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小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

わが音楽の師、皆川達夫先生。NHK=FM(バロック音楽の楽しみ)、AM「音楽の泉」

2012-11-16 | 音楽の楽しみ
高校時代、友人の紹介で聞き始めた、NHK-FM「バロック音楽の楽しみ」の放送開始が1965年という。私が聞き始めたのが1969年からであり、1985年に番組終了まで折に触れ、よく聞いた番組でした。朝早く、たしか午前6時からの放送でした。旺文社のラジオ講座を午前5時から1時間聞き、その後「バロック音楽の楽しみ」を聞くのが、高校時代の日課でした。同番組を紹介してくれたのは、S君で、後に中央大学法学部に進学し、今は弁護士をなさっています。もともと、小学校、中学校、高等学校と陸上一筋の私の、リラックス出来る時間が、この「バロック音楽の楽しみ」を聞くときでした。ヘンデル、バッハ、ビバルディ、パーセル、ダウランドなどの作曲家の音楽を熱心に聴き始めたのが、この頃です。大学に入学してクラシカル・ギタークラブに入部した直接的な背景は、この番組だったのだと、今頃になって気づきました。ポリフォニックな音楽好きはここから始まっていたのです。蛇足ながら、かのベートーベンも行き詰まりを感ずると、バッハの音楽を聞いたそうです。
 皆川先生は当時、立教大学の教授でしたが、慶應義塾大学でも教えていらっしゃいました。ただし、文学部の学生だけが受講できる講座だったので、直接教わることが出来なかったのが、返す返すも残念でした。
 現在でも「音楽の泉」を毎週日曜日の朝NHK-AM放送で担当されています。
あなたも、ぜひ皆川達夫先生の番組を一度お聞きください。
渋い声に、あなたもきっと皆川ファンになりますよ。


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女優、森光子さん亡くなる。享年92歳。

2012-11-15 | 日記
いつも、しっかりもののお母さん役が、似合っていた、森光子さんが心不全で亡くなった。筆者の思い出は「時間ですよ。」(スタジオドラマ)が思いで深い。
お風呂屋さんの番台に座る森さんの姿が懐かしい。
一つのことを愚直に続けることが如何に大切かを教えてくださった女優さんでした。
舞台「放浪記」はテレビ中継もされ、既に何回か放映されている。何時までも若さを保ち続けるすべをお持ちでした。
 どうぞ安らかにお眠りください。

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衆議院解散。11月16日、総選挙12月16日、東京都知事選同日選挙。日本の政治、明日はどっち?

2012-11-15 | 日記
第三極への集中を嫌ってか、野田総理、衆議院解散。
民主党の凋落ぶりは相当なもの。政権交代を実現した功労者の小沢氏はすでに民主党に在籍しない。今後あいつぐ離党者が続くものと思われる。
野田総理の判断は、時間が伸びるほど、第三極有利、民主不利と踏んでのことだろう。
民主不利、自民有利かと言えばそうとも言えない。
やはり、ここ暫く、この国は政治的混迷を深めることだろう。

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混迷を深める日本の政治。自民・民主ともに信頼に足らず。しからば、第三極はどうか?

2012-11-14 | 日記
・橋下大阪市長「週刊朝日」事件:
  橋下氏の出自を扱った連載記事の差し止めと、社長引責辞任。
  「〇〇維新の会」「維新八策」など「維新」という言葉が独り歩きしている?

・石原新党「太陽の党」:石原氏自身の小説「太陽の季節」と岡本太郎氏の「太陽の 
  塔」(大阪万博1970年)人気にあやかっての党名。

・河村名古屋市長の「減税日本」の国政政党実現。

・「みんなの党」(渡辺氏)、「国民が第一党」(小沢氏)


第三極をどやって結集するかが問題で、少数政党乱立の政治的混迷時代に日本は突入するのだろうか?

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鈴木自動車 北米市場からの撤退。

2012-11-14 | 日記
鈴木自動車が北米市場から撤退するという。(北米での生産中止)
急速な円高による収益性の悪化によるという。貿易(特に輸出)、あるいは現地生産の難しさを感じさせます。コストダウンの名手である鈴木自動車でも急速な円高は厳しかったのでしょう。

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小沢元民主党代表、無罪判決。(東京高裁)

2012-11-13 | 日記
色々考えさせられる、裁判でした。
最初から、悪玉シナリオを作成して、捜査にかかっていたとしか、思えません。
検察の捜査が公正かつ適切に行われることを、切に要望いたします。

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高等教育機関の「質の保証」について。

2012-11-13 | 高等教育機関
ユニバーサル化した、高等教育機関(大学を含む)の質をどうやって保証するかは結構重い問題です。大学全入時代を迎え、頭数をそろえる必要のある大学は、推薦、AO、センター、一般入試と色々な募集形態で、学生を集めています。今春、約40%の私立大学では定員割れを起こしているという。大学教育以前のところでつまずきを持つ学生の教育をせねばならないケースも当然あり、入学以前に予め高等学校の復習目的の課題を定期的に課す大学もあります。リメディアル教育と呼ばれるものです。理系で言えば、数学Ⅲの微分積分の課題プリントを定期的に入学予定者に課す大学が多いという。(特に推薦入学者に対する課題がよく出されている。)
 これは、日本だけの問題ではなく、EU諸国でも同種の問題を含めて、教育の質をどう保証するかが、問われています。
 そうした中で、注目されるのが「ボローニャ宣言、ボローニャプロセス」とよばれる一連の改革です。
 ボローニャ宣言は1999年の6月にEU27ヶ国の教育大臣が欧州高等教育圏の構築を目指して締結されたものです。
 その目的は、
①欧州高等教育圏の学生や研究者の流動を容易にし、研究や雇用の促進を図る。
②ヨーロッパ高等教育機関の魅力を高め、圏外からの人材流入を図る。
③UEの更なる発展のために、ヨーロッパにおける高等教育機関が質の高い先進的な知の
 拠点となること。
 
