
    1人は死にそうなほどらしい。 

    高等教育(大学)を受け ているのは1人だけ、
    そして、たったの、そう1人だけが、コンピューターを持っているそうだ。

    縮小した全体図から私たちの世界を見るのならば、
    
    相手をあるがままに受け入れる、
    
    自分と違うことを理解する、
    
    そういう事実を知るための教育が、いかに私たちに、必要かは火をみるよりあきらかだ。 




あなたはこのパートをどのように読みましたか。

次回の授業では、みんなで話し合っていこうと考えています。クラスAのみんな、これからも様々なことを一緒に学んでいこうね。


メンバーのAちゃん、Mちゃん、Aちゃん、Aちゃんよりも、一番緊張していた教員H