 これらの目的を具体化するのが「ボローニャプロセス」と呼ばれる背策であり、
①明瞭かつ比較可能な学位制度の確立。
②大学教育を学士課程3年と修士課程2年の2サイクル制にする。
③ECTS(European Credit Transfer and Accumulation System)を通した単位互換制度の
 導入と普及。
④学生、教員、研究者、職員の流動促進のための環境整備。
⑤教育の質保証を目指した域内における協力関係の推進。
⑥高等教育においてヨーロッパの特徴を強化する。
 などがあげっれる。

先日の、田中真紀子、文部科学大臣の発言にある「教育の質が問われる。」とは、以上を背景にした発言だったのです。

 

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アランフェス協奏曲(ホアキン・ロドリーゴ作曲)ジョン・ウイリアムス(ギター演奏)

2012-11-09 | 音楽の楽しみ
現代ギター界で成功を収めているジョン・ウイリアムスの演奏。(Youtubeで確認を!)
ジョン・ウィリアムも当年、70歳の大台にのり、まさに円熟期といえる演奏です。
つい最近、彼の出自について知りました。父はオーストラリア在住のイギリス人、母は中国人。どことなく、東洋の匂いのするところは、この辺りにありました。
数あるギタリストの中で、テクニックの安定度はNo.1と言えます。その彼の左手小指の美しさは天下一品です。人によって、無機的な音と酷評する人もいますが、お手本的な演奏です。バリオスの「大聖堂」ビバルディの「協奏曲」など名演奏を残しています。アランフェス協奏曲ではかのベルリン・フィルとも共演しています。
おそらく、彼の卓越したところは、難曲を難曲と感じさせないところです。
映画「ディアハンター」のテーマ曲演奏は、このジョン・ウイリアムスなのです。
技巧だけでなく、情感豊かな名演奏です。
話が長くなりました。
このアランフェス協奏曲は、盲目の作曲家、ロドリーゴの代表作であり、第2楽章は見余りにも有名で、皆さん良くご存知です。ジョンの演奏も聞き応えがあります。

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中国、韓国そして日本の将来。苦境に立つ日本企業。(シャープ、パナソニックその他)

2012-11-09 | 進路について
中国経済に翳りが見え始めた。とはいえ、世界経済の牽引車たる中国の動静は見逃せない。来週には、新しい指導者に交代する中国。「内需拡大と貧富の差解消」が当面の目標となろう。
中国の家電メーカーであるハイアール。パナソニックとサンヨーの合併で、ハイアールに転じた日本人技術者も多い。ここにきて、白物家電を扱う企業が、軒並み大きな損失を出している。他には、シャープ、ソニーが厳しい状況にあり、存亡の危機もささやかれ始めている。
一方、東芝はじめ、日立、三菱は不況が無縁のようである。これはどうしたことだろう。一度原因を考えて見よう。

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日本の航空機産業の将来は明るいか。(MRJとHondaJet)

2012-11-09 | 進路について
第二次大戦(太平洋戦争)後、日本の航空機産業は独自の航空機製造は暫く出来なかった。戦後20年を経て、YS-11がやっと認められた。そのYS-11も役目を終え、次期日本製航空機が待たれているが、その中にあって、表題の2機種が計画されている。

MRJ:三菱によるリージョナルジェット旅客機。
    ANA(全日空)が採用を決めている。

HondaJet:自動車の本田技研の子会社による、小型ジェット機。(当面日本での販
     はない。)先ごろアメリカでデザイン大賞を受けた。

詳しくは、それぞれの、ホームページをご覧下さい。

これから進路を考える中高生諸君も将来の就職先として航空機産業も視野に入れてはどうかと思います。自分自身が中高生の時に考えたことは「自分が活躍できる時期に、航空機を設計する機会はおそらく無いだろう。」でした。その結果は、まさに予想通りでした。しかし、今後は平和な空を飛び交う航空機産業は、ここ日本でも十分活躍の舞台があります。宇宙産業もまたしかりで、大いに期待できます。

HondaJetについて、一言。ジェットエンジンが主翼の上にある。え!?と思わせる。
         しかし、ホンダによれば、燃費その他20%以上の軽減効果がある
         と言う。常識にとらわれぬ、ホンダイズムがここでも、遺憾なく発
         揮されています。
          その昔、自動車はほとんどがFR車(フロントエンジン、リアド
         ライブ)であったが、ホンダは当初よりFF車(フロントエンジ
         ン、フロントドライブ)を推奨していた。
          爾来、気づけば世の大半がFF車になった。
         「先見の明」のホンダらしい実績です。他の航空機への影響が今か
         ら楽しみです。

         

